七赤金星中宮の日の鑑定法
一、金融、掛合事、縁談等にての迷いあり。
一、住所、業務の変更にての迷い、悩み。
一、世話事、周旋事にて悔む。
一、旅行、病気、移輯等あり。
本命一白水星の人の事象
七赤金星
総合象意
七赤金星を兌とする。
兌は方位にして西であり、西を秋とし、秋は五穀や果実の成熟する時期である。それは収穫を意
味する。その収穫は、収入であり、金である。兌を金とし、悦びとする所以である。
また、兌は、食物をロにしてよろこんでいるかたちをあらわす文字で、すなわち、「悦」である。
ゆえに、兌を笑いとし、たのしむとし、饗宴、宴会とする。
兌は口であるから、言説を述べることも象意とする。ロは、たのしめば歌となり、悪くすると舌
禍をまねき、争論となり、かつ、世間の風評、評判となる。
兌の争いは、金銭上の争論であり、借金の紛争である。
兌を少女とし、また、兌を沢とする。沢とは山と山との間に水の流れているところで、ゆえに、
象意として、窪地、低地、沼沢地をあらわす。
中央において全盛をきわめた人の運勢も、乾に入って陽運が陰運に向かうことになったが、西の
兌宮にきて、いよいよ運勢も衰退に向かう。西は秋であるから、万物はすでに実をむすび、しだい
に葉が黄ばみ、枯れていく。太陽が西山に没するごとく、運勢もしだいに沈んでいくのである。ゆ
えに、経済活動も、失費多くして収入これにともなわぬということになるのである。
しかし、兌は金銭の宮であり、収穫によって得た金があるから、まだ金銭には困らぬのである。
悦びの星とし、飲食の星とし、金銭の星とする。
〔総 説〕
現金、金談、利息、一家団槃、食事、笑い、口論、雄弁、説明、色情、社交、華やか、散財、誘
惑、舞踊、ぜいたく、手術、剣難、巧言令色、中傷、頑迷、欲張り、盗難、盗心、媚態、等。
〔人 物〕 ’
少女、妾、歌妓、芸人、芸者、料理屋の女、女給、酌婦、妊婦、非処女、低脳者、講演者、砂の
人、びっこの人、不良少女、等。
〔人 体〕
ロ、肺臓、呼吸器、歯。
〔病 気〕
口腔疾患、歯痛、胸部疾患、神経衰弱、口熱、梅毒、花柳病、生理の滞り、創傷、打撲症、等。
〔業種と職業〕
講演家、金融業、製菓業、米穀業、食品業、飲食店、料理店、喫茶店、質屋、外科医、歯科医、
花柳界、弁護士、銀行員、芸者、ハンドバック袋物業、等。
〔品 物〕
刃物、鍋釜、バケツ、ナイフ、フォーク、楽器、半鐘、釣鐘、医療機械器具、工作金具、等。
〔場 所〕
花柳界、バー、キャバレー、飲食店、遊技場、講演会場、講堂、結婚式場、沢、窪地、沼沢地、
低地、溝、掘穴、塹壕、水溜り、溜池、井戸、養鶏場、鶏小屋、鶏肉屋、等。
〔食 物〕
肉、スープ、玉子、焼鳥、コーヒー、紅茶、牛乳、ココア、アイスクリーム、汁粉、甘酒、氷
水類、酒、ビール、その他、食べもの類一般。
〔動 物〕
羊、猿、鶏、豹、水鳥い沢鳥の類、等。
犬〔植 物〕
秋に咲く草花、月見草、桔梗、尾花、藤袴、撫子、女郎花、しょうが、からし菜、沼沢地帯に生
える植物一般。
〔天 象〕
秋、西風、雨、いままで好天のものが雨になった象、天気変わりやすし、荒模様、黄昏。−−、
〔雑 象〕
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悦ぶ、なげく、歌う、口論、傷つく、剣。
〔時 間〕
意象 酉の刻、午後五時から午後七時まで。
四、九の数。それに関連して、十四、十九、二十四、三十四、四十四、五十九、等。
〔色 彩〕
白色。
〔味〕
辛味。
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