うつ病にも季節性のうつ病があるそうで、季節の変わり目の5月は5月病が有名だが
冬季にも冬季うつ病があるとのことだ。
冬季うつ病と大きな関係があると言われているのが日照時間といわれており、
人は日中に日光に当たると目から入った光が視交叉上核を経由して感知し、
脳内でセロトニンという神経を安定させる物質が生成されるが
冬季は日照時間が短いために、セロトニンの分泌量が低下するために冬季うつ病になるといわれている。
セロトニンの分泌量が減れば、情緒の安定が悪くなるほか、
睡眠物質のメラトニンはセロトニンが体内酵素によって生成されるため、睡眠障害などの原因になると考えられる。
そのほか冬は寒く、動くのおっくうになるほか、日照時間の変化によるリズム障害も原因と考えられる。
もう20年ほど前に、うつ病の治療に朝に2000ルクス以上の強い光を浴びせる光療法が見いだされ、
一定の効果を上げている。
光療法ではうつ病が治療だけでなく、リズム障害などの病気にも効果があるようである。
海外だと北欧の日照時間の少ない国で、うつ病患者が多かったり、抗うつ剤の使用量が多いなど
日照時間の少なさと、うつ病などの情緒障害に関係があることが科学的に知られている。
よって、朝6時でも薄暗い冬季には朝6時には部屋の蛍光灯を全開にして、光を浴びる方法も有効だと思う。
それを最低2週間続けるとうつ病が改善する可能性がある。
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