『アサシン クリード オデッセイ』がやや“肥大化”していたという批判を受け、『アサシン クリード ヴァルハラ』はほかのいくつかのシリーズ作品よりも規模が小さくなり、プレイ時間も短くなる。
Ubisoft Middle Eastのコミュニケーション責任者であるマレク・テッファハはTwitterでこの情報を明かした。同氏は「本作はシリーズの中で最長のゲームにも最大のゲームにもならないでしょう。開発チームは批判に耳を傾け、制作に取り組んでいます」と発言している。
『アサシン クリード オデッセイ』の壮大なスケールと60時間以上に及ぶボリュームは多くの人に評価されたが、あまり意味のないコンテンツが多く、重要なイベントの合間の移動に時間がかかりすぎるという批判もあった。IGNによる『アサシン クリード オデッセイ』のレビューでは「主要キャラクターがようやく登場するときは、すでに興奮が覚めているのだ。そこに到達するのに、ギリシャ全土の半分にわたって6時間も無駄な努力をしなくてはいけなかったからである」といった欠点が指摘されている。
前作より小さくはなるものの、『アサシン クリード ヴァルハラ』は小さいゲームにはならない。今年3月、クリエイティブ・ディレクターのアシュラフ・イスマイールは本作がノルウェー地域のほか、「イングランドのかなりの面積」を占める4つのイングランドの王国をフィーチャーしていると話した。
『アサシン クリード ヴァルハラ』が密度の高いゲームになることを期待しよう。ヴァイキング集落の建設から魚釣り、狩猟、ラップバトルまで、プレイヤーはゲーム内でやることがたくさんあるようだ。