デルのVostro 15 3000 (3581) (以下、”Vostro 15 3581”)は、15.6インチの液晶ディスプレイを搭載したビジネス向けノートPCです。DVDを利用可能な光学ドライブを搭載するほか、映像出力としてHDMIとVGA (D-sub15ピン)に対応。リーズナブルながらもノートPCに求められる主要な機能に対応しています。
DELL Vosteo 15-3000シリーズ(3558)レビュー
15.6インチ・ビジネスノートのVosteo 15 3000シリーズ(3558)をレビューする。Broadwellベースだが、今回のレビューでは互換により前世代Haswellのプロセッサを搭載している。導入コストを下げたCeleronやPentium(2015年の最新Broadwell設計)を始め、スペックをやや高めにしたいユーザーにはHaswell設計のCore i3やi5(Uシリーズ)が選べる。このUシリーズは、超低電圧・低消費電力なのでバッテリーの持ちがいい。
光学ドライブを搭載し、基本的なインターフェースを実装したスタンダード装備。モニタ出力にはVGA端子があるので、古い機器が使われるオフィスでも対応できる。非光沢画面なので長時間の仕事でも目に優しい。テンキーを装備しており、数字入力を多用するビジネスでは重宝できる。
デザイン的な特徴としては、テクスチャ立体加工の天板とパームレストを取り入れている。予算の目安は4万円台から6万円台あたり。以下、今回レビューしたVosteo 15-3000(3558)の構成。
2015年7月論評 Haswell設計 Broadwell設計 |
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カスタマイズ例 |
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2015年7月時点のレビューとなる。 時期や供給状況、注文状況により異なるため、最新情報は上記リンク先へ!
Vosteo 15-3000(3558)の、テクスチャ加工デザインと装備インターフェース
材質と質感では一般的なポリカーボネート(工業プラスチック)ではあるが、天板にはストライプ状の凹凸があり、マイクロ・ストリップと呼ばれるテクスチャ加工がされている。傷にも強いらしく、持ちやすい設計になっている。
側面、エッジ部分は光沢処理がされており、非光沢の天板面と変化をつけている。
Vosteo 15-3000(3558)の背面や前面に端子の配置はなく、前面の左端に「電源・バッテリライト(兼)HDDライト」を配置。これは、Fn + Hキーで使いたいほうのライトに切り替えることができる。スピーカは底面に向かって傾斜面になった場所に配置している。なお、スタンダードノートとしてわりと薄型デザインの印象を受ける。
左右側面の装備端子
右側面にはヘッドセット端子、USB2.0端子×2基、光学ドライブ、セキュリティロック・スロットを配置。
左側面には電源コネクタ、LAN端子、排気口、VGA端子、USB3.0端子×1基、SDカードスロットを配置。
この実機では、45WのACアダプタを付属。Vosteo 15-3000(3558)本体は最小構成で2.24kgとあるが、この実機では2.331kgであった。ACアダプタと電源ケーブルを含めると、2.605kg。
15.6インチ非光沢画面
ビジネスノート向けであるため、非光沢液晶となっており目に優しい。15.6インチ画面に1366 × 768の解像度を搭載している。ディスプレイベゼルにはWEBカメラを内蔵。
価格帯からしてTNパネルだと思われる。ちょっとした左右角度からの視野角には問題ないが、上下からだと色度変移は避けられない。これはTNパネルとして一般的な仕様であるが、通常の用途では気にするレベルではない。
2箇所にヒンジ。ディスプレイはここまで開く。
底面とモジュール部
底面にあるリリース・ラッチをスライドすると、バッテリーをH外せる。下半分はモジュールカバーで閉じられており、ビスを外せば内部の一部パーツにアクセスできる。
2.5インチHDDベイ、無線LANカード、2基のメモリスロットにアクセス。
2.5インチHDDがマウンタによって固定されている。
SO-DIMMメモリスロットを2基実装しており、省エネタイプのDDR3Lが採用されている。このVosteo 15-3000(3558)実機では4GBを1枚装着中。この左端には無線LANカードを搭載した様子。
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