ドル円が祝日明けも円安一辺倒です。23時10分時点で1ドル115円37銭とここ2021年度最高値をつけました。2021年11月25日0:30時現在は1ドル115円43銭。
ドル高円安が止まりませんね。ヨーロッパではアメリカよりも酷いインフレとなっています。
FXの情報コメントで「2017年3月の高値115.51円が目先のレジスタンスとして意識されている。」とありましたが余裕で突破されるんじゃないですかね年末までに。
来年春ごろまでに1ドル120円まで到達もないとは言い切れません。そうなるとさらに食料品高騰するしたまったもんじゃないですけど。
FXは勝ってても生活は一段と苦しくなりそう。そもそも楽勝予想相場でゼロサムゲームのFXに動きがないのは何でですかね?1ドル110円で捕まってるポジションあるんですかね?私も2枚ほどありますし。それ以上に両建てで買いポジション多いので5年放置も大丈夫的な感じで持っていますが。
さすがに1ドル130円突破だと手放さざるを得ませんが来年はまだ大丈夫じゃないですかね?1米ドル125円超えたら買いポジションと合わせて整理しますけど。
■備蓄放出したけどWTIは微減。中東の原油価格は大幅上昇の大失敗バイデン政策
本日原油の備蓄放出が発表されましたね。アメリカ・日本・中国・インド・韓国・イギリスなどで産油国に圧力をかける狙いなんでしょうが、反発を招くと懸念され中東の原油価格は大幅上昇してます。WTIはアメリカなんでちょっとだけ下がったよ2ドル程度。
しかも萩生田経産大臣は、備蓄している油の種類を入れ替える「通常の行為」であることを強調して法律に反してないともう道理がグチャグチャな発言をしてます。これ日本国の大臣なんだぜ。
萩生田光一経済産業相
「最近の原油市場の動向、米国や関係国との協調を勘案し、前倒しをして、このタイミングで売却することを決定しました」
中略
マーケット・リスク・アドバイザリー 新村直弘さん
「(備蓄放出の発表で)原油価格は下がらないとおかしいんですけど、冬なので急には無理なんですよね。需要がない時だったら、すぐに下がるんですけど、需要があるときは焼け石に水になってしまう。2月くらいまではこういう状態が続きます。本気で下がってほしいと思うのであれば、どこか(産油国)が本格的に増産を始めるということがないと、やはり難しいのでは」
備蓄放出による抑制効果は限定的で、ガソリンなどの価格は高止まりが続くとみています。(24日17:07)
ヤフーニュース記事
しかし日本は史上初めて備蓄放出したわけですがアホですね。災害用とか万が一のときのためなのに今後原油が是っていに手に入るかどうかわからない情況で備蓄放出。アメリカなど自国でまかなえるだけ産出できる国ならともかくこれでは弱みを自分から見せてるだけ。
エコノミストも言っている様に冬で燃料消費が増えるから下がる要素がない。なんとか岸田政権が仕事してるフリをしようとして失敗した感じでしょうか?
今までになく官僚などの役人が動いていますが、一般人と感覚は慣れすぎてて政治家同様政策が失敗しまくっていると感じます。
バイデン政権もトランプ元大統領同様強気姿勢を見せたかったんでしょうけどこれOPECやOPECプラスにけんか売ってるだけの気がする。最近の環境問題賛美とコロナの経済冷え込みで産油国が苦しい中で経済好調の米国主導で喧嘩売られたら反発もひとしおでしょう。
日本経済大丈夫か?間の悪いことにこれが年初の1米ドル102円ぐらいなら円安誘導にもってこいの大歓迎ですが、すでに内需企業を圧迫する1ドル115円を悠々と突破。
これは一段とスタグフレーションが進みそう。でも株価は外国人投資家や年金機構、日本の超富裕層が大勢を占めているのでいびつな上昇を続けると予想。
※スタグフレーションとは、景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行する現象のことをいいます。この名称は、景気停滞を意味する「スタグネーション(Stagnation)」と「インフレーション(Iinflation)」を組み合わせた合成語です。
庶民の経済状況が明るくなるのはまだまだ先のようです。ストレスたまってるのか旅行に行く人は多いみたいですけど。入場者に反して消費はいまひとつっぽい。