お酢の代表的な効果効能に殺菌・防腐効果がありますが、健康に良い食品としても知られています。
具体的にどのようなことが体に効果をもたらすのか、またお酢の種類や飲み方のポイントについて説明します。
お酢の健康効果は?
生魚をお酢でしめて食べることで食中毒を予防し、お酢で冷蔵庫内などを清掃すると雑菌の繁殖を防ぐことができるといったように、昔からお酢は生活の知恵として利用されてきました。
またお酢は健康面や美容面でも素晴らしい効果をもたらしてくれるのです。
健康維持・美容効果
お酢にはアミノ酸が豊富に含まれています。アミノ酸はたんぱく質の材料であり、私たちの体はたんぱく質などによって作られているため、人間にとって必要不可欠な成分なのです。
アミノ酸は、体内で免疫力、体力や筋力の向上、集中力の向上といった健康維持や生命維持活動に欠かせない働きのほかに、美肌・美髪効果などの美容にも作用し、またリラックス効果もあるとされています。さらに、酢酸と同様にダイエット効果も期待できます。
疲労回復効果
柑橘類にはクエン酸が豊富に含まれ、レモンやミカンなどの酸っぱい果物を食べると疲労回復効果があることはよく知られています。
お酢が体内に入るとクエン酸に変換されるので、お酢を摂ることで、血行を促進し疲労の原因となる乳酸を分解する効果があるといわれています。
お酢を摂るときのポイントは?
お酢が健康に良いからといって、大量に摂取すればすぐに効果があるというわけではありません。
お酢は殺菌効果が強いため、空腹時に過剰に摂取すると胃が痛くなることもあります。ストレートで飲むタイプのお酢は食中か食後に摂りましょう。
酢の物やマリネ、ピクルス漬けなど、お酢を料理でも使いこなしたいですね。
最近なんとなく疲れやすい・・・と感じている方は、ぜひお酢を食生活に取り入れてみてください。
最近の健康志向の高まりで、スーパーやインターネットのサイトでは、ご紹介した種類以外にもたくさんのお酢が販売されています。
お酢の酸っぱさが苦手な方でも飲みやすい、甘いドリンクタイプもありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。