いみじのあんちの徒然なるままに

BSテレ東の「八月のシンデレラナイン」です。
東雲龍の入部で、ついに９人になった。
そんな中、翼が「ねえ、試合しない？」
他校との練習試合を提案する。里高野球同好会は、できたばかりの急造チーム…
勝てる見込みは薄いが、ようやく試合ができることで部員たちは嬉しそう。
試合に向けてポジションを決めたり、ユニフォームを作ったりと準備を進める。
練習試合の相手も決まりみんなが張り切る中、龍は浮かれ過ぎだと危惧するが…


桃子先生が見つけてきた練習試合の相手は
隣町にある清城高校の女子野球部。男子は甲子園の出場経験もある強豪校だ。
１回表、マウンドに立った龍がのびのあるストレートで３人を三振に仕留めると、
その裏、先頭打者の綾香の打球はサードの前！だが綾香の俊足が相手のエラーを呼び出塁！続く勝負師・あおい先輩が犠打！３番翼がヒットでランナー１、３塁！迎えたバッターは龍！ストレートを狙うが変化？崩されながらもヒットし１点先制！
初めての得点にベンチが沸く！だが…
清城女子のエース神宮寺小也香はスライダーを武器に後続を断つ！エラーが多かった清城女子だったが、それは外野と内野が入れ替わっていた？本気モードになった清城女子はその後得点を許さず、ストレートしかない龍を打ち込む！
「不慣れなポジションの練習と一巡目の打席を捨ててピッチャーの球筋を見極める練習。清城は初めから目的を持って戦っていたのよ。私たちとは意識が違い過ぎる。試合をする前から負けていたのよ…」
試合は、５回コールド負け…
翌日、部室には翼と智恵の２人だけ…
「みんな来ないね」「少し遅れてるだけだよ」「私のせいかな？」「そんなこと！」「みんなにとって初めての試合だったのに一番浮かれちゃってたのは私だったのかなって…」
元気だけが取り柄の翼が落ち込む…





グラウンドで２人きりで練習していると、みんなが来てくれた！試合の総括で各々が反省を口にする中、翼は…
「ごめんなさーい！みんな来てくれないと思ってた」「何で？」「あんな負け方をしたから？」「私 考えなしにみんなを盛り上げちゃって」「試合したいって言ったのは私たちもですよ」「翼 背負いこみ過ぎだぞ！もっと信じろ仲間を！」「うん！」
元気を取り戻した翼はみんなと円陣を組む
「「「「「「ファイ！オー！」」」」」」
「でもやっぱり超悔しいー！」

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