イタリアンな日々Primo

今日のチーズは「カチョカバロ」

カチョカバロは
カチョが「チーズ」
カバロが「馬」という意味です

形はスカルモルッアの形と同じ形で
ひょうたん型の形です

ただ、作り方は違います
スカルモルッアは、モッツアレラチーズの形を変えて、熟成・燻製させたものですが、
カチョカバロは、袋に詰めたまま、発酵、熟成させるのが特徴です



ただ、吊り下げられている時は、どちらがどっちのチーズが見分けがつきません

このチーズ、作り方に色々由来があるんですが、
中でも面白い話は、



牛乳を運んでいた商人がいました、
馬の腰に沢山袋を付けて運んでいましたが、
揺れて、牛乳が固まってしまいました

それに気が付かず、運び続けてしまったので、
とうとう、発酵してしまいました

その商人は、その固形になってしまった牛乳が勿体無いという事で、
それを食べました

すると、以外と美味しくて、
牛乳の代わりに、そのチーズを売ったそうです


この話の中ですごいのは、商人が捨てずにチーズを食べた事ですよね
普通なら、気持ち悪くて食べられないと思います

このチーズの食べ方ですが、
そのまま、たべてもいいですが、
少し、厚めに切ったチーズに塩コショウをして、
フライパンで焼くと美味しいです

外は、カリッと、中は、とろけるチーズみたいになります

このチーズは、日本でも作られていて、手に入る可能性は高いと思うので、
見つけたら、買ってみてください

花畑牧場　カチョカヴァロ 新品価格 ￥980から (2012/5/28 00:15時点)

今日のワインは「ラクリマ・クリスティ」です

このワインにも面白い伝説があるので、紹介します



その昔、神によって天国から追放された大天使サターンは、天国の土地を一部持ち去り、逃げ出しました。その途中、サターンは盗んだ土地を落としてしまい、その場所にナポリの街が出来ました。

しかし、街の人々は悪徳の限りを尽くします。ナポリの悲惨な様子を、天上から眺めていたキリストは、あまりの悲しさに涙を流しました。するとその涙が落ちたところから葡萄の樹が生えてきて、素晴らしいワインが生まれたのです。

この伝説が、「ラクリマ・クリスティ」の名前の由来です。19世紀にナポリを訪れたゲーテは「ラクリマ・クリスティ」を飲み、なぜキリストはドイツで涙を流してくれなかったのだろう、と嘆いたというエピソードもあるほどです


今回のワインは、赤ワインですが、同じ名前の白ワインもあるので、白ワインが好きな人はそちらをどうぞ

ラクリマクリスティLacryma Christi キリストの涙(La cryma Christiラクリマクリスティー) 南イタリア赤ワイン2010年 07608サングレゴリオ社 新品価格 ￥2,300から (2012/5/28 00:16時点)

ここからは返信です、皆さん訪問＆コメントありがとうございます

メッタシンさん
ナポリタンも美味しそうでしたよ
ごちゃごちゃしたこの記事よりは、メッタシンさんのブログの方が分かりやすいと思いますよ

Tomさん
わざわざ、訪問して確認してもらいありがとうございます（笑）
トマトソースのパスタも美味しいですが、他のソースも美味しいですよ

タテキョーさん
ミートソースとボロニェーゼの違いは、英語かイタリア語の違いです
ボロニェーゼは、幅の広いパスタを使わないといけないとも言われてはいます

inaliさん
生パスタも難しいですよね
乾麺の方が、日本人には合っているのかもしれないですね

datenohokoriさん
ぜひ、挑戦してみてくださいね
ミンチとトマトがあれば簡単に出来るパスタソースですよ

ayanaさん
カザマッタの白ワイン、飲んでみてくださいね
ただ、飲みすぎてayanaさんの頭が吹っ飛ばないようにしてくださいね（笑）

勘太さん
日本では、丸い細長いスパゲティの方ばかりですもんね
イタリアでは、幅が広いパスタの方が食べられていますよ

らくこさん
レストランで、幅の広いパスタって注文しないでくださいね（笑）
あと、残念ながら、らくこさんの体のお肉は食べれませんよ（笑）

みーさんぽさん
ボロニェーゼとボロネーゼは同じです、発音の仕方が違うだけです
これからも、時々ブログを見に来てくださいね

けいちゃんさん
けいちゃんさんのパスタの方が美味しいと思いますよ
自分が作るパスタは、自己満足で終わりますから（笑）

FXトレーナーさん
おじんさんの家はだんだんイタリア化してますね（笑）
今度から、週7回のパスタに挑戦してください

安魚（やすうお）さん
ぜひ、作ってくださいね
ミンチは、大きくしてもいいし、細かいほうが好きなら小さくしてもいいですよ