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2023年07月28日

抗ヒスタミン剤での眠気を利用した睡眠


脳内のヒスタミン神経は覚醒状態のために必要なものである。

私たちが日常、目が覚めて意識があることで考えたり行動したりができるのは目が覚めているためだ。

しかし、ヒスタミン神経が過敏で過剰興奮しすぎると、花粉症やアレルギーなどの不調になる。

前の記事で早朝覚醒や中途覚醒などの睡眠障害に抗ヒスタミン剤が効果があったと書いた。

確かに私の睡眠障害にはオロパタジンという抗ヒスタミン剤が効果があった。

ただ、抗ヒスタミン剤の副作用として、翌朝以降も続く眠気の副作用、それと医学的な見地では認知機能の低下があると報告されている。

それらの両方に関して、自分も思い当たる節があった。

中途覚醒や早朝覚醒が伴っているにもかかわらず毎朝6時前には目覚めていたものが、朝まで熟睡しても眠く、9時くらいまで眠気があったのと、

物事をすぱっと思いだせないことがあったのは、抗ヒスタミン剤の副作用だと感じた。

ド忘れしたように思い出せないのだ。

海外の医学の研究で抗ヒスタミン剤の多様で認知症が悪化したり、過去の記憶が思い出せなくなったりする症状が報告されている。

ヒスタミンの出すぎは脳ではアレルギーや過敏症など厄介な症状を発現し、

胃では胃酸の出すぎで胃炎や胃痛の原因となる。

だが、ヒスタミンは覚醒作用があるために、過去の忘れていたことを思い出すために必要な物質であることが海外の研究で報告されている。

そういえば、花粉症などのアレルギーの人は普通の人と比べ、うつ病になる率が

3倍高いとの研究結果があり、興奮性のヒスタミンの分泌が多すぎると、

うつ病のように過去のいろんな嫌な記憶が自然に思い起こされたり、

ヒスタミンとうつ病の症状に関係があるのではと考えられる。

ただ、ひどい不安感や睡眠障害では抗不安薬でのギャバの働きだけでは効かない場合がある

抗不安作用や催眠作用とヒスタミン神経の関係を調べると、

ヒスタミンが多く分泌されていると抗不安薬が効きにくいと記載されていた。

よって、ヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン剤が時として睡眠障患者に効果がある場合があると言える。

睡眠障害を改善することが私の不眠症改善に役立ったと思う。


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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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