サっとお湯を沸かしたい人は沸騰時間の速さ
電気ケトルを日常的に使うならできるだけ沸騰時間が短いものがおすすめ。今回の検証では実際に500mLのお湯を沸かして沸騰するまでの時間を計測しました。評価が★4.5以上なら沸騰時間が早く、使いたいときに待ち時間なく使えますよ。
3分30秒前後で沸くものが多かったのですが、大石アンドアソシエイツの「Russell Hobbs Tケトル 7106JP」は500mLのお湯が2分3秒と一番早くお湯が沸きました。これなら時間のない朝にも、サッと温かい飲み物を用意できますよ。
ほかにも、タイガー魔法瓶の「5SAFE+ PTQ-A100」と象印の「電気ケトル CK-SA06」も沸騰するまでの時間が短かったのでぜひチェックしてみてくださいね。
注ぎ口の形状は主に3タイプ。用途に合わせて選ぼう。
電気ケトルといっても注ぎ口の形は大きく異なり、三角口・鶴口・細口の主に3タイプに分かれます。注ぎ口の形状によっておすすめの使用シーンが変わるため、チェックしてくださいね。
カップ麺やインスタント食品などに使うなら三角口・鶴口のものがおすすめ
カップ麺やカップスープを作ったり、鍋での調理に使うお湯を時短のために電気ケトルで沸かしたりと、一度に大量のお湯を注ぎたい人は、注ぎ口が三角口または鶴口のものを選びましょう。注ぎ口が大きいので一気にお湯を注げますよ。
また、ハンドルがコの字型であればさらに使いやすいでしょう。この形のハンドルは手から抜けにくいので持ちやすく、大量のお湯を注ぐ際にも安定感があります。
おいしくコーヒーや紅茶を淹れたいなら細口が使いやすい
主にコーヒーのドリップで使いたい人には、注ぎ口が細いことが重要です。細口の注ぎ口からはお湯がスーッとなめらかに出るので、狙った場所に正確に注げ、湯量を細かく調節できます。繊細な操作が必要なコーヒーのハンドドリップもしやすいでしょう。
また、設定した温度に沸かせる商品だとよりおいしくコーヒーを淹れられるのでこだわりのある人は温度調節機能が搭載されているものがおすすめ。コーヒードリップに最適な温度は90~95℃といわれており、 味がしっかり抽出できるうえ、雑味も出にくいでしょう。
温度調節機能は、設定できる温度が10℃単位で決まっているものと、1℃単位で細かく設定できるものがあるので使い方に合わせて選んでみてください。
マイベスト キッチン・白物家電・ヘルスケアチームマネージャー
古川雅一
赤ちゃんのミルクは、世界保健機関・国連食糧農業機関によって70℃以上のお湯で作ることが推奨されています(参考:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン)。ただし、電気ケトルは 一度沸騰させてから温度を下げるのではなく直接設定した温度になるので、ミルク作りに使うには、一度沸騰させたお湯を冷まして使うほうがよいでしょう。
赤ちゃんやペットがいるなら転倒湯漏れ防止構造と二重構造があるかチェック
熱湯を扱う電気ケトルは、安全性も重要。特に子どもやペットがいる家庭では、安全機能が充実したものを選びましょう。
安全機能のなかでも特に重要なのが、転倒湯漏れ防止構造と二重構造。子どもがうっかり触ったり倒したりした際のやけどのリスクを最小限に抑えられます。今回の検証で、沸騰したときの本体の表面温度を測ったところ、特に安全構造ではないものは99℃近くまで熱くなり、二重構造がある商品は約50℃以下と触ってすぐにやけどをするほど熱くはなりませんでした。二重構造があれば気づかぬうちに触れてしまってもやけどを防げるでしょう。
さらに、より安全性が高まるのが、蒸気レス(蒸気セーブ機能)・空焚き防止機能・自動電源オフ機能の3つです。いずれもやけど・湯漏れの防止・火事を防ぐうえで重要な機能・構造といえるのでチェックしてみてください。
電気ケトル 温度調節付 ケトル グースネック 電気ポット 800ml 湯沸かし器 ステンレス 自然保温力 空焚き防止機能 保温 沸いたら自動でオフ コーヒー用 コーヒードリップ スリムノズル 細口 保温機能付き ハンドドリップ j-00005
電気ケトル 温度調節付 ケトル グースネック 電気ポット 800ml 湯沸かし器 ステンレス 自然保温力 空焚き防止機能 保温 沸いたら自動でオフ コーヒー用 コーヒードリップ スリムノズル 細口 保温機能付き ハンドドリップ j-00005
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