ライフ イズ ストレンジ
ライフ イズ ストレンジ: シネマティックトレーラー
2016年3月3日にスクウェア・エニックスから発売された「ライフ イズ ストレンジ」。
時間を巻き戻せる能力に目覚めた女子学生「マックス」の青春を描いたアドベンチャーゲームだ。
プレイヤーは主人公「マックス」を操作して、全寮制のブラックウェル高校での学生生活を送っていく。
本作は"バタフライ効果"がテーマになっており、過去をやり直したことで変化するその後の展開を予測しながらプレイする必要がある。
《プレイ後の感想》
館内で入手するビデオの登場人物としてプレイするモードも怖い。
主人公が使う時間を巻き戻す能力はゲームらしい能力だが、本作ではそれが主人公マックスの恋愛、学校での友人関係、現状への苛立ちなどを“青春”を際立たせるツールとして見事に機能している。
ストーリーが進むと「前回のライフイズストレンジは」から始まる前話を振り返る演出もドラマ性の強い本作と相性が良い。いつでタイムリープ系のゲーム性と青春というテーマをミックスした物語は本作ならではで「◯◯っぽいゲーム」が思いつかないほどオリジナリティに溢れている。
たとえ時間を戻して目の前の物事を解決したとしてもその後大きなズレが生じて大事件に発展するかもしれない、といういわゆるバタフライエフェクトの理論をうまく物語に取り込んでいる。
自分の行動が誰にいつにどういった影響を与えてしまうのかドキドキしながらプレイできた。ただ、思ったよりもサクッと終わってしまうのが唯一の残念ポイント。
おすすめポイント
- 過去に戻れるシステムとバタフライエフェクトをイメージしたストーリーが楽しい。シュタインズゲートが好きな人は特にハマれる。
- 全体のボリュームが少なめだが、マルチエンディングなので何度もプレイしたくなる。(レビュー部:かとう)
『Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)』とは?
出展 : 2015, 2016 Square Enix Ltd. : Life is Strange | SQUARE ENIX
フランスのゲーム制作スタジオ「DONTNOD Entertainment」が開発し、「スクウェア・エニックス」からグローバル版が発売されたポイント&クリックのアドベンチャーゲーム。
2016年日本ゲーム大賞のデザイナーズ大賞を受賞しています。
本作は、プレイヤーキャラクターとなる女子学生(マックス)を操作し、道行く人々や様々なオブジェクトから情報を集め、ゲームを進めていきます。
会話や行動には、複数の選択肢が存在し、1つの問題に対して様々なアプローチが可能となっていて、そういったゲーム中のひとつひとつの行動がストーリーに影響を及ぼし、エンディングが変化します。
未来を変える、巻き戻りシステム
出展 : 2015, 2016 Square Enix Ltd. : Life is Strange | SQUARE ENIX
さらに、ストーリーの途中で発現する以下の特殊能力によって、通常のアドベンチャーゲームには無い、アクションゲーム的な面白さが加わります。
・時間を少し巻き戻す能力
・対象の写真撮影時にタイムリープする能力
面白いのが、時間の巻き戻しに主人公の存在位置と所持するアイテムが適用されない点。
このルールによって、例えば、「侵入したい部屋の鍵を何らかの方法によって開錠し、部屋に入った状態で巻き戻す=鍵を開けずに部屋に入る」といったことが出来るのです。
つまり、「いかに能力を上手く使って問題を解決出来るか?」が、『Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)』の醍醐味なのです。
アドベンチャーゲームなのに、落ちてくる岩石を直撃前に巻き戻して回避したり、状況の推移を観察して巻き戻り予言じみた行動をとってみたり、プレイヤーが考えうる能力を使った行動に対して、ある程度結果が用意されているので、プレイする度に発見があります。
『Life Is Strange(ライフ
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