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2017年10月01日

「宇宙空母ギャラクティカ」感想

原題:BATTLESTAR GALACTICA 制作:1978年/米 日本公開:1979年01月27日



ストーリー

 12の植民惑星の代表が乗る宇宙空母が一同に会し、代表たちは旗艦アトランティアで
大統領と会議をしていた。長い間戦ってきた機械生命体サイロンとの和平協定が、交渉代
理人バルター伯爵の尽力でついに結ばれることになったのだ。

 宇宙空母ギャラクティカでは、スターバック中尉が上司であり友であるアポロ大尉の弟
で新兵のザックに相談を持ちかけられていた。早く兄に認められたいため、すぐにでも任
務に就きたいと。兄弟はギャラクティカの司令官アダマの息子たちだった。スターバック
は仮病を使いアポロ大尉と一緒に担当するはずだったパトロールの任務をザックに譲った。
休戦になるため危険はないと判断したのだ。

 しかし、パトロール中の兄弟は、宇宙に浮かぶ霧の上にサイロンの貨物船二隻を発見す
る。貨物船は妨害電波を発して、雲の中のサイロンの攻撃部隊の存在を隠していたのだ。
急遽その場を離脱する兄弟だがザックが撃墜されてしまう。また、妨害電波のため敵の正
体がわからない大統領は、バルターの進言もあり、軍事行動は休戦を求めて来たサイロン
を刺激して決裂する可能性があると、アダマ司令官の警告を聞かず戦闘態勢をとらずにい
た。アダマは飛行訓練の理由を付けてギャラクティカの戦闘機を緊急発進させた。

 そこにサイロンの戦闘機軍が急襲し、大統領の乗る旗艦アトランティアは破壊されてしま
った。人類を裏切って空母を植民星から遠ざけ、サイロンの攻撃の手引きをしていたバルタ
ー伯爵はサイロンの攻撃の前にいつのまにか姿を消していた。

 戦闘機のみでサイロンの母艦がいないことに気付いたアダマは母艦は植民星を攻撃してい
いると予想。ギャラクティカを戦線離脱させ植民星へと引き換えしたが、時すでに遅く僅か
な生き残りを除き12の植民惑星はサイロンの急襲により全滅していた。また、12隻の宇
宙空母もギャラクティカを除き全て失われていた。

 アダマ司令は使用できる宇宙船に生き残りを乗せて宇宙に脱出させた。全ての植民惑星か
ら集結した宇宙船は220隻。宇宙空母ギャラクティカを旗艦とする流浪の船団が誕生した。
船団は、サイロンの攻撃をさけつつ古文書に記されているもう一つの知られざる植民惑星「
地球」を探しての放浪の旅に出るのだった。



 







 スターウォーズの大ヒットによるSFブームで制作されたテレビドラマを編集して劇
場公開された作品。TVドラマは1980年に続編が制作され、2003年にリメイクが制作さ
れました。また、総集編の劇場公開は1979年に「宇宙空母ギャラクティカ サイロンア
タック」、1980年に「新・宇宙空母ギャラクティカ 地球制服」が制作されました。

 劇場には行きませんでしたが、テレビの水曜ロードショーで観ていた記憶があります。
最後は、地球からの電波を受信して進路を地球にむけるが、地球はまだ月面着陸に到達
した文明レベルだった。という記憶でしたが、その後観る機会が無かったので、間違っ
ていたらすみません。

 
 サイロンの母艦が、スターウォーズの敵戦艦のスターデストロイヤーを二つ重ねた感
じで、感じで類似感満載でが、別な角度から見ると機体の形は三角ではなく円形だと分
かります。

 アポロの言によると、船が足りずに惑星に残された人もたくさんいると。誰が船に乗
れて誰が乗れないのかひと騒動あったと思いますが、全長版のテレビシリーズではこの
あたりは描かれていたのか気になりました。

 船団の中にも新しい船、古い船、衣食住に不自由しない特権階級や配給が全然回って
こない人々など様々な問題を抱えていました。元の12惑星の評議会は全滅したので、新
しい議員の選出による評議会が組織されましたが、レベルが低く、人類抹殺を目論むサ
イロンに武装放棄して降伏しようとしたり、資源採掘に立ち寄る惑星の選別にもサイロ
ンが跋扈する近くの星を選択しようとしたり、船団の中でも火種は絶えないようです。

 サイロン兵のピンクがかった赤い左右に動くモノアイは「機動戦士ガンダム」に登場
するモビルスーツ「ザク」のモノアイを思い起こさせます。ガンダム第一作の放映開始
は1979年4月7日なので、もしかしたらデザインに何らかの影響を与えたのかもしれませ
んね。

 アポロとスターバックの二人は避難民の中から早速恋人を見つけてうまくやってます。
さすが主人公。ただし、スターバックの場合は、避難民の女とアポロの妹アセナとの二
股状態。どうなることやら。

 クレジットが奥の方から前に迫ってきてフェードアウトするという、このころのSF
映画ではやったいろいろなパターンの一つを使っています。また、これまでの映画は監
督、主要スタッフ、メインの配役のみオープニングにクレジット表記され、最後はエン
ドマークですっきり終わるのが主流でした。しかし、スターウォーズあたりから、関わ
ったスタッフ全てをエンドクレジットロールで流すようになっていきます。この作品も、
そのタイプでした。これは、参加した人のキャリアの証拠として映画制作に係る人にと
って今では欠かせないものになっているようです。

 古文書に記されていたもう一つの植民惑星「地球」。えっ?母星じゃないの?母星は
どこ?と思いましたが、母星についての話がその後出て来たのか気になりました。

 裏切者のバルターは自分の星だけは残してもらう約束をしていたようですが、人類抹
殺をもくろむサイロンにとっては12惑星を滅ぼした時点で用済みとなり、殺されてし
まいました。しかし、これは劇場版用のシーンだったらしく、テレビドラマ版では生き
ていて、まだ登場は続くようです。

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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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