結論から言うと基本保護されます。
投資信託の場合、あくまで取引窓口として機能しており管理は別の信託銀行が行っています。
販売会社(証券会社)、運用会社、受託会社
上記の三社で管理しているため万が一証券会社が破産しても大丈夫というわけです。ただし投資信託が元本を保証している金融資産ではないので注意が必要です。
ちなみに私も投資信託をもっていますが、どこの銀行・証券会社も投資信託の営業が活発です。なぜかというと運用管理費を預けている限り獲り続けるからです。つまり10人の人間が10万円づつ出し合って、投資信託を証券会社に1年運用を任せて運用成績が+-0円の場合でも元本は減ります。
10(人)×10万円=100万円
100万円×1%(運用管理費/年間)=1万円
お判りでしょうか、運用成績が1%のパフォーマンスがあっても投資信託を預けた人には利益はありません。しかも運用に失敗しても預けた人が被害を受けるだけで運用している会社はノーダメージです。プロかっこ笑いな方たちが運用しているので、日本で長期的に見て利益を出している投資信託は非常にまれです。
でも金融証券を扱っている会社からすると、運用管理費で定期的にお金が徴収できるので非常にありがたい商材です。さらに売れない債券やクソ株等を投資信託に混ぜておけばマイナスもあら不思議きれいになくなります。なぜならその被害をこうむるのは投資信託を購入した人たちだけだからです。
そんな自称プロの人たちに任せるくらいなら、自分で株を多数の業種に分けて運用するのがいいです。資産を増やすつもりなら一点集中型という手もあります。
さて、話はそれましたが投資信託は信託保全がしっかりしているので100%保全されます。続いて株式と債券ですが、分別管理するように法律で義務付けられています。
証券会社が顧客(投資家の皆様)から預かる有価証券(株式や債券など)や金銭は、証券会社自身の資産とは区別して管理(分別管理)するよう、金融商品取引法で義務付けられています。
日本証券業協会
http://www.jsda.or.jp/manabu/qa/sec02.html
とはいえ過去に証券会社が横領などで破錠する事件がありました。2000年に破綻した中小証券の南証券、2012年に破綻した丸大証券などです。
顧客の資金の一部を信託銀行に預けなかったとして、東京地検は22日、金融商品取引法違反(分別管理義務違反)罪で、経営破綻した丸大証券(東京)元社長、井上雅照(60)=台東区東浅草=と韓国籍で同社元役員、鄭真作(49)=神奈川県鎌倉市植木=の両容疑者を起訴した。〜〜
産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/140922/afr1409220019-n1.html
そういった場合はどうなるのかというと『日本投資者保護基金』というところが、一人当たり1000万円まで補償されることになっています。日本投資者保護基金のHPに丸大証券の補償が記載されています。
なので膨大な金融資産をお持ちの方は複数の口座で管理することをお勧めします。もしくは母体が大きなところ。IPOを申し込んだりする関係で、複数口座を持っている方は合わせて分散して運用しておくのがいいですね。
でも最初はお試しな部分があるかと思いますので、一社だけの口座でよいと思います。私もそうでしたし。その場合はIPOポイントがたまり、画面が見やすいSBI証券がベターです。ここのIPOは資金力がないと人気のないものしか当たらないので、取引を活発にする人なら取引手数料が安いGMOクリック証券かライブスタ―証券をお勧めします。初IPO当選のソラスト初値売りで公募割れ経験しましたしね。・゚・(ノД`)
ライブスタ―証券は私も二ヶ月前ほどに開設したばかりですが、その間取引手数料が無料だったのでホールドしたい株はいくつか買いました。EU離脱ショックもあり底値で拾った株もあります。手数料無料の間に練習がてら売買するのもよいと思います。みずほ銀行株とか一日で売買するなら少量ならマイナス額も1000円以下で済みます(笑)。
証券会社が破産したらどうなるかと言うのを詳しく説明しようとしましたが、尺が続かなかったので多少脱線しましたがお許しください。個人的な結論としては、気にしてもしょうがないからまずはためしに口座作ってみましょう。別に口座作ったからと言って株買う必要も入金する必要もないですしね(笑)。
それでは、皆様の資産が増えることを祈りつつ今回はこれにて!
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