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2017年04月08日
4路スイッチ公表問題を誰よりも早く仕上げるテクニックとは?
4路スイッチ公表問題を誰よりも早く仕上げるテクニック
4路スイッチの公表問題は2016年、2017年ともNO7番です。この四路スイッチ問題はジョイント部分がリングスリーブ側と考えられるボックスと差込コネクタと考えられる側を合わせると10か所あります。
他の公表問題の接続箇所よりもダントツ接続部分が多いということに気づかれるはず。
このように10か所もの接続を誰よりも早く接続してしまうテクニックを紹介します。
NO7の問題は3路スイッチと4路スイッチの組み合わせになるのですがここでは3路、及び4路スイッチの構造について詳細は省略します。
結論から説明すると
3路スイッチと4路スイッチの端子番号を覚えないこと
最低限覚えるのは3路スイッチの[O」端子に非接地側の黒線を入れることだけです。
これを理解していただくために試験センターが公表した4路スイッチの過去問の解答例をご覧ください
試験センター解答例
この解答例の水色の線の部分の注解は電線の色別は問わないとなっています。
さらに(注)記の部分にはこのように書かれています。
上記の複線図は、正解の一例です。したがって、3路スイッチ・4路スイッチ相互間の接続方法については複数の結線方法があります。このことにより、3路スイッチの記号「O」を除くその他の記号については省略しています。
この回答例を2017年度(平成29年度)のNO7に適用するとこうなります
注目していただく点は、3路スイッチの「O」記号以外は記号番号を記入していません。
誰よりも早く接続するには、3路スイッチの「1」「3」と4路スイッチの「1」「3」「2」「4」の端子記号を覚えないこと
接続の手順ですばやく結線
4路スイッチの問題の接続で最初にこれだけを結線してしまいましょう。
1)電源からの接地側電線(白線)を接続
2)電源からの非接地側電線(黒線)を電源側3路スイッチの[O」に接続
3)負荷側の黒線を3路スイッチの「O」に接続
あとは電線の色については問わないとのことなので電線の色や端子記号にとらわれずどんどん接続していけばあっという間に接続が完成するはず。
追加情報
負荷側の3路スイッチ[O」記号と接続する色を次のように合わせると3本接続の色を白3本、黒3本で見やすくなります。
4路スイッチ問題の作成時間が遅い人を検証
3路スイッチには端子記号「O」「1」「3」があり、4路スイッチには端子記号「1」「3」「2」「4」が記入されている。
この記号をもとに複線図を書いていくので結線時にも記号番号を合わせようと記号を探しています。
この探す時間が無駄な時間となってしまいます。
こうした記号合わせをしてしまう人は慎重な人が多いのかもしれません。
しかし、試験センターが記号を合わせよという施工条件が指定されない限りこうした慎重さは無用です。
複線図を書く時点で3路の「O」記号以外は端子記号番号を書かないこと
ECQ講習でも複線図を書く時点で4路スイッチには記号を書かないことにしています。
3路スイッチには[O」端子記号は書いていただくものの「1」「3」記号は書く方向と書かない方向とに分けて人に合わせて複線図を書いてもらっています。
おそらく3路スイッチの構造や機能に関する知識が増せば、[O」記号だけで十分だということが分かってくることでしょう。
こうした取り組みは3路スイッチだけを使った公表問題(2017年度NO6)にも適用できます。
2012年11月27日
2012年度 候補問題NO3
2012年度候補問題のNO3を作ってもらいました。
公表問題としては似たような問題として4路スイッチが絡んだものが昨年もありましたが、アウトレットボックスでの接続は初めての問題です。
結線か所は7か所ですが、リングスリーブの圧着マークに注意が必要です。
電源線には2.0ミリが使われていますから、「小」が2か所でその他は1.6の2本組で極小です。
まだNO3を作っていない方は参考までに。
公表問題としては似たような問題として4路スイッチが絡んだものが昨年もありましたが、アウトレットボックスでの接続は初めての問題です。
結線か所は7か所ですが、リングスリーブの圧着マークに注意が必要です。
電源線には2.0ミリが使われていますから、「小」が2か所でその他は1.6の2本組で極小です。
まだNO3を作っていない方は参考までに。