風船堂ブログ

　ホテルでの　企業催事

　宴会前の表彰式で

　天井に吊した　　1000個の風船を

　散らしながら　　決められた位置に


　落とすという演出


　スタッフに指示を　出しながら


　風船をバランス良く

　入れて行きます。
　　

　

　「記念になるから
　　　写してあげる」

　　まだ、あまり会って

　　いない頃

　　あいこが写してくれました。


　　梅田のトップホットシアターという

　　劇場です

　　

　　入って間もない頃

　　簡単な役で

　　師匠に出させて頂きました。


　　拍子木をからぶりして

　　ホットブラザーズ師匠が

　　ズッコケル　あたりのシーンです


　　少し長い期間やるネタだったので


　　道頓堀にあった

　　角座という

　　大きな劇場でも

　　出させて頂きましたが


　　お客さんの前で

　　やる恥ずかしさよりも


　　師匠と同じ舞台でやる

　　なんとも言えない

　　重圧感が

　　恐かったです。
　　

　　一緒に住みだして

　あいこは　近くの大手企業（今のNTT）へ

　アルバイトに行っていました。


　そこで

　同じバイトに来ていた方で

　あいこを　とても

　大事にしてくれてた方がいて


　セミプロのカメラマンで

　あいこは　お兄ちゃんお兄ちゃんと

　慕っていました。


　「あのね、お兄ちゃんが

　　誕生日のお祝いに

　　六甲山で写真を写して

　　あげるって言うの　」


　「フーン、風景写真かいな？」


　「セミヌード」


　「セミヌード？」　


　　「若い時に写しておいたら

　　　いい記念になるからって」

　　「なんて返事したん？」
　
　　「彼になんでも相談しているから

　　　聞いて見るって言ったの」　


　　　「この時代に

　　　　そんなハシタナイ事するか？」

　　　　
　　　　じゃ、私が　年とって

　　　　身体がブクブクになって

　　　　お腹が出て

　　　　しわくっちゃ　の女になっても

　　　　ずっと　そばにいてくれるの？

　　　　
　　　　「‥それはわからんけど」　


　　　　　若い時は

　　　　　まだ、こんなに

　　　　　ましだったのょって

　　　　　言えるでしょう

　　　　　証拠写真よ。


　　　　「わかったわかった

　　　　　俺がこの部屋で1枚か２枚

　　　　　撮してやるよ」


　　　　　まーちゃんが撮してくれるの？


　　　　　「俺しかいないやろ

　　　　　　大事な彼女の肌を

　　　　　　知らん男に見せられるか」


　　　　　　その場は

　　　　　　なんとか　説得して


　　　　　　おさまりましたが


　　　　　　あの時代でも

　　　　　　カップルで

　　　　　　写真屋さんで

　　　　　　記念のセミヌード写真を

　　　　　　とってもらう方も

　　　　　　稀でもいたように思います。


　　　　　　誕生日が近づいて来た頃


　　　　　　「いつ撮してくれるの？」

　　　　　　「何が？」

　　　　　　「記念のお写真」

　　　　　　
　　　　　　　自分の体型を考えて見てよ

　　　　　　　推計で　1トンは　あるだろう


　　　　　　　「いらんやろ、写真なんか」

　　　　　　　「いる」　


　　　　　　　　風呂から出たときに

　　　　　　　　ついでに　１，2枚パチリ


　　　　　　　　「でも、これどこで現像

　　　　　　　　　してもらう、近くだと

　　　　　　　　　恥ずかしいな」


　　　　　　　　　「大切な所は
　　　
　　　　　　　　　　みんな隠してるけど

　　　　　　　　　少し恥ずかしいね」


　　　　　　　　　遠くの町まで

　　　　　　　　　1人で電車にのり

　　　　　　　　　知らない写真屋さんに

　　　　　　　　　行く事になりました。


　　　　　　　　　「どうだった、
　　　　
　　　　　　　　　　きれいに写ってた？


　　　　　　　　　「ゴメン、やっぱり

　　　　　　　　　　素人が写したんで

　　　　　　　　　　光加減とか全然ダメで

　　　　　　　　　　捨ててきた」

　　　　　　　　　「そう‥残念」




　　　　　　　実はきれいに写っていました


　　　　　　　この間

　　　　　　　大事な物ばかり置いてある

　　　　　　　部屋を片付けていたら

　　　　　　　段ボールの下の方に

　　　　　　　その時写した

　　　　　　　あいこの　記念写真が

　　　　　　　2枚出て来ました。


　　　　　　　実は　ものすごくきれいに

　　　　　　　写っていました

　　　　　　　
　　　　　　　特別に美人でも

　　　　　　　可愛いい女の子でも

　　　　　　　ないのですが


　　　　　　　生まれて来たばかりの

　　　　　　　姿で

　　　　　　　とても素直な笑顔で

　　　　　　　こっちを

　　　　　　　見上げているのです。


　　　　　　　あいこの　やさしい人間性が

　　　　　　　全面に

　　　　　　　出ているような


　　　　　　　あの時

　　　　　　　あまり乗り気では

　　　　　　　なかったのですが


　　　　　　　あいこが

　　　　　　　しつこく　写したい　写したいと


　　　　　　　言った気持が

　　　　　　　今、ようやく

　　　　　　　わかったような気がします。　

　　　　　　　写しておいて

　　　　　　　本当に良かった


　　　　　　　若い時の想い出

　　　　　　　それと

　　　　　　　体型は○○です


　　　　　　　今は
　　
　　　　　　　写真を写しても

　　　　　　　全部　自分の所で

　　　　　　　処理できるので

　　　　　　　よい時代になりました


　　　　　　　あの時は　こうだった

　　　　　　　ああだった

　　　　　　　どうしてもっと

　　　　　　　話を聞いて　あげれなかったんだろう


　　　　　　　写真1枚でも

　　　　　　　思い直すことも

　　　　　　　もっと

　　　　　　　大切に

　　　　　　　包んであげることも


　　　　　　　この写真の事は

　　　　　　　あいこには　話していません


　　　　　　　どうしてあの時

　　　　　　　嘘までついて　

　　　　　　　写真　ダメだったと

　　　　　　　言ったんだろう


　　　　　　　あまりにも

　　　　　　　きれいに写っていたので


　　　　　　　年を取って見たとき

　　　　　　　あいこの気持は

　　　　　　　どうなんだろうと

　　　　　　　
　　　　　　　深く考えすぎたのかも


　　　　　　　今はこの

　　　　　　　若かりし　あいこの　セミヌード

　　　　　


　　　　　　　誰にも見せることなく

　　　　　　　自分だけの

　　　　　　　大切な想い出として


　　　　　　　僕が人生を終える時

　　　　　　　一緒に焼いてもらおうと
　　　　　　　思っています。

　　　　　　　きれいに写ってくれていて

　　　　　　　ありがとう。　　　　　

　　　　　　　　
　　　　

　　　　
　

　6月に　YouTubeに

　「ワンちゃんに負けた

　　昭和のま〜君」と言う

　動画をアップしましたが


　以前にも

　犬に負けていました（涙）


　どこの城だったか

　全然　覚えていません


　
　　　これだけ犬を　全面に出してくるか‥？

　犬が主役か　あいこが主役か

　微妙な　大きさですが


　僕は当然ですが


　バックのお城も


　完全に

　脇役に　甘んじております



　「僕も入れてくれョ」


　「ダメ、お父さんが入ったら

　　犬が小さくなるから」

　　
　　女性は

　　普段から　大事にしていないと

　　こうなってしまいます

　　女性は

　　ガラスの箱です

　　ささいな事でも

　　神経を　とがらせましょう。


　　別のお城でも　犬に負けました（泣けてきます）
　　
　　　
　　　

　今夜も暑くなりそうですが

　夜の星空で

　2人は　出会う事が

　できるのでしょうか。

　
　6日の夜

　5色の短冊に

　手習いや　技芸の上達を祈り


　七夕竹をあくる日に

　川や海に流すのを

　七夕送りと言われていて


　青森の「ねぶた」は

　この変形だそうです


　また出会いでも

　よく知られている　七夕


　人と人との

　良い出会いは

　大切にしたいものですね


　人生において

　人との出会いは　多い様で


　案外と少ないように

　思います。

　　遠い昔ですが

　お世話になっている方が

　民宿をオープンされましたので

　お祝いがてら

　泊まりに行って来ました

　だいぶ前の話です（笑）。





　　久しぶりやな

　海に来たの


　何年ぶりかしら


　海の遠浅って

　知ってるか？


　知ってるョ


　遠浅ってさ

　近くでも　浅いんだょ


　どこかで聞いたネタね
　もう　聞き飽きた‥


　あのさ
　世の中で　1番何が好き？
　

　ワンちゃん


　2番目は？


　掃除

　3番目は？


　お料理


　5番目は


　世界のコイン集め


　少しかわったなァ


　世の中　動いているから


　
　俺は何番目ぐらいの位置？


　そうね　海を渡って

　地平線を降りて

　地球の裏側から戻って来て

　私の背中の後ろ

　ぐらいかな？


　めちゃくちゃ
　遠いやんか


　いつも掃除してくれたり

　ご飯　作ってくれたり
　ありがとう

　感謝してるョ

　
　はい

　今は　どのくらいの位置？



　　私の背中の後ろです。


　　

　今、昔の写真を整理

　しているのですが

　ほとんど

　「ここはどこだったかな‥」　

　古い写真は　なおさらです

　思いだせないのです。



　多分ですが

　アルバムに　写真を貼って

　その下に　文字を書くという

　時代でしたので

　写真には　年月日ぐらいしか

　入れられなかったのかも

　書いとけばよかった


　あいこの案内で　遊びに行ったので

　記憶は乏しいのですが

　明石海浜公園かな？？？

　広場があって

　噴水もある

　


神戸の異人館を散策してから

ここに

来たと思うのですが


近くには

六甲山牧場という

動物とふれあい

景色の素晴らしい所も

あるみたいですので

ぜひ

来てみたら　如何でしょうか


僕も

記憶をたどっていき

どこだったか

思い出します。　

　　「おはようございます

　　　失礼して入りますね」

　　毎朝、6頃には

　　看護婦さんが

　　見えます。


　　「酸素の量が

　　　まだ上がらないね

　　　1番強いのに

　　　しましょうか？」


　　　「点滴しますね‥
　
　　　　あら、針を入れる場所がない

　　　　こんな患者さんはじめて

　　　　すき間捜して打ちます」


　　　　「打つ場所がないなら

　　　　　飲もうか？

　　　　　同じでしょう？」

　　　　　「速度があるから

　　　　　　ダメ！それぐらい

　　　　　冗談が言えるのなら

　　　　　まだまだ元気ですね」


　　　　　「トイレ行く時は

　　　　　やっぱり２つ

　　　　　もっていかな
　　　　　　アカンの」


　　　　　「持って行って下さいね」


　　　　　　トイレの近くの病室ですが


　　　　　　　点滴の機器と

　　　　　　　酸素のボンベを持って

　　　　　　　エッチらコッチら


　　　　　　　こんな格好は僕だけ


　　　　　　　めちゃめちゃ

　　　　　　　目立ちます。

　　　　

　　広告代理店を退社して

　　イベントを始めた頃


　　かなり　ミニSLとか

　　ファファ遊具の

　　仕事が多かったように

　　思います。


　　そして　スタッフの

　　男性陣に混じって

　　パキパキ動き回る

　　女の子も

　　たくさん見えました


　　今はどうなのでしょうか？

　　重たい物も

　　平気で持ったり

　　できる物は

　　その場で　修理したり


　　ジーパンのベルトに

　　トンカチを差し込んで


　　無線機を持って

　　走り回る

　　勇敢な姿


　　うちの　あいこも

　　進んで　若いアルバイトの子に

　　指示を出して

　　運営を安全に進めて行きます。






　現場では

　安全対策とか

　進行状況とかに

　精神　体力的に

　かなり　重圧がかかって


　いると思いますが


　お家に帰れば

　いつもの

　やさしい　女の子に


　戻ります　　ありがとう。





　
　

　　
　　

　　ショーが終って

　　片づけをしていると

　　よく声をかけれます


　　「おもしろかったです

　　　趣味でやられているのですか？」


　　少し日本語が　おかしい？


　　面白くないですね

　　趣味ですか？

　　なら、まだわかりますが


　　最近では

　　「はい、趣味です」と

　　答えています（笑）。


　　夏の暑い日でも

　　ほとんど

　　屋外のステージ


　　お客様は　テントで

　　守られています



　　だいたい30分〜40分

　　持たして下さいと

　　言われます。

　　
　　ショーの最中は

　　何か食べたり

　　水を飲んだりできません

　　（される方も見えますが）


　　地獄の炎天下

　
　　音響は日陰に置いておいても

　　誤作動をおこし


　　ネタは物によっては

　　加熱状態


　　「無事に終った」


　　ステージから降りると


　　「暑かったでしょう

　　　これ飲んで下さい」
　
　　　ひえひえの

　　　飲み物を　持って来て

　　　下さいます


　　　　最高に嬉しい瞬間！