2017年11月02日
「奇跡」感想
原題:ORDET/THE WORD 制作:1954年ベルギー/デンマーク 日本公開:1979年2月10日
ストーリー
ある田舎の家族。父親、身重の嫁と娘二人がいる長男、神学にのめり込みすぎて正気
を失っている次男、宗派の違う家の娘と結婚したいが、双方の父親から反対されている
三男が一緒に暮らしている。ある日、長男の嫁は三人目の出産で子供は死産となり、自
身も死んでしまう。時を同じくして次男も行方不明に。数日後の葬儀の日に奇跡は起こ
る。
キリスト教の奇跡を描いた作品。白黒の画面に演劇的な長回し撮影でカットを割らず
カメラがパンして登場人物を追いかけていきます。BGMもほとんど無く、常に画面を
緊迫感が支配しているようでした。母親が死んで、夫は悲しみを露わにしているのに、
二人の娘があまり悲しんでいないように見えたのがちょっと不満でした。
カール・Th・ドライヤー コレクション 奇跡 (御言葉) [DVD] 中古価格 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6925793
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック