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2017年09月19日

LaTeX: Theorem 環境での番号付け

練習問題の解を LaTeX で書いているのだが, 命題や補題などの番号付けの方法がわからなかったのでマニュアルを調べた.

"Using the amsmath Package".

この資料は AMS (American Mathematical Society) のサイトにあって "amsthm manual" で検索するとすぐ見つかる.

文書の中で,
\begin{align*}
\newcommand{\Mr}{\mathrm}
& \Mr{Definition}\, 1. \\
& \Mr{Lemmna}\, 2. \\
& \Mr{Proposition}\, 3. \\
& \Mr{Theorem}\, 4. \\
& \Mr{Corollary}\, 5.
\end{align*} のように通し番号で表示させたい.

上記文書には出だしのあたりにこのやり方が書いてあった. それはプリアンブル に

\userpackage{amsthm}

\theoremstyle{definition}
\newtheorem{mhthm}{Theorem}
\newtheorem{mydef}[mythm]{Definition}
\newtheorem{myprop}[mythm]{Proposition}
\newtheorem{mylem}[mythm]{Lemma}
\newtheorem{mycor}[mythm]{Corollary}

と記述しておけばよい.
※: プリアンブル (preamble) は LaTeX のドキュメントにおける \documentclass の直後から \begin{document) の直前までの領域で, ドキュメントクラスに対するカスタマイズの設定を記述する.

今回 Theorem 環境でやりたいことに関係しているのは \newtheorem の箇所だけで,


\theoremstyle{definition}


は定理や命題, 証明の文章が斜体文字で表示されてしまうのを抑制するために入れている.
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