本日はこちら「ヨークス アイランド エクスプレス」のレビューです。
本作は2Dプラットフォームタイプのアクションゲーム、わかる言葉で言えばいわゆるメトロイドヴァニアに属する探索ゲーです。しかし、戦闘らしい戦闘は無く、代わりにピンボールで探索するという一風変わったゲームなのですが。
すげぇ楽しかったです。
ピンボールといえばなかなかシビアなプレイヤースキルを要求され、狙ったところにピンポイントで撃ち続け、どこまでスコアを伸ばせるか、なんていうイメージがあるかもしれませんが、本作はそこまでコアな作りではなく、ピンボールらしいギミックもきちんと存在しながら、戦闘は無し、ゲームオーバーも無し、実績によって無茶な縛りプレイも要求されない、そんなカジュアルなデザインになっています。
そこへ陽気でポップでありながら、ほのぼのとした非常に癒されるBGMや登場キャラクター、そして主人公Yokuの愛らしい仕草と、すごくリラックスしながら島の隅々まで探索することが出来ました。
若干、プープーうるさいので階下の家族が不思議がってましたけど(笑)
探索ゲーらしく本作には数多くの集め物があり、能動的にはジャンプすらできないYokuをピンボールと物理の法則を用いながら攻略していくのはすごく新鮮でした。
マップには全ての収集物の位置を始め、クエストの目的地なども表示されるのでコンプは楽な方です。
一部、セリフをすっ飛ばしているとわかりにくいギミックもあるかもしれませんが……。色も大事だよってゆう。あとキノコかな。
残念ながらローカライズはされてないんですよね。全年齢対象っぽい実にユニークで実にカジュアルで日本でも好まれそうなんですけどね。
と思って調べてみたらPS4だとバッチリ翻訳されてるみたいです。
毎度この仕様、納得いかぬ……。
Steamみたいにさ、言語MODくらいはユーザーが自由に作れて共有できるシステム入れてくれないかな、マジで。そうすればさ、作り手はローカライズに金掛ける必要なくなるし、一言語だけ入れて配信しても全世界で売れるようになるし、下手な機械翻訳より優秀な有志のお陰でプレイヤーも大満足。
Win-Winじゃん。
各言語MODは追加コンテンツとして有料でもいいさ。
それはさておき、良い感じに頭を使いつつ、良い感じに指も使いつつ、そして最近癒されてねぇなと感じている人に是非ともお勧めしたい作品でした。
↓タイトル表示の演出が神ってる。森だけじゃなくてステージもバラエティがありますよ。
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