そこそこ、フィギュアスケートfanの私にとって、真央ちゃんの不振は、
来るべきして来たな〜という感じだったよ
今季、一番絶好調だった、安藤美姫ちゃんは、一番の不振がちょうどトリノオリンピックだった
国民からしたら、税金使って、不振な人を送り込むなんて・・・
真央ちゃんの年齢が達していたら・・・
なんて、思ったときでもあったよね。私もそうだった・・・
ただ、美姫ちゃんは、モロゾフコーチに代わって、劇的に変わった
精神的に、格段に強くなった
インタビューを聞いていると、それがよくわかる。
美姫ちゃんは、結果の悪い時は、自分の不調さを猛アピールする、
見ている側には、なんとも気分が悪い、ネガティブ思考者だったのよね
まあ、今でも真央ちゃんや佳菜子ちゃんよりは、若干ネガティブさは残るけれども、
自分の好調さと、自身が垣間見えるものになっている。
そして、美姫ちゃんと真央ちゃんの共通点は、ジャンプが得意だということだ!!
美姫ちゃんは、幸か不幸か、4回転が跳べてしまった・・・・
そして、真央ちゃんは3アクセルがトレードマーク・・・となってしまった・・・
当然、観客はそれを期待してしまうため、本人もそれを見せることが自分の義務
のように感じてしまうんでしょうね・・・・
そのために、二人の不振時の滑りを見るとよくわかるけれど、
1回目のジャンプまでの溜めが長くて、演技に集中できない感じ・・・
その後も、やっぱり得意とするジャンプが気になるのか、
途中の演技は指先まで集中できず、演じているというよりは、
ジャンプまでの時間をもたしているという感じなんだよね
今の真央ちゃんは、復活したとはいえ、その感じは拭えない
でも、美姫ちゃんは、今季そのロボットのようにカクカクだった腕の動きが、
女性らしいしなやかな動きと変わり、演技全体に流れが出ましたね
お見事!!っていう感じです。
これからの、真央ちゃんの課題は・・・
エンターテイナーになれ
ということなのかな??って。私は感じています。
その、エンターテイナーという部分では、村上佳菜子ちゃんの方が上を行っているよね
荒川静香さんは、トリノの金メダルは、
プロスケーターのエンターテイナーになる為に欲しかった
と、言っていたように、彼女は滑りでもそうだけれど、衣装も独創的だった
要は、魅せることに重点を置いていたような気がします。
これの最たるは、キムヨナちゃんなんだろうな・・・って思う。
そして、美姫ちゃんは、今年ここに近づいてきたような気がします・・・
でも、真央ちゃんは、まだここに到達していない感じなんだよね
今の、真央ちゃんのプログラム編成は、競技者としてのプログラムであって、
高得点を取るための、ジャンプとステップに気が取られて、
なかなか、その間の流れがスムーズではないように、感じ取れてしまうのは、
私だけでしょうかね・・・・
だからこそ、これからの真央ちゃんには、もっとエンターテイナーとして、
技だけではなく、表現力を磨いて、魅せるスケートを楽しんで欲しいと思います。
そして、魅せる
という中には、衣装も含まれると、私は思っている。
鮮烈なデビューを飾った佳菜子ちゃんは、スケートそのものも素晴らしいけれど、
ショートの、あのポップなドット柄の衣装は、曲とのマッチングも素晴らしく、
演技そのものを、引き立ててくれたような気がしている
でも何故か・・・
真央ちゃんは、衣装に恵まれないな・・・・と私は個人的に感じているの
バンクーバーの時も、キムヨナちゃんが、ショートで黒で007に合わせ、
フリーでは、とても冴えたブルーで、女性らしいしなやかさを引き立たせた
でも、真央ちゃんは、ショートもフリーも赤と黒・・・・
しかも、首や肩の周りに、モコモコしたものが付いていて、スッキリしない。
重たい感じがする・・・・
これってね、見てる側だけではなく、着て滑っている本人にも、
何かしら心理的影響は与えないかしら????
今回の、日本選手権でも、エキシビションに着た衣装のほうが、
フリーの曲には合っていたような気がします・・・
というより、私なら、今回のフリーの曲なら、
水色と白のコンビネーションで衣装を作ってあげたいけどね・・・
さらに、昨シーズンなら、赤と黒を使うくらいなら、
エンジ色とゴールドを使ったほうが、荘厳なイメージが出せたと・・・・
なんかね・・・
真央ちゃんは、実力に見合った、スタッフに恵まれないのかな???
なんて、ちょっと感じてしまいます。
でもね、真央ちゃんももう二十歳!!
そろそろ、自分を魅せる方法が、段々と分かってくるお年頃??
さらなるステップアップに、期待したいと思います