おはようございます。あるへです。
本日はこちら「トゥーワールド2」のレビューです。
かつて本作が発売すると発表され、Sacred2に心酔していた私は、「10000を超えるサブクエスト」との煽り文句に度肝を抜かれ、一も二もなく予約したんですよ。
おっかしいなぁ、あれから10000という数字は見なくなり、代わりに1000通りのクエストという表記を見かけ、でも実際プレイしてみると1000にも届かないような……。
確かに1万と読んだはずだったんだけど、やっぱり見間違いだったのかなぁ。一万と読んだ人、います?
公式サイト
ですが騙されたという感覚は特にありません。数々のゲームをプレイしてきましたし、現実の世界での誇張や演出過多にも嫌になるほど触れてきましたから、それならそれで、普通に楽しもうと思ったわけです。
私の好きなB級洋RPGジャンルですし。
しかし、当時の私はまだまだ忍耐が足りなかったようです。
ゲーム自体は中盤から「ああこれクソゲーだ」と認識しつつもそれなりに楽しめました。
そして実績も意識しつつ着実にクエストを潰していったのですが、終盤まで進んでようやくクエストの幾つかがバグで出現していない&進行不能に陥っていることに気づいたわけです。
進行不能クエについてはある程度まで進んだものの、そこから先のイベントに進展せずにNPCが待機している状態でした。
これ以降のイベントはまだ時期が来ていないか、フラグが足りないのかと思って別のクエを潰しにいったんですよね。そのまま忘却の彼方へ……。
もう一つはゲーム序盤から、確か掲示板あたりに張り出してあるクエストで、長めのギルド関連のクエストへと繋がるものなのですが、その一番初めとなるクエストが雲隠れしてしまっていたがために、まったく気が付かずに終盤まで進んでいてしまったのです。
何かがおかしいと気づいた時には後の祭り。もう一周やり直す気力は湧かず(実績ダンジョンシーカーのため丸一周やり直す必要がある)、さらにはもうこれ以上この気持ち悪いゲームをやりたくない思いでいっぱいになり、ソロでも攻略できるマルチプレイマップも一切手を付けずに売り払ってしまったのでした。
たしか、発売直後だったのでいい金になったはずですが、後になって考えれば考えるほど、これは痛恨の失敗でしたね。
現在では捨て値で買い戻すことも可能ではありますが、一度フルプライスを支払ったクソゲーをもう一度買って、200程度の端(はした)実績を取るというのはどうにもその気になれない。例えばAmazonで買うとしても、それが1円で売っていたとしても、送料まで考えるとうーん……、中古ゲーム屋へ寄って500円で売っていたとしてもやっぱりうーん……。
そんなこんなで未だに後悔の残るゲームです。
コメントで「ゲームは売る派? 持っとく派?」との質問をいただきましたが、私が売る派から持っとく派に転身したきっかけの一つが本作なんですよね。
一度手放すと物理的には十分に可能でも、よっぽど好きでもない限り再び手に入れるというのは結構きつい気がします。
本作はよくある普通の(笑)B級洋RPGで、気合が入っているのは序盤だけ。竜頭蛇尾なストーリーラインもテンプレです。
唯一異色なのが魔法を自分で組み合わせて作り出せる、というところでしょうか。SFCの「The Last Battle」なんていう、存在を知ってたら相当なゲームマニアなソフトにこれと似たようなシステムがあって、当時の私はハマりました。
まぁ、本作の私のプレイは脳筋ビルドで臨んだので魔法使いプレイの楽しさは見出せませんでしたが。
とにかく本作での注意点はバグの一言です。
そしてこのバグり方が、気持ち悪くて仕方ないのです。
まるで生理的嫌悪からどうしても好きになれない「何か」に出会ってしまったような気分です。
ああ! もやもやする!
せめて所持さえしていたら! やり直したいと思った時期は何回もあるのに!
実績コンプには人を集めてマルチプレイが必要という事案が、ジレンマに拍車を掛けます。
P.S.
昔誰かが言ってました(たしか2ch。情報が無いゲームは2chなんかも読みますが、書き込みしたことはありません)。
このゲームの唯一の美点はマントがあることだと。
本作には装備品としてマントという部位が存在し、装備するとひらひらと格好いい背中のマントを装着することができるのです!
これはなかなか格好良いです! その代わり、一部の頭装備を被ると、せっかく作った髪型が消失し、もれなく禿頭になりますぜ。
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