賢者の孫6 英姿颯爽の神使降誕 (ファミ通文庫) [ 吉岡 剛 ] 価格:658円 |
7巻ネタバレ:賢者の孫 7巻のネタバレ (魔人たちの討伐作戦開始!!)
5巻ネタバレ:賢者の孫 5巻のネタバレ・荒筋(シンの大発明が恐ろしい……)
6巻感想:賢者の孫 6巻の感想 (魔人たちが討伐されるのも近そう?)
<シンたちの実力は?>
上司に呼び出されたジークフリードとクリスティーナ。
上司:「お前達二人で、ウォルフォード君と殿下達の狩りの様子を見て来てくれ」
イースとエルスも魔人討伐の協力をしてくれることになり、旧帝国へと攻め込みたいところですが、シン達アルティメット・マジシャンズをどこの戦場に配置するか決まっていませんでした。
「正直彼らの力が我々をかなり上回っているのは分かっている。だが、具体的にどの程度の実力なのかは知らんのだ」
そして二人は彼らの実力をその目で確かめるため、魔物狩りに同行しました。
ジークとクリスがアルティメット・マジシャンズの狩りを見学した結果、彼らは途方もなく強いことが判明!
「あれは凄すぎる。あの子達だけで……いや、ウォルフォード君だけで、世界を簡単に制服できちまうわ」
結局、シン達はいくつかのグループに分かれて各軍隊に配属され、災害級以上の魔物が出た場合だけ戦闘に参加することになりました。
<ウォルフォード商会、開店!>
通信機や水洗トイレ、そして空を駆けるジェットブーツなどの商品を取り扱う『ウォルフォード商会』が開店しました!
エルス自由商業連合国の重役が通信機を大量に購入し、ウォシュレットトイレは爆発的に売れて即日完売。
大盛況の出だしとなりました!
<新・英雄物語!>
シンの英雄伝説を綴った英雄譚が、世界中で同時発売されてしまいます。内容はかなり美化・脚色され、シンもシシリーも大変恥ずかしい思いをしました。
「『お爺様。僕はこの力を、世界の平和の為に役立てたく思います』って……『お爺様』?『僕』?」
「そんな笑っちゃダメよぉ。ホラ、ここの『アウグスト。僕の力でよければ、いつでも貸そう。僕らの友情は永遠だ』ってぇ……う、うふふふ。あははは!」
「わ、私……こんなこと、言ってません……」
(『私は、貴方に出会うために生まれてきました。この心と身体は、全て貴方のものです』)
<シンは『神の御使い』!>
イース神聖国のダーム大聖堂で、創神教の教皇であるエカテリーナによる、魔人討伐の出陣式が行われました。
――――――
エカテリーナ:「皆さんの中には、本当に魔人を討伐できるのか、不安に思っている人も多いことでしょう」
「しかし、皆さん、安心して下さい。我々には神がついています。その証拠に、神は彼を……シン=ウォルフォードを遣わしてくださったのですから!」
おいいい!! 何言ってんだ!? あの人は!?
――――――
ただでさえシンを『神の御使い』と呼んで崇める人たちがいた状況で、教皇が公の場で宣言してしまったこともあり、シンは『魔王』改め『神の御使い』という二つ名で呼ばれることとなりました。シンはもちろん嫌そうですが、しかしこのエカテリーナ教皇の発言のおかげで、人々の不安は大分薄れたのでした。
……その後、エカテリーナはメリダ婆ちゃんに思いっきり叱られました。なんと、イースの教皇エカテリーナとエルスの大統領アーロンは二人ともメリダの弟子でした!
マーリン、メリダ、ディセウム、エカテリーナ、アーロンの5人は昔、一緒に旅をしていたようです。(物凄いパーティ……)
<バレーボール!>
魔法科高等学院に登校した朝。
学校の生徒たちが、皆でバレーボールに熱中していました!
これまでこの世界には娯楽のためのスポーツは存在せず、武術、剣術、魔術など、命のやり取りが前提の競技が主流でした。
英雄であるシンが考えたスポーツということもあって、アールスハイドの国中でバレーボールが大流行。学院の皆も熱中していたのでした。
そして遂にバレーボールの大会が開かれました!
この大会には魔法師団や騎士学院、騎士団も参加を表明。(シン達はジェットブーツを履いて魔法を駆使しながらバレーボールで遊んでいますが、それは禁止されました)
チームは3人制。こちらの世界でバレーボールを最初にやったアルティメット・マジシャンズも4チームに分かれて大会に分かれて参加し、猛威を振るいました。しかし。
マリア:「さっきから人目もはばからずにイチャイチャイチャイチャと!! いい加減にしろおっ!!」
決勝戦。シンとシシリーのラブラブな様子に、マリアがキレて爆発魔法を使ってしまい、反則負けで試合は終了。その後のエキセビションで魔法アリのバレーボールが行われ、大会は大盛り上がりで幕を閉じました。
(『賢者の孫』6巻のネタバレ)