いみじのあんちの徒然なるままに

BSテレ東の「ハチナイ」です。
バットは折れ トンボは壊れ バックネットには穴が開き…同好会の予算では道具や用具の維持がそろそろ限界だ。
部への昇格を考える里高野球同好会。
しかし、部に昇格する為には、生徒会の審査を通過しなければならない！
審査を担当するのは ２年の九十九伽奈。あおいたちと同じクラスの伽奈は学年トップの成績で運動神経も抜群！唯一の欠点は、コミュ障…
そんな伽奈が見かけたのは…
「なんでここに生徒会が？」
やって来たのは夕姫の小学校の頃の先輩、倉敷舞子。バイト中に小学生に絡まれていた夕姫を助けた事で、偶然再会。夕姫に誘われ体験入部する。
小学校の頃はドッジボールで活躍した舞子は、ピッチャーの適性があるようだ。
だが、伽奈に見られていると思うと
「やっぱりやめておくわ。今は正式な部になれるかの審査中なんでしょ？色々面倒なのはごめんよ」何か訳あり？夕姫や岩城先輩の体を張った慰留に思いとどまる。
舞子は、深夜に街を歩いていて何度か補導歴があった。その理由は不明…
それもあって伽奈を警戒する舞子
「なによ？」「楽しそうだなと思って」「はぁ？言いたい事があるならはっきり言えば！」「もう言ったけど」「私が気に入らないって事！？」
突っかかる舞子を夕姫が止めに入る
「気に障ったのなら謝るよ」



野球をする楽しさに目覚めた舞子。
だが そんな舞子がまたしても補導される！
両親の不和から居場所を失った舞子は深夜に街を彷徨っていた…
学校に呼び出された母親が転校を切り出す
「勝手なこと言わないで！」「舞子！」「何が私にとってよ！全部アンタたちの都合でしょ！母さんも父さんも！いつまでこんな事に付き合わなきゃいけないの？いい加減振り回されるこっちの身にもなってよ！もう、うんざりよ！もう…私の居場所を奪うな！」
伽奈が屋上で舞子を見つける。
「本当の事を話すべきだ。誤解されたままでいいのかい？」「分かったような事言わないで！」「分かるよ 見ていたから。君は同好会にいるべきだ…みんなといる倉敷さんは楽しそうで。とてもいいなと思って」「だから何よ！」「だから…私は君に…笑顔でいて欲しいんだ」「…！」「本当はどうしたいか君の気持ちを教えて」
舞子は反省文提出の軽い処分に。それは、伽奈の必死の演説のおかげ！昇格審査をクリアした野球同好会に２人が入部した！

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