大分前になるが、一つずつブレーカーを落とし家庭内配線の行方をを確かめたことがあった。図に書いて置いたが、今はその図はどこへ行ったやら。
話を戻すと、どこで電力を消費しているか計ろうとしたことがあった。その時は電流を計ることしか頭になく、大電流を計るメーターはなかなか見つからなかった。あったとしても当時それはかなり高価であった。だから実際は計りはしたかったし、頭の中は電流計で計るという思考で止まってしまっていた。あくまでも電力を電流、電圧で計る、それしか頭になかった。
しかし、何かのきっかけで積算計、ワットモニター成るものを知った。現代は積算計ではなくワットモニターと呼ぶようである。検索しようにもワットモニターなんぞと言う名詞は浮かびもしなかった。ワットモニターで検索すれば出てくる出てくる、何と2,000円前後で手に入るではないか。何と言う世の中になってしまったんだ、とびっくりしながらネット販売を検索する。購買方法も今流のやり方で、ここは今流なんだと感心している場合ではない。
購入はいつものアマゾンである。いろいろなメーカーありタイプありであるが、手頃で安心できそうなサンワのワットモニターを選択した。この機器は値段の割には機能豊富で、瞬時電力量、積算電力量、1時間当たりの電気料金、積算電気料金、使用時間、CO2排出量が計れる。多分どこかのメーカーが開発した計測用LSIを使っているんだろうと思う。他のメーカーも機能は似たり寄ったりだから。
手元に届くとすぐに自分の使用している機器の電力を計ってみた。パソコンは24時間稼働でAPCの無停電装置に繫がっている。無停電装置の液晶は常に消費電力を表示しているが、購入したワットモニターの数字と一致している。なるほど動作は確かなようだ。3日ほど計測し、自分の使っている機器の電力量を予測することが出来た。これはとっても便利である。次は何を計ろうか、気分は少年時代へとシフトする。
2番目の対象として冷蔵庫を選んでみた。ワットモニター購入の目的は、我が家の電気泥棒を探すことである。高速回転(普通の家庭に比較すれば)している電気メーターの根拠を調べなければならない。
ワットモニターにしろ、世の中にはまだまだ知らないことが沢山あるんだと感じた。そのことを考えると同時に、先入観なく「あったらいいだろうな」と思えることは、この先も調べて見る価値はある。多分、素人の思いつくものは既に世の中に存在しているに違いない。問題は、調べるためのキーを探し出すこと思いつくこと、そのキーが現れれば、無尽蔵に近いネット上の情報を掴むことが出来るかもしれない。今の世の中、結構いろいろなものが存在している。その中には知りたくないこともある。情報をどう処理するか、収集の先には判断する知恵が必要になってくる。ワットモニターからこんな結論が出てきてしまった。
サンワダイレクト ワットモニター 電気代 消費電力 簡易計測 700-TAP017 新品価格 |
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