おはようございます。あるへです。
本日はこちら「ベルベットアサシン」のレビューです。
確か本作も好きなステルスジャンルということで予約購入したはず。
結論としてはわざわざ予約せずとも安くなってからプレイすれば良い程度の質と量でしたが、基本はしっかりしており、安定したステルスアクションでしたので不満はありません。割と今でも記憶に残っている良ゲーでした。
本作は実際の歴史に登場する一時代を舞台にした作品で、主人公も実在した女スパイだということです。
ただ、ゲーム中ではそこまで詳しく歴史や彼女について語られたり、蘊蓄が披露されたりはしませんでした。
ですので、この時代の歴史に詳しければあるいはにやりとできるかもしれませんが、不勉強な私にはさしてぐっとくるものはありませんでした。
ゲーム部分ではステルスゲーとして基本の出来ている印象でした。本作では「影」が重要なファクターとなり、影に潜むことで敵の目を欺けます。
ステルスキルに関しても結構殺し方がえぐいですね。血がぶしゅーとかそういうグロではなくて、地味だけどぞっとするような描写になってます。
他にも一部シーン限定ですが、変装なんかが出来て、ドキドキしながら敵の間を歩いた記憶があります。
そんな感じで、十分楽しめたので市井の反応も悪くないです。ですが、それゆえにラストの強制ドンパチシーンは意見が分かれるようです。
個人的にはこれまでの流れが気持ちよかったのでNG派です。
また、丁寧に雰囲気を作り上げてきたゲームでもあるので、エンディングの描写には突き放された感覚が残りますね。
戦争の虚しさや個人の限界を表現したいのかもしれませんが、あくまでエンターテインメントであることをお忘れなきよう。
特に本作は雰囲気ゲーでもあり、世界観を楽しむタイプのゲームでもありますから、余計にしっくり来る終わり方の方が合っていると思います。
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