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2016年05月17日

日蓮 感想

(制作1979:永田プロダクション) 1979年3月10日公開


大映の社長であった永田雅一が1959年の「日蓮と蒙古大襲来」に続いて自らの永田プロ
ダクションで制作した作品。

奇跡を起こしたといわれる過去の偉人・聖人は、その奇跡が映画の題材としてうってつけ
なのか映画全盛の時代にはよく取り上げられていました。(「十戒」「釈迦」など)しか
し、今回の映画化は二年後の昭和56年(1981年)の日蓮聖人第七百遠忌記念として制作さ
れているためか、「日蓮と蒙古大襲来」のようなエンターテインメント性はなく、日蓮の
生涯をじっくりと描いているようでした。


特撮に注目してみると、地震の描写はよかったのですが、日蓮が斬首されようとした時に
起こる竜巻などは予算不足なのか時間が無かったのか残念な感じでした。また2度の蒙古襲
来もテロップやナレーションで済ませてしまい、蒙古の船の襲来を「日蓮と蒙古大襲来」
のフィルムを数秒流用しているだけでした。


日蓮は仏教の法華経のみを正道とし、念仏宗や禅宗を全く認めないため民衆や武士から迫
害を受けるシーンが何回も出てきますが、当時は、お寺も武装して僧兵を抱えていたので、
日蓮の宗派に限らず敵対する宗派の寺に対する襲撃もあったようで、物騒な時代だったん
だなと思いました。

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Akio
はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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