管理人のゆうすけです。
先日、骨内異物除去術を受けてきました。
昨年の2月に自転車で落車して、左の鎖骨を粉砕骨折しています。
その際、折れた鎖骨を繋ぎ合わせるために、チタンのプレートを使い、ボルトで固定していました。
1年かかって骨癒合も進み、もう取り出してもいいんじゃない、ということで、抜釘したのです。
その手術が「骨内異物除去術」です。
手順は入れる時と逆です。
前回切開した箇所を、もう一度切り開き、鎖骨にネジ止めしてあるプレートを取り外します。
取り出したら、切り口を縫い合わせて終了です。簡単ですね。
手術時間は約45分ぐらいでした。
手術当日の午前中に入院受付をして、そのまま病室に案内されて、昼食抜きで午後3時ぐらいまで待機します。途中から点滴(最初は普通のリンゲル液)が始まります。
時間になったら手術着(病院が用意するガウン状の服)に着替えて、手術室入場。
手術台に寝て、心電計や点滴(麻酔が加わる)、血圧バンドなどが装備されます。
麻酔が効き始めたら手術開始。でも今回は完全に意識喪失するレベルの全身麻酔ではなかったので、術中はほぼ起きていました。
麻酔は全身麻酔と局所麻酔を併用しました。意識レベルは「なんか眠い」ぐらい。声も聞こえるし、局所麻酔をブスブス刺すときは「痛いよー」と泣いてました。
ものすごく痛くはないけど、それなりに痛い手術です。前回は昏睡してたので、まったく記憶がないんですけど。
特に痛いのは、プレートを留めているネジを外すときです。骨には麻酔が効かないので、まるで骨にドリルを逆回転で打ち込んでいるみたいです(事実そういうことをしているのですが)。
「げるごげがご」とか唸ってました。4か所ぐらいネジがあったので、かなりの拷問でした。
手術後は、そのままレントゲン室に直行して、記念撮影です。
その日は普通に夕食を食べて、お泊りでした。6人部屋だったので、すげえイビキ野郎が一晩中グゴゴゴってイビキまくり、別の誰かが「うっせえなあ!」と一晩中怒っていた。素敵な一夜でした。
翌日は朝の回診があって、そのあとはすぐに退院。追い出されるようにして帰ってきました。
切開の後がまだ痛いのと、骨のネジ穴がまだ塞がっていないのとで、しばらく安静にしています。
あと10日程で抜糸です。
| 取り出したプレートとネジは、記念に貰いました。 レントゲン写真は術後のものです。 鎖骨部分にこのプレートが入っていました。 サイズ比較にリップクリームを置いてみました。 |