ラノベぐらし！

賢者の孫 6巻の感想・紹介です。
魔人討伐へ向けて下準備！

賢者の孫6 英姿颯爽の神使降誕 （ファミ通文庫） [ 吉岡　剛 ] 価格:658円 (2019/4/1 03:23時点) 感想(0件)

賢者の孫 ６巻　/　吉岡 剛
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★★
7巻 感想：賢者の孫 7巻の感想(これでシンとシシリーは結婚……!?)
5巻 感想：賢者の孫 5巻の感想！(イース、エルス、アールスハイドの三国会談！)
6巻ネタバレ：賢者の孫 6巻のネタバレ！(『魔王』から『神の御使い』に!)


三国会談で話はまとまり、エルスもイースも魔人討伐に協力してくれることになりました！
世界各国が魔人に備えて戦力を強化する中、アルティメット・マジシャンズも合同訓練や魔物狩りで腕を磨いてゆきます。

シンの発明品が売り出される『ウォルフォード商会』で大儲けしたり、とうとうシンをモデルにした小説が全世界同時発売されてしまったり、バレーボールの大会が開かれたり。
魔人討伐の前の息抜きがメインのシリーズ第6巻。


シンの身内が凄いことになってる！
というか、マーリンとメリダの過去がやっぱりすごい。アールスハイドのディセウム王と友達なのは分かっていましたが、他の国のトップもメリダの弟子だったり、マーリンを『先生』と読んでいたり……。
こういう身内設定が明かされると、その度に見方が変わるというか、この作品の世界が開けていくようで楽しいです。(シンはやっぱりチート過ぎる……)

ウォシュレットトイレやバレーボールなど、作者さんの趣味なんでしょうか？妙なものがピックアップされてる気がするのはちょっと引っかかります。
私は何年か前、物干し竿や突っ張り棒を武器に戦うライトノベルを読んだことがありますが、そんな感じで『何でそのチョイスなんだろう？』と少し違和感を感じるというか。

最近はシシリーがちょっとブラックな面も出してきて面白いです。
――――――
ピキリ。
冷たい……俺の隣から非常に冷たい冷気が漂ってくる。
比喩じゃなくて、本当に冷たい！
「……シン君……愛人さんを囲うんですか？」
笑顔のまま、冷気をまとわせ、そう聞いてくるシシリー。
この雰囲気……アイリーンさんにそっくりだ！
――――――
彼女はシンの浮気は許しません！(彼も浮気する素振りは一切ありませんが)

7巻ではいよいよ魔人討伐という空気なので、次は戦闘シーンに期待です。
(賢者の孫 6巻の感想・紹介)