すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは
"時間"だった････
面白い脚本です。監督・脚本ともアンドリュー・ニコルが担当している。　『ガタカ』、『ロード・オブ・ウォー』も監督・脚本と彼だ。　両作品とも、深みのある、考えされられる映画です。そんなアンドリュー・ニコルが撮った、"ノンストップ・アクション"と銘打たれた本作。

出演は最近、完全に役者になっちまったか？というぐらい俳優業に力を入れているジャスティン・ティンバーレイク。　しかしジャスティン・ティンバーレイクのイメージはまだまだポップ歌手のイメージでしかない(個人的に)！
ヒロインには、『マンマ・ミーア！』(2008)で存在感を撒き散らしたアマンダ・セイフライド。　最近では『赤ずきん』(2011)が有名。　綺麗、カワイイ、ブスとかじゃなく、見た目のインパクトが他者と違いすぎます･･･。　全然映画とは関係ないけど、脚ほっそいですよ！　そして『真珠の耳飾りの少女』、『インセプション』のキリアン・マーフィー。
彼もインパクト大です。　あと、マット・ボマーやベラ・ヒースコートなどの若手が盛りだくさん。　最近上映してたのでついでに、ベラ・ヒースコートは『ダーク・シャドウ』に出てます。

３Ｄ映画の先駆け的映画『センター・オブ・ジ・アース』の第２弾。前作はジュール・ヴェルヌの「地底旅行」がベース、そして今回は「神秘の島」がベースだ。

「神秘の島」の映画といえば映画ファンなら誰もが知るレイ・ハリーハウゼン監督の『ＳＦ巨大生物の島』(Mysterious Island)だ！　製作されたのは1961年で、私はもちろん生まれていない。観たのは小学生の頃ＴＶ放映を観のだが、衝撃でしたね。　また1976年のバート・I・ゴードンによる『巨大生物の島』(Food of the Gods)ってのもあります。　こちらはシネマＩＭＰで記事にしてますので良かったら覗いてください。

今回の『センター・オブ・ジ・アース２』も生物の巨大化したとこへ行くのですが、先代の『ＳＦ巨大生物の島』等とは別物に観えます。　ストーリーもそうですが、１番は映像ですね(あくまで『ＳＦ巨大生物の島』と比較してです)。　逆にVFXを駆使した他の映画と比べるとちょっと･･･となりますが･･･。

出演は前回からの引き続きは"ショーン"のジョシュ・ハッチャーソンのみ。　今回はドウェイン・ジョンソン、マイケル・ケイン、ルイス・ガスマンの大物と、若手有力株のヴァネッサ・ハジェンズを投入。
ドウェイン・ジョンソンは『G.I.ジョー バック2リベンジ』が来年に公開延期となり、スクリーンに登場するのは来年になってしまった。
マイケル・ケインは７月公開の『ダークナイト ライジング』が楽しみ。
ルイス・ガスマンはアーノルド・シュワルツェネッガーの映画復帰作『The Last Stand』に出演している。これは2013年公開予定だ。
ヴァネッサ・ハジェンズは１１月に全米公開予定のニコラス・ケイジ主演『The Frozen Ground』に出演。日本公開は未定。

"砲弾が飛び散る大地･･･前を見て走り続けなければ、決して生き抜くことはできない、人も馬も････"
スピルバーグの監督作であり、第８４回アカデミー賞６部門にノミネートされた、戦時中の"奇跡の馬"よばれた馬を通して描く感動作。　批評家やマスコミには絶賛されている作品であるが、一般の評価は様々(海外サイトより)。　
映画自体は良くできており、生き方について考えさせられる内容だが、スピルバーグの映画に何を求めるかが世間一般では方向が違うように思える。　ＳＦやアドベンチャーのイメージがどうしても先行してしまう監督なだけに、この手の映画は好き嫌いが分かれやすいのではないだろうか。　戦争というか戦闘のシーンはさすがに上手いですね。
出演は『マグダレンの祈り』(2002)のピーター・マラン、『ミス・ポター』(2006)の"ノーマンの姉"役のエミリー・ワトソン、そして『D.N.A.』、最近では『ハリー・ポッター』シリーズの"リーマス・ルーピン"役で馴染みがあるだろうデヴィッド・シューリス、デヴィッド・シューリスは見たことあるという人が多いと思います。原作はマイケル・モーパーゴによる児童小説(1982)。

監督ジェイソン・ライトマンと脚本のディアブロ・コディの『JUNO』コンビ。
ジェイソン・ライトマンといえば『マイレージ、マイライフ』。　ジョージ・クルーニー主演のリストラ宣告人の人生を描いた感動作。　アカデミー賞[監督賞/脚色賞/作品賞]にノミネート、ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞している。
脚本のディアブロ・コディは『JUNO』がデビュー作だがいきなり同作にてアカデミー賞脚本賞を受賞している。　風俗(ストリッパー)出身という異質な経歴が有名である。

そんな二人が今回送り出した本作もまた、人生について考えさせてくれる。　美貌も才能も持ち合わせた女性メイビスのズレた思考が生む騒動と人との軋轢。　そんな彼女が人生を見つめ何を見つけ出すのか。　人との繋がりを暖かくそしてコミカルに描いた本作は、特に女性には共感、理解できる部分が多い作品だろう。

出演は現在公開中の『スノーホワイト』で圧倒的な存在感を見せつけているシャーリーズ・セロン、『恋とニュースのつくり方』や『特攻野郎Aチーム』出演のイケメン俳優パトリック・ウィルソン、『トワイライト』シリーズのカレン一族が一人"エズミ・カレン"役のエリザベス・リーサー、そして『レミーのおいしいレストラン』のレミーの声を担当したパットン・オズワルト。

２０１２年１月に全米公開され、週間チャートで初登場第１位になったモキュメンタリー映画。エクソシズムの『パラノーマル・アクティビティ』版といったところで、制作費も約８千万で製作された低予算ムービーです。興行も約８０億(全世界)挙げており、大ヒットの部類に入るだろう。

体が変形したり、奇声を発したりと欧米の悪魔イメージ全開です。『エクソシスト』を彷彿とさせる内容ですが、ドキュメンタリータッチなので、リアルさが全然違います。フラッシュ映像やブラックアウトして一瞬だけ見せる映像、または記録映像などの使い方が上手く、恐怖感を煽ります。欧米が表現する心霊や悪魔現象は日本人にはあまり恐くないというイメージがありますが、これは恐いです、関わりたくない、と思わせてくれます。
こういう系の映画の出演人はほぼ無名とまではいきませんが、余り有名じゃない演者を使いますが、本作も同じ。ＴＶやＢ級ホラーに出る方々がほとんどです。そのほうが真実味がわきます。
エクソシズム系の悪魔祓いが好きな方、パラノーマル系映画が好きな方にはもってこいですね、これは。

原作はヤスミナ・レザ原作の戯曲"God of Carnage"。子供の喧嘩にしゃしゃり出てきたそれぞれの夫婦の矛盾とグロテスクな偏見がみどころ。
この映画はほとんどキャラがいません。ほぼ２組の夫婦のみといってもいいくらいです。そしてほぼ会話で成り立つ本作、激しい映像を求める人にはちょっと･･･。
でも名役者が見せる大人の自己中な考えや行動のやり取りは面白いのではないだろうか。
監督は名匠ロマン・ポランスキー、出演は出演はジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツ、ジョン・Ｃ・ライリーと監督含めアカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞、ノミネート多数の実力派のみ。

シリーズ第４作目に当たる本作。前作でヴァンパイア族が長老ビクターを倒したセリーンちゃん。ヴァンパイアとライカン、両方から追われ、挙句の果てには人間にとっ捕まってました。そして１２年後覚醒するのですが、この辺の映像が何となくバイオ何とかと雰囲気が似てるような気が･･･。最初、３部終結の設定だったような気がするのですが(違ってたらすいません。調べるの面倒なので･･･)、やはり３部で終わるべきだったと思います。もしくはケイト・ベッキンセイルを変えて全く新しい設定でいくとか(あくまで個人的意見)･･･。
ケイト・ベッキンセイルの大ファンの私としては、どんどん落ち目になっていくシリーズの広告キャストに見えて仕方ありません。シリーズ自体ケイト・ベッキンセイルの映画なんですが･･･。映像の作りも３Ｄをかなり意識した映像となってますが、武器を投げるシーンとか、飛び降りるシーンとか定番過ぎて、ちょっと古いのではと思ってしまいます。
ダメだしばかり書いてますが、ケイト・ベッキンセイルのファン、『Underworld』のファンとしてこれからも見続けていくことでしょう･･･シリーズ全部観てる方は見ておいて損はないです。観てない方は前３部を観てからのほうがよりいいかも？しれないです。

出演はケイト・ベッキンセイル、スティーヴン・レイ、マイケル・イーリー、テオ・ジェームズ、インディア・アイズリー等。　　スティーヴン・レイは『スティル・クレイジー』(1998)のトニーの人、マイケル・イーリーは『ワイルド・スピードＸ２』で最初の冒頭の公道バトルのドライバーの一人で、金色スープラに乗るドレッド頭のヒゲ男、インディア・アイズリーは『マザー・テレサ』(2003?)のマザー・テレサを演ったオリヴィア・ハッセーの娘さん、新人さんです。テオ・ジェームズも2010年ぐらいから出てきた新人さん。

『トワイライト・サー』シリーズの４作目に当たる本作。ベラとエドワードの結婚式、ハネムーン、ベラの妊娠という展開から始る。しかし身篭った子のことでオオカミ族が狂気へと走り、ベラを子を殺そうとする。ジェイコブはそんなベラを守るためオオカミ族と敵対してしまう。またその子供が異常な速度で成長し、ベラを衰弱させていく。そしてベラは････
て感じの内容。前半はトワイライトファン以外にはどうでもいい内容だが、ベラが妊娠に気づいた辺りから、最終章っぽい感じの面白い展開になっていく。終わり方も、いくつかの謎を残してのラストでパート２が見たくなるようになっている。この辺は上手いですね。パート２は今年(2012)の１２月２８日（金）から公開予定です。

今回の監督は『ドリームガールズ』(2006)のビル・コンドン。ビル・コンドンといえば『キャンディマン２』のイメージなのだが･･･、出演はシリーズ通して同じ面々です。クリステン・スチュワートは現在上映中の『スノーホワイト』が好調のようです。他は個人的にアシュリー・グリーンの『The Apparition』(2012：日本公開は未定)がとても気になってるぐらいです。

殺し屋の競技大会･･･なんて心引かれる設定でしょう。単純でただのドンパチ映画でしょうと思う人が多いと思いますが、それがいい！
殺しのテクや駈け引き、こういう映画につきものの誰が生き残るのかという予想、観る要素は沢山あります。　そしてロバート・カーライルが見物！！多分！！ロバート・カーライルいい！！期待を裏切らないで！！

監督は本作が初の長編映画となるイギリスのスコット・マン。ドキュメンタリーやショート系フィルムが多かった監督だ。出演はロバート・カーライル、『ミッション：インポッシブル』シリーズのヴィング・レイムス、『スコーピオン・キング』のケリー･フー、『ハムナプトラ３』・『タイタンの戦い』・『戦火の馬』に出演しているリアム・カニンガム、ＴＶドラマ「ＬＯＳＴ」や「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のイアン・サマーホルダー等々。

今回は前作で名前や存在の影をちらつかせていた、"ジェームズ・モリアーティ教授"が登場。もう一人の天才としてホームズと戦う。前作ではガイ・リッチーが"シャーロック・ホームズ"???ってことで楽しみにしていたが、フタを開けてみれば普通の映画だった。今回は････

監督は前作に引き続きガイ・リッチー、出演はロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス、エディ・マーサンと前作からの主要メンバーはそのまま。
そして今回はノオミ・ラパスが映画のキーマンの一人の占い師として登場。『ミレニアム』(スウェーデン版ドラゴンタトゥーの女)(※)で一躍脚光をあびたスウェーデンの女優である。ノオミ・ラパスは本作の次に出演した『プロメテウス』ではとうとう主役に。大躍進中の女優の一人だ。
ロバート・ダウニー・Jrは現在、世界的ヒットを続けている『アベンジャーズ』に"アイアンマン"で出演。　　　そして代表作"アイアンマン"シリーズの最新作『アイアンマン３』が来年公開予定だ。日本公開は未定だが2013年5月3日に全米公開予定となっており、人気シリーズだけに、日本も同時期に公開と予想される。
ジュード・ロウの次回作は『アンナ・カレニナ』の予定。キーラ・ナイトレイ主演の1948年の同名タイトルのリメイク版だ。全米公開が2012年9月の予定(日本公開は未定)。

(※)『ドラゴン・タトゥーの女』の作品情報はこちら