2015年08月09日
「新幹線大爆破」感想
公開:1975年
監督:佐藤純彌
出演:沖田:高倉健(爆破グループ主犯)
古賀:山本圭(爆破グループ)
大城:織田あきら(爆破グループ)
靖子:宇津宮雅代(沖田の元妻)
国鉄総裁:志村喬
倉持:宇津井健(運転司令室長)
青木:千葉真一(ひかり109号運転士)
菊池:竜雷太(鉄道公安官)
女医:藤田弓子
電話交換士:志穂美悦子
航空会社係員:多岐川裕美
ひかり乗務員:小林稔侍
警視庁刑事部長:丹波哲郎
刑事:北大路欣也
古賀の家族:田中邦衛
ストーリー
倒産した工場の社長沖田は社員だった2名と組み、山陽新幹線ひかり
109号(東京−博多)に爆弾を仕掛けた。その爆弾は、一度時速80q
を超えると次に80q以下に減速した時に爆発する仕組みであり、爆弾
の解除方法と引き換えに500万ドルを要求した。
停車予定駅でも止まらないことに不振を抱いた乗客は、次第にパニック
を起こしてゆく。
警察は面子のため、身代金を渡して乗客1500人の安全を確保しようとす
る国鉄の意思に反して逮捕を優先させようとして、かえって事態を複雑
にしていく。
政府は、工業地帯や民家の密集地で爆発した場合の2次災害を防ぐため、
乗客の犠牲もやむなしと田園地帯で新幹線を停車させる決定を下した。
政府が決めたタイムリミットまでに爆弾を解除しようと運転司令室長の
倉持は独自の解除方法を模索する。
フランスでも大ヒット。キアヌ・リーヴス主演「スピード」の元ネタ
となったと言われている作品です。
昔テレビで一度みたことがありますが、152分ある映画が正味92分くら
いの2時間番組枠での放送だったため、なんと60分もカットされたもの
を観ていたことになります。
最近の邦画はテレビ局が出資している作品に関してはノーカット放送さ
れることが多くなったのはいいことですね。
犯人側と警察側の攻防が最後まで続き、強引なストーリー展開など突っ込
みどころもありましたが飽きることなく3時間近くを観ることができました。
高倉健効果で、警察側よりも犯人側を応援したくなります。
親類から借りた借金を苦に無理心中をしようとたり、潰れかけた工場のため
に奔走する沖田に見切りをつけて離婚して実家へ帰ってしまった妻子。
その妻子のせいで、警察に追い詰められることになってしまうのが切ないです。
縁起でもないということでしょうか。国鉄(現JR)の協力拒否により司令室、
新幹線内部や重要な走行シーンはすべてセットやミニチュアを使用しています。
(お家芸の東宝と違い東映はミニチュアワークが少し力不足に感じました。)
しかし、私鉄のホームを使って撮影したり景色としての新幹線の走行シーンを
使用していたり(当時はそこまでうるさくなかった?)この年で廃止となるSLを
買い取って爆破したり、協力を拒否されたことによる不都合はあまり感じません。
爆弾除去作戦のため、新幹線が併走するシーンがありますが、運転士は千葉真一
と弟の千葉治郎で兄弟ランデブーとなってます。(千葉治郎は「仮面ライダー」
で1号、2号と一緒に戦ったFBI捜査官の滝和也を演じていた人です。)
新幹線の爆破シーンは、もしそうなったらというイメージとして映像化されています。
司令室が広すぎて司令室長の宇津井健は遠くのパネルを見るために双眼鏡をつかって
ます。
予告編で主要な役柄で出ているような編集をされていた多岐川裕美と志穂美悦子はワン
カットしか出ません。
時代を感じるアイテム
ダイヤル式チャンネル、足つきのテレビ。天板にはシートを敷いて人形、花瓶が飾
られている。
テレビ局の取材はビデオカメラではなく、16ミリフィルムカメラ。
まだテレカが使えず公衆電話で長距離通話中は次々と10円硬貨を投入。
監督:佐藤純彌
出演:沖田:高倉健(爆破グループ主犯)
古賀:山本圭(爆破グループ)
大城:織田あきら(爆破グループ)
靖子:宇津宮雅代(沖田の元妻)
国鉄総裁:志村喬
倉持:宇津井健(運転司令室長)
青木:千葉真一(ひかり109号運転士)
菊池:竜雷太(鉄道公安官)
女医:藤田弓子
電話交換士:志穂美悦子
航空会社係員:多岐川裕美
ひかり乗務員:小林稔侍
警視庁刑事部長:丹波哲郎
刑事:北大路欣也
古賀の家族:田中邦衛
ストーリー
倒産した工場の社長沖田は社員だった2名と組み、山陽新幹線ひかり
109号(東京−博多)に爆弾を仕掛けた。その爆弾は、一度時速80q
を超えると次に80q以下に減速した時に爆発する仕組みであり、爆弾
の解除方法と引き換えに500万ドルを要求した。
停車予定駅でも止まらないことに不振を抱いた乗客は、次第にパニック
を起こしてゆく。
警察は面子のため、身代金を渡して乗客1500人の安全を確保しようとす
る国鉄の意思に反して逮捕を優先させようとして、かえって事態を複雑
にしていく。
政府は、工業地帯や民家の密集地で爆発した場合の2次災害を防ぐため、
乗客の犠牲もやむなしと田園地帯で新幹線を停車させる決定を下した。
政府が決めたタイムリミットまでに爆弾を解除しようと運転司令室長の
倉持は独自の解除方法を模索する。
フランスでも大ヒット。キアヌ・リーヴス主演「スピード」の元ネタ
となったと言われている作品です。
昔テレビで一度みたことがありますが、152分ある映画が正味92分くら
いの2時間番組枠での放送だったため、なんと60分もカットされたもの
を観ていたことになります。
最近の邦画はテレビ局が出資している作品に関してはノーカット放送さ
れることが多くなったのはいいことですね。
犯人側と警察側の攻防が最後まで続き、強引なストーリー展開など突っ込
みどころもありましたが飽きることなく3時間近くを観ることができました。
高倉健効果で、警察側よりも犯人側を応援したくなります。
親類から借りた借金を苦に無理心中をしようとたり、潰れかけた工場のため
に奔走する沖田に見切りをつけて離婚して実家へ帰ってしまった妻子。
その妻子のせいで、警察に追い詰められることになってしまうのが切ないです。
縁起でもないということでしょうか。国鉄(現JR)の協力拒否により司令室、
新幹線内部や重要な走行シーンはすべてセットやミニチュアを使用しています。
(お家芸の東宝と違い東映はミニチュアワークが少し力不足に感じました。)
しかし、私鉄のホームを使って撮影したり景色としての新幹線の走行シーンを
使用していたり(当時はそこまでうるさくなかった?)この年で廃止となるSLを
買い取って爆破したり、協力を拒否されたことによる不都合はあまり感じません。
爆弾除去作戦のため、新幹線が併走するシーンがありますが、運転士は千葉真一
と弟の千葉治郎で兄弟ランデブーとなってます。(千葉治郎は「仮面ライダー」
で1号、2号と一緒に戦ったFBI捜査官の滝和也を演じていた人です。)
新幹線の爆破シーンは、もしそうなったらというイメージとして映像化されています。
司令室が広すぎて司令室長の宇津井健は遠くのパネルを見るために双眼鏡をつかって
ます。
予告編で主要な役柄で出ているような編集をされていた多岐川裕美と志穂美悦子はワン
カットしか出ません。
時代を感じるアイテム
ダイヤル式チャンネル、足つきのテレビ。天板にはシートを敷いて人形、花瓶が飾
られている。
テレビ局の取材はビデオカメラではなく、16ミリフィルムカメラ。
まだテレカが使えず公衆電話で長距離通話中は次々と10円硬貨を投入。
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