不妊治療成功までの記録

ここまで来るのにどれだけ長かったか。

仕事して、休みの日は仕事より早起きして往復8時間かけて日帰り通院。

旦那さんとの喧嘩。

旦那さんを責めてしまったこと。

ホルモン剤の副作用。

周りの目。

金銭的なこと。

膨らむ想い。

手術までどうかどうか排卵しないで。

そんなことをしみじみ考えて、なかなか眠れなかったし、当日の朝は、期待と不安で、もう心ここに在らずでした。

旦那さんは、ごめんねって言ったことないし、言葉で労ってくれる記憶はないけど、
同じ気持ちだったのでしょう。

採精のために、私はホテルのロビーで待っていましたが、
1時間以上ボッキせずに、
精子が出ないと、電話がかかってきました。

あせりました。一瞬頭が真っ白に。
通ってた病院は、受精してない卵子の凍結はしてくれないので、
精子がなければ、
全てが水の泡なんです。

ブチ切れたかったです。
「あんたにできる唯一の仕事だろ！」って、言いたかったです。

でも起こったり、焦らすと余計男性はだめなのですよね？

「大丈夫だよー。そんなん。お茶でも飲んだら？」って、全く余裕があるふりをして、部屋に行きました。

そして、あれをこーしてあーして必殺仕事人。


容器に入った精子様をみてどれだけ安心したことか。
見ながら、赤ちゃんができた時、このこと思い出して余計に感謝の気持ちになるだろうなって、思ってました。

今となっては、忘れられない思い出です。



〜妊娠までの2人の努力〜
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