BIOHAZARD 7 resident evil Gold Edition グロテスクVer. – カプコン
心臓が弱い人は要注意。臨場感バツグンのVRホラー!
ハリウッドで実写映画化もされたサバイバルホラーゲーム「バイオハザードシリーズ」。本作はPSVRに対応したゲームソフトで、主観視点によるプレイは臨場感抜群です。グラフィックは実写と見間違えるほどリアル。本当にその場所に居るかのような究極のホラー体験ができます。
本製品は、ゲーム本編の『バイオハザード7 レジデントイービル』に加えて、別売りダウンロードコンテンツ『BANNED FOOTAGE Vol.1&Vol.2』、そして本編のエピローグにあたる『End of Zoe』を収録した完全版。無料配信されている新エピソード『Not A Hero』を合わせれば、バイオ7のすべてを遊びつくすことが可能です。
ただし、タイトルにグロテスクVer.と付いているように、暴力表現が過激なバージョンとなっています。残虐シーンが苦手という方は、多少マイルドになっている通常版がダウンロード限定で販売されていますので、是非そちらをプレイしてみてください。
初代バイオの様な”歩く恐怖”が再び!
バイオハザード7では初めてアイソレートビューと呼ばれる主観視点(いわゆるFPS視点)になったことで、「いままでのバイオハザードとは別物になってしまうのでは?」という心配がありましたが、全然そんなことはありませんでした。
バイオハザード7は正真正銘バイオハザードですね。むしろ良い意味で初代バイオハザードを思い起こさせてくれます。ただ、4作目以降のようなガンシューティング系統のバイオしか知らない人は「こんなのバイオじゃない」と思うかも知れません。
- 舞台が薄暗い館であること
- レリーフなどを使った仕掛け
- 貴重な銃弾と回復アイテム
などなど、とにかく1作目に通ずるものがあるんですよね。「主観視点で初代バイオをやったらこんな感じなんだろうな」と思わせてくれる仕上がりなんです。
これほどまでに”その空間をただ歩くだけで恐いバイオハザード”は久しぶりです。むしろ、この恐怖は1作目以上、シリーズ史上最高だと断言できます。勿論それは先の展開を知らないからそう感じるわけなので存分に楽しみたいなら事前に人のプレイ動画は見ない事をオススメします。
2. 主観視点かつシームレス化したことで緊張感は更に高まった
反対意見の人もいるとは思いますが、やはり主観視点したのは正解でしたね。なぜなら、「自分がそこにいる感覚」が体感できるので恐怖が段違いだからです。
ただ主観視点になっただけではなく、全てのマップがシームレス化(画面切り替え無し)したことで没入感が圧倒的に高まったんですよね。
シームレスだから「常に敵に追われている緊張感」が味わえますし、「ゲーム特有の空間の区切り」で興ざめすることもありません。もちろん安心して休めるセーフルームもあるので「もう恐怖に耐えられない!」と思ったら逃げ込むこともできます。
特に恐怖感がヤバかったのは序盤の館ですね。館の主であるジャックの猟奇的なふるまいだけでもプレイヤーは恐怖するわけですが、そいつが館を徘徊しているんですよね。こういったいつ鉢合わせするか分からない恐怖はホントやばいです。しかも相手は不死身なので倒しても蘇ります。すぐ蘇るわけじゃなくて忘れた頃に蘇るのがミソ。予測のつかない恐怖はなかなか精神的に追い詰められます。
3. VR完全対応で極限の緊張感を楽しめる
バイオハザード7の目玉の一つでもあるVR完全対応。私はまだPSVRを購入できていないので、正確な感想は言えないのですが、バイオハザード7のアイソレートビューはVRの為の視点だと思うんですよね。
なぜ、あえて主観視点ではなくアイソレートビューという言葉用いたのか、その理由は絵作りにあります。バイオハザード7の主観視点は他のゲームの主観視点よりも「モノがプレイヤーに近い」んですよね。
例えば、猟奇おじさんジャックがナイフをプレイヤーの口に差し込んできたり、至近距離まで顔を近づけてきたりです。とにかくVR映えする演出が多用されているんですよね。また、館という閉所が舞台になっているのもVR対応を意識したからだと思います。VRでは狭くて壁が近い場所はよりリアルな空間にいるように感じられるからです。
VRを体験したことがある人は分かると思いますが、「自分がその空間に本当にいる感覚」は革命的なんですよね(私はGear VRを所有)。あんな猟奇的なおじさんが徘徊している空間に入り込んだら10分として耐える自身がありません…(笑)
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