2017年09月22日
ストレス病の基礎知識(自律神経失調症編)
みなさんは自律神経って知ってますか?
意図的には調節できない神経のことです
意図的に調節できるのは運動神経です
自律神経がつかさどっているものには
例えば内臓を動かす神経とか、心臓を動かす神経とか
汗をかく神経とかがあります
自律神経には二つの種類があります
一つは交感神経
もう一つは副交感神経
です
交感神経は自動車(機械)で言えばエンジンをかけること
力を出そうと働きかける神経のことです
血圧を上げ、脈拍を上げ、呼吸のスピードを上げ、働いてもいいよ
力を出してもいいよという準備を整えるようにする神経のことです
健康な人は朝起きたり、出勤したりすると自然に勝手に
この神経が働き戦闘準備オッケーになります
価格:398円 |
副交感神経は交感神経と逆の働きをします
自動車で言えば、エンジンを切ること、またはニュートラルの状態にする神経のことです
疲れたから、働いたから、がんばったから
ひと息つきましょう、お休みしましょう、眠りましょう
と働きかける神経のことです
気が立っていたり、ストレスが溜まっていたりすると
この切り替えがスムーズにうまくできなくなります
休みたいのに休めない、気合い入れたいのにぴしっしたいのに
できないという状況になります
また、脳内ホルモン(物質)が出過ぎて
汗を以上にかく、めまいがする、体のコリが取れない
興奮して眠れない…
逆に眠くてしょうがない、やる気が起きない、シャキッとできない…
こういう状況が長く続くのが自律神経失調症
です
私も昔は自分がダメなんだ!と勘違いして自分を責めてばかりいましたが
あなたの(心がけ)せいではありません
ただ単に体のしくみのせいです
だから、自分のせいではないときっぱり認識しましょう
むしろ、頑張りすぎがいけないんだ!
頑張りすぎたせいでこうなっちゃったんだ!って
私からのお願い…特にうつ病や脅迫神経症の方、自分のことを責めないでください!!
悪いのは体なのですから。やる気がないわけでも気合が足りないわけでもありません!
むしろ、自分のことを責めたくなっている時は脳にセロトニンなどの脳内物質が行き渡らなくなって
不足してそうなっているのですから
やる気が出ない時も同じです。この場合はノルアドレナリンが不足している時です
休んだり、眠ったり、運動したり、体を温めても
ダメな場合は薬を飲んでください
実は私は母親に「薬を飲むな!薬に頼ってはいけない!」と教育されてきたため
あんなに苦しいのに何十年も薬を使わないできました
今では本当に馬鹿な判断だった反省しています
頼りすぎもいけませんが、頼らないのはもっと悪いと思います
特に脳内ホルモンの不足が原因だとわかっている
パニック障害
うつ病
強迫性障害
は薬を飲んだ方が賢明です
薬の量を大きく減らす飲み方や副作用の少ない薬の話は他の記事に書いておきます
他のストレス病が原因でもこの自律神経失調症は起きます
というか、自律神経失調症が長く続くと
他のストレス病になって行きます
つまり、自律神経失調症は他のストレス病の原因になります
私の場合、悩み始めた中学校の頃、首や肩がひどくこる
こめかみの辺りが強く圧迫されるような症状にさいなまれました
すぐに誰かに話して解決して入れば、ただの自律神経失調症で済んだのですが…
悩んでいる内容が人に話せないような状況だった私は
1日も気を休めることができずに、高校へと進学します
この頃には当時は分からなかったのですが、いま振り返ってみれば
あまりの緊張状態が長く続いたせいで
強迫性障害やパニック障害の症状が現れ始めていました
Thank you for watching and reading ^ ^
ストレスの病気で悩んでいる人はこちらのブログ↓
https://fanblogs.jp/anatanoyumeoakiramenaide/
も見てください^ ^
タグ:自律神経
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6727245
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック