ノンフライヤーとは
ノンフライヤーは、油を使わずに揚げ物をつくるためのキッチン家電です。ノンオイルフライヤー、エアフライヤーとも呼ばれています。フライヤーの中で熱風を発生させて、食材から出る脂分を利用してフライ調理を行います。また、余分な油は網で切ることができるので、カロリーを抑えてヘルシーな揚げ物に仕上げることができます。
ノンフライヤーと電気フライヤーの違い
ノンフライヤー(ノンオイルフライヤー、エアフライヤー)と似た名称の商品に、電気フライヤーという商品があります。ノンフライヤーは、調理に油を使わないのに対し、電気フライヤーは、油を使用して調理を行います。電気フライヤーは、熱源に電気を使うため、ガスコンロがない場所でも使うことができます。電源をつなげれば調理ができるので、食卓をはじめ、屋外など様々な場所で
揚げ物調理をすることができます。
油を使わないため揚げ物がヘルシーに仕上がる
ノンフライヤーは、調理に油を使わないため、低カロリーな揚げ物を楽しめます。食材に元々含まれている油を利用することで、おいしさを閉じ込めながら、ヘルシーな揚げ物に仕上がります。
火を使わないため安全に揚げ物をつくれる
ノンフライヤーは、電気を利用して熱風での調理を行うので、火を使わずに揚げ物をつくることができます。温度と時間を設定しておくだけで調理が完了するので、安全かつ手軽に揚げ物をつくれます。
油汚れが少なく調理後のお手入れ・片付けが簡単
ノンフライヤーは、使用後の油汚れも少ないのが特徴です。通常の揚げ物調理であれば、残った揚げ油の処理が必要ですが、ノンフライヤーなら油を軽く拭き取った後は食器と同じように洗うことができます。食洗機対応の商品であれば、更に後片付けが簡単です。
焼く・煮るなどの調理に対応したタイプもある
ノンフライヤーには、揚げ物をつくることに加えて、焼く、煮るといった調理が可能な商品もあります。ステーキや焼き魚などの料理をつくったり、ケーキなどのお菓子づくりに活用することができます。
ノンフライヤーを使うデメリット
バスケットに入り切る量しか一度に揚げられない
ノンフライヤーは、バスケットに入り切る量しか一度に調理できません。1人暮らしの場合は、容量が少なくても問題なく使えますが、家族の人数が多い場合は複数回に分けてつくる必要があります。
油で揚げるよりも調理に時間がかかる
ノンフライヤーでの調理は、高温の油を使って揚げる通常の調理に比べると、時間が長くかかるのが特徴です。およそ10〜30分ほどで完成するレシピも多いですが、場合によっては30分以上かかるものもあります。
本体を置くためのスペースが必要になる
ノンフライヤーを設置する場合は、キッチンや食卓などで、事前にスペースを確保しておく必要があります。本体サイズは商品によって異なりますが、小さくても幅や高さが25cmほどあることが多いため、比較的大きなスペースを使うことになります。
ノンフライヤーの選び方
容量は1人あたり1Lを目安に選ぶ
ノンフライヤーは、2L程度の容量の商品が多く販売されています。1人分の調理に使用する場合は1L前後、4人分以上の調理に使用する場合は3Lや3.5Lの商品がおすすめです。人数の多い家庭の場合は、2段調理ができ2倍の量を調理できるダブルレイヤー付きのものや、大容量の商品がおすすめです。
グリル・ローストなど対応している調理方法で選ぶ
ノンフライヤーには、フライだけでなくベイクやロースト、グリルなどの調理方法に対応している商品もあります。様々な調理機能が搭載されている商品は、ステーキや焼き芋、スイーツづくりなどにも活用でき、料理の幅を広げることができます。
温度調節はできるだけ細かく行えるものがおすすめ
ノンフライヤーには、強と弱の大まかな温度設定のみの商品や、ダイヤル式で温度を細かく調節できる商品などがあります。食材や料理に合わせて適切な温度で調理したい方には、細かく温度設定できる商品がおすすめです。温度調節機能をチェックする際には、最低温度と最高温度もあわせて確認しましょう。
内釜が食洗機対応なら後片付けの手間を減らせる
ノンフライヤーは油を使わずに調理できるため、一般的な電気フライヤーよりもお手入れの手間が少ないです。ただし、定期的にお手入れしないと、網が劣化して破損や故障の原因になってしまうこともあります。フライヤー内の網を取り外しやすい商品や、汚れが落ちやすい素材を使っている商品など、メンテナンスの手間がかからないものがおすすめです。
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