2017年05月18日
Mr.Children25周年ベストアルバム発売!!歴代シングルCD売上ランキング公開!!
今週の総合アルバムチャート“Hot Albums”では、Mr.Childrenが配信限定でリリースしたベストアルバム『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』と『Mr.Children 2003-2015 Thanksgiving 25』がワンツーフィニッシュを飾った。
このアルバムは、1992年5月10日にアルバム『EVERYTHING』でデビューし、25周年を迎えた、2017年5月10日に配信限定リリースとなった。
1stシングル「君がいた夏」〜35thシングル「足音 〜Be Strong」まで(36thシングル「ヒカリノアトリエ」は配信済み)のシングル楽曲を中心とした50曲を「1992-2002」「2003-2015」の2つの年代に分けて配信する。
ジャケットはこれまでの作品をコラージュしたものに。それぞれ25曲収録、2500円(税別)で、来年5月9日までの1年間限定リリースとなる。
90年代中盤にブレイク以降、00年代、10年代とシングル・アルバム共に類い稀な数のヒットを長期にわたり飛ばしており、幅広い世代に支持される国民的バンドはCDの売上枚数も驚異的でした。
TOP10をまとめてみたのでご覧ください。
≪Mr.ChildrenシングルCD売上ランキング≫
第10位 終わりなき旅 107万枚
1998年発売
前作から8ヶ月ぶりのシングル。13thシングル「Everything (It's you)」発売後に突然の活動休止宣言をしたが、本作で本格的な活動を再開した(ただし、活動休止期間中に14thシングル「ニシエヒガシエ」を発売している)。
3rdシングル「Replay」以来となる横向きのデザインのジャケットである。また、カップリング曲と表題曲が同じアルバムに収録された初のシングルでもある。
オリコンチャートでは、「Everything (It's you)」以来、2作ぶり通算10作目のシングルミリオンセラーを達成となった。累計売上107.0万枚。2016年10月現在、Mr.Children最後のシングルミリオンセラー作品。
第9位 Everything (It's you) 121.7万枚
1997年発売
前作から約半年ぶりのシングルで、突如発表された活動休止の直前に発売された。デビューアルバム『EVERYTHING』と直接の関連はない。オリコンチャートでは11thシングル「花 -Mémento-Mori-」以来、2作ぶり通算9作目のシングルミリオンセラーを達成。累計売上は121.7万枚。
この頃から作詞・作曲の際に「Kazutoshi Sakurai」、または「KAZUTOSHI SAKURAI」の表記が多くなっている。
メンバーはこの頃が一番長髪だったとベストアルバム『Mr.Children 1996-2000』のライナーノーツに記している。
第8位 everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- 124万枚
1994年発売
前作「Tomorrow never knows」から僅か1ヶ月後に発売されたシングルで、Mr.Childrenのシングルでは前作との間隔が最も短い。
4thシングル「CROSS ROAD」から4作連続となるミリオンセラーを達成した。累計売上は124.0万枚。なお、本作発売の前週の1位は「Tomorrow never knows」(2週連続、通算3週目)で、Mr.Childrenは本作と併せて3週連続でオリコンシングルチャート1位を獲得している。
第7位 CROSS ROAD 125.6万枚
1993年発売
初回盤はジャケット写真の「CROSS ROAD」の文字が金色だが通常盤は黄土色となっており、中のプラスチックの色も初回盤は黄色、通常盤は白という極めて僅かに違いがある。
オリコンチャート初登場9位を獲得してMr.Childrenのシングルでは初のTOP10入りを果たすと、ドラマのタイアップ効果などもあり94年1月24日付で最高順位の6位を記録。その後も20位台を推移し続けて94年4月18日付のオリコンチャートで累計売上が100万枚を突破し、シングル・アルバム通じて自身初のミリオンセラーとなった。最終的な売り上げは125.6万枚。チャートイン数は50回でシングルでは自己最長記録である。
この曲で1993年末から94年前半にかけて『ミュージックステーション』『ポップジャム』に初出演した。
第6位 花 -Mmento-Mori- 153.9万枚
1996年発売
前作から約2ヶ月ぶりに発売されたシングルで、1曲のみの収録だったため500円で発売された。
4thシングル「CROSS ROAD」から8作連続でミリオンセラーを達成。累計売上は153.9万枚。また、本作が2週連続1位を獲得した1996年4月29日付のオリコンチャートで、2ndアルバム『Kind of Love』の売上が100万枚を突破した。
第5位 【es】 〜Theme of es〜 157.2万枚
1995年発売
前作から約5ヶ月ぶりのシングルとなるが、この間に桑田佳祐と桑田佳祐&Mr.Children名義でコラボレーションシングル「奇跡の地球」をリリースしている。4thシングル「CROSS ROAD」から5作連続でミリオンセラーを達成した。累計売上は157.2万枚。 ちょうどこの日がデビュー3周年である。
第4位 シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 181.2万枚
1995年発売
前作から3ヶ月ぶりのシングル。4thシングル「CROSS ROAD」から6作連続でミリオンセラーを達成した。累計売上は181.2万枚。ジャケットには簡素な猿のイラストと田原の字でタイトルが書かれている。桜井はジャケットに猿の絵を使った理由を「映画(『【es】 Mr.Children in FILM』)も一件落着して新たな気持ちでリスタート、猿の気持ちでリスタート」と語っている。
Mr.Childrenでは2週目の売り上げが最も高く一番安定した売上推移だったシングルで、Mr.Childrenでは最高記録(合算週を含んでいない)のオリコンチャート3週連続1位を獲得し、オリコン集計におけるノンタイアップシングル歴代1位の売上を記録した。また、3週目の1位獲得と同時にオリコン集計によるシングル総売上が1000万枚を突破した。
本作で発生する「CD売上金」や「印税」は全て発売年の1月に発生した阪神・淡路大震災の義援金に充てられた。
第3位 innocent world 193.6万枚
1994年発売
前作から約7ヶ月ぶりのシングル。前作のロングヒットで知名度を大きく上げた状況での発売となった。
シングル・アルバム通じて初のオリコン週間チャート1位を獲得、その後2ヶ月足らずで100万枚を突破し1994年度のオリコン年間シングルチャート1位を獲得。本作のヒットによって過去の作品が再びチャートにランクインするなど大きな相乗効果も生まれた。最終的には193.6万枚を売り上げ、Mr.Childrenのシングルでは6thシングル「Tomorrow never knows」、10thシングル「名もなき詩」に次いで3番目に高い累計売上を記録している。
1994年の第36回日本レコード大賞で大賞を受賞したが、メンバーはオーストラリアで「Tomorrow never knows」のPV撮影のために授賞式を欠席するという異例の事態になった。代わりに所属レコード会社トイズファクトリーの代表でアマチュア時代のMr.Childrenを発掘した稲葉貢一が授賞式に出席しトロフィーを受け取った。以降9年間、日本レコード大賞に関わることはなかったものの、2004年に26thシングル「Sign」で10年ぶりに再び大賞を受賞した時は、メンバー全員が授賞式に出席した。
元阪神タイガースの筒井和也が主催試合での登場曲として、2008年から2014年まで使用していた。
第2位 名もなき詩 230.9万枚
1996年発売
前作から約6ヵ月ぶりに発売されたシングル。4thシングル「CROSS ROAD」から7作連続でミリオンセラーを達成した。累計売上は230.9万枚。
オリコンシングルチャートでの初動売上は当時の歴代最高となる約120.8万枚を記録し、オリコン史上初となる初動売上のみで100万枚を突破したシングルである。本作は月曜日の発売だったため店によっては流通の関係上前週の金曜日から販売されているところもあったが、全て発売週の売上として集計された。
Mr.Childrenのシングルでは6thシングル「Tomorrow never knows」に次いで2番目に高い売上を記録。オリコンの集計では1996年3月25日付にてCHAGE and ASKA以来2組目となるシングル2作目の200万枚突破を達成するとともに、オリコン史上3組目となる2度目のシングル年間1位を獲得した。
ジャケットは桜井の舌に「NO NAME」と書かれているもので、このジャケットを友人に見せたところ「もうインディーズじゃないんだから」と笑い飛ばされたという。
なお、次のシングル以降は、表題曲のインストゥルメンタルバージョンは収録されなくなる。
第1位 Tomorrow never knows 276.6万枚
1994年発売
前作「innocent world」から約5ヶ月ぶりのシングルで、4thアルバム『Atomic Heart』がロングヒットを記録している最中に発売された。
初動売上は約67.0万枚と前作の約20.6万枚を大幅に上回り、発売から3週目で累計売上が100万枚を突破し、4thシングル「CROSS ROAD」から3作連続でミリオンセラーを達成。最終的な売り上げは約276.6万枚で、Mr.Childrenのシングルでは現時点で最大のヒット作となっている。また、トイズファクトリーで発売されたシングルとしても最多である。
CDシングルでは歴代8位の売り上げであるが、年間1位は獲得していない。これは当時のオリコン年間チャートが12月 - 該当年11月までの集計であったため、発売日と集計期間の関係で1994年度(22位)と95年度(4位)にまたがってチャートインしたためである。
本作と「innocent world」の大ヒットによって、過去の作品が再びチャートにランクインする等の大きな相乗効果が生まれた。
この曲で、HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMPに初出演を果たした。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6278771
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック