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2018年02月11日

キーパーが負傷したのでアウトオブプレーでプレーを止めた

ご訪問ありがとうございます、ねこ山です。


先日、大人サイズのフィールドで4種の主審を務めた時のことです。

第四の審判には先輩の審判員の方に入っていただいていました。



普段の少年用のフィールドの倍ほどの大きさになります。

このサイズのフィールドでの主審は、3級審判の実技テストの時以来2回目でした。

県大会の2次予選リーグの試合だったのもあって、先輩審判の方に心配していただきましたが

経験しておきたかったので、ご指導がてら第四審で見守っていただきました。


事が起きたのは

ペナルティーエリア内で

ゴールキパー(ボールは保持していません)と攻撃側の選手との接触がありました。

私はそのプレーを、迷いましたがファールは無いと判断しました。

が、ゴールキーパーがその場に倒れこみました。

ボールはベンチのあるタッチラインとは逆の方向へ転がっていきます。

そのままタッチラインを割るのか、それともインプレーが続くのか

ゴールキーパーの様子を伺いながらボールの行方も監視していました。

ボールはそのままタッチラインを割り、ゴールキーパーも倒れこんだままでしたので

プレーが再開されないように笛で止めました。

ゴールキパーに駆け寄り負傷の具合を確認し、回復を待ち

スローインでプレーを再開させました。


この時の私の認識では、「ゴールキーパーが負傷した時はプレーを止める」となっていました。

確認のため競技規則を読み返しましたが、そんな規則無い・・・

止めた方がいいよってことを勘違いしていたのかもしれません。

ですので、もしその後もインプレーが続いていたら

ゴールキーパーの負傷の確認と回復を待つためにプレーを止める気でいました。


以前にも同じような状況があり

その時は、攻撃側の選手のファールをとりました。

両チームの監督さんと知り合いでしたので

試合終了後に話したのですが

攻撃側の監督さんは、「あれはファールじゃないよ〜」

守備側の監督さんは、あれはどうみてもファールやろ〜」

そして、「もしあそこでファールをとらずにプレーを止めて、ドロップボールなんかされたらたまらんわ!」

ということがありました。


今回のケースでは、私はファールは無いとの判断をしましたが

四審をやってくださっていた先輩審判の方は

「私の位置からは攻撃側のファールにもみ見えましたよ」と。

私の判断をリスペクトしていただきつつも

あのケースでは攻撃側のファールで、守備側のフリーキックでの再開というのが問題になりにくいですよと教えていただきました。


誤解の無いように書き加えますが

ファールをファールじゃないとしたり

ファールじゃないものをファールとしたりするということではなく

どちらとも見える微妙なプレーで、その後のことを考えるとこの決断が良い場合もあるよということですので。


因みにゴールキーパー関する競技規則で

2017/18 第3条 1. 競技者の数
試合は、11 人以下の競技者からなる2 つのチームによって行われる。そのうち1 人は
ゴールキーパーである。いずれかのチームが7 人未満の場合、試合は開始も続行もされ
ない。


8人制の場合は
@ 8 人の競技者( うち1 人はゴールキーパー) が試合に出場する。
*一方のチームが6 人に満たない場合は試合を開始しない。
*一方のチームが8 人に満たない場合、両チーム合意の上、極力両チーム同数とする。


となっています。

ゴールキーパーがいない状況では試合を開始も続行もできないということですが

フィールド内にいるゴールキーパーが負傷した際とは違います。

あと、

2017/18 第5条 負傷
◦ 競技者の負傷が軽い場合、ボールがアウトオブプレーになるまでプレーを続けさせ
る。
◦ 競技者が重傷を負った場合、プレーを停止し、確実にその競技者をフィールドから退
出させる。負傷した競技者がフィールド内で治療を受けることはできず、プレーが再
開された後に復帰する。ボールがインプレー中はタッチラインからのみ復帰すること
ができるが、ボールがアウトオブプレー中であれば、いずれの境界線からであっても
復帰できる。フィールドから退出する要件につき、次の場合のみ例外とする:
・ ゴールキーパーが負傷したとき
・ ゴールキーパーとフィールドプレーヤーが衝突し、対応が必要なとき

・ 同じチームの競技者が衝突し、対応が必要なとき
・ 重篤な負傷が発生したとき
・ 相手競技者が警告される、または、退場を命じられるような身体的反則(例えば、
無謀な、または、著しく不正なファウルとなるチャレンジ)の結果として競技者が
負傷したが、負傷の程度の判断と治療がすばやく完了できるとき


これも、ゴールキーパーに限っては

フィールド内で治療しても良いですよということですが

プレーを止めなければならないとはなっていません。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

競技規則の見落とし、解釈の誤解などありましたらご指摘いただけたら嬉しいです。

























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審判の腕前はまだまだで腰も膝も痛いですが、とにかく走って争点に近づくことをモットーに頑張っています!
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