脱水症状とは
脱水症状とは、体内の水分が不足している状態のことです。
水分不足によりさまざまな悪影響が体に生じ、不調をきたします。
重症度は脱水症状の程度によって異なります。
時には命に関わることもある危険な症状であるため、予防や治療が重要です。
脱水症状の治し方
脱水症状の治し方はシンプルで、楽な姿勢で水分補給することです。
その際
- 経口(口から)から
- 点滴から
重症度によって水分補給の方法が異なります。
経口摂取による水分補給
経口摂取による水分補給は、軽度〜中等度の脱水症状の場合に行います。
電解質を含んだ水分摂取を心がけましょう。
点滴による水分補給
点滴による水分補給は、重度の場合に行います。
重度の見分け方は、水分補給ができない、もしくは水分補給しても状態が改善しない場合です。
治し方の判断基準
治し方の判断基準は
- 軽度〜中等度:意識があり、自分で経口から水分補給できる
- 重度:ペットボトルのふたが開けられない・自分で経口摂取できない
に分けられます。
特にペットボトルのふたが開けられない状態は、運動機能が大きく低下していることがわかります。
速やかに救急車を呼びましょう。
脱水症状の治し方には、適した飲み物から水分を摂取することが大切です。
では、何を飲むと効果的なのでしょうか。
治療に適した飲み物を紹介します。
麦茶
麦茶は脱水の改善に必要なミネラルが含まれ、体内に必要な成分を効率的に摂取できます。
- 他のお茶のようにカフェインが入っていない
- 手軽に手に入る
- 子供でも飲める
などが特徴です。
スポーツドリンク
スポーツドリンクの特徴は、電解質が含まれており体内への吸収がよいことです。
- アイソトニック:ヒトの体液とほぼ同じ浸透圧
- ハイポトニック:ヒトの体液より低い浸透圧
の2種類に分かれており、運動の前後で飲み分けるとよいとされています。
運動前は、体液と同じ浸透圧のアイソトニック飲料を飲み、糖質やミネラルを吸収できるようにしておきます。
一方ハイポトニック飲料は、運動中や運動後など、発汗により水分が多く失われたあとに飲むとよいでしょう。
浸透圧が低いため、水分補給が迅速にできます。
経口補水液
経口補水液はスポーツドリンクよりも電解質が豊富に含まれています。
一方で糖分が少なく、水と電解質の吸収が速くなる作りになっています。
甘味が少ない分飲みにくさを感じる人もいますが、水分補給には最適です。
(¥175 / 本
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