その結果、生活も乱れ、仕事をすることも難しく、一日一日を無駄に過ごし、ゆっくりとではありますが確実に悪い方へと吸い込まれていく気がします。
鬱がすぐに治るようであれば、きちんと治るのを待って生活を整え、体力もつけて、仕事に申し込んで・・・という段階を踏むことも可能でしょうが、これは多分無理でしょう。
鬱がいつ治るか見通しが立ちませんし、治るのを待っている間に今の生活を何とか支えてくれている貯金もどんどん減っていきます。
こういう鬱の状況であっても、できる仕事をやって、少しずつでも収入を得ていかなければ、本当に生活が破綻してしまいます。
簡単ではないと思いますが、どれくらい大変なものなのか、練習してみることにしました。
以前の 日記 で「行動を起こしさえすれば何とかなるのでは」と書いたのですが、本当に何とかなるのでしょうか?
今日は午前 8 時過ぎに目が覚めました。このまま起き上がれれば良かったのですが、抑鬱感と疲労感が激しく動けませんでした。
とりあえず布団の上で、今日はこれから趣味の CG のプログラミングをやってみよう、と一応の目標を立てました。
うまくできたら、その絵を何かに使おう。
寝た切りの状態でストレッチをしたり、深呼吸をしたり、何とか起き上がれるように準備をしました。体を動かすのもだるいですが、リハビリだと思って。
並行して、CG でこんな絵を作りたいというイメージを考えてみました。けれども頭がぼんやりとしていて、考えが進みません。何もアイディアが出てきませんでした。紙と鉛筆が枕元にあれば、もしかしたら捗る (はかどる) かもしれません。
お昼を回って午後 1 時を過ぎたあたりから体が楽になり、起きることができました。ひとまず「起き上がる」という最初の段階はクリアーできました。
次は・・・コンピューターに向かっていきなりプログラムのコードを書くのは駄目でした。いつもの事とは言え、コンピューターに向かうのが怖いので。
さしあたり、大学ノートにプログラムのアイディアを書いてみました。CG を作成することが目的なので、絵を描いてみたり、ちょっと計算をしてみたり・・・ ノートに手書き、というやり方はコンピューターに向かうよりも敷居がかなり低く、割とスムーズに取り掛かれることがわかりました。
ノートにアイディアを書いている途中で線型代数の復習をちょっとやってみたりして、意外と楽しかったですね。
気持ちも、ゆっくりですがコーディングに集中できそうな感じになってきて、何となく嬉しかったです。
こういう感覚になることが今はとても少ないものですから。
これで夜 7 時くらいになりました。布団から起き上がるまで約 5 時間、プログラミングのためにコンピューターに向かうことができるまで、約 5 時間。合わせて約 10 時間・・・
そのままコーディングに入りたかったのですが、頭が疲れてしまいました。これは、心の体力とか、そういったものが不足しているということなのかな、と思います。これから地力を付けていこうと思います。
最初のトライアルなので、これくらいの時間が掛かるという目安がわかったことが良かったです。
このトレーニングをしばらく続けられるよう努力します。
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