デート・ア・ライブ 16巻のあらすじのまとめ。ネタバレ注意!
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<人間だった狂三>
17歳の高校生だった狂三は、ふとした拍子に見知らぬ世界に入り込み怪物に襲われます。
狂三はとある少女にピンチを助けられました。少女は狂三が自然にこちらの世界に迷い込んできたことを知ると、適性があると判断。世界を一緒に救ってくれないかという少女の頼みを、狂三は聞き入れました。
少女:「――突然ですまないのだけれど、狂三。君は、力が欲しくはないかい?」
狂三:「力……ですの?」
「……ああ。私と同種の力が、欲しくはないかい? きっと君ならば、霊結晶(セフィラ)に適合する。もし君さえよければ――私と、世界を救って欲しい」
「よろしく、狂三。私は高宮澪(たかみや みお)。いわゆる……正義の味方だよ」
<狂三が復学!?>
最悪の精霊、時崎狂三が士道たちの学校に復学してきました!(正規の手続きで休学していたみたいです)
狂三には敵意は無く、ひとまず危険ではない様子。
狂三は、士道に「恋したら負け」の勝負を挑んできます。デレさせた方が勝ち。『士道が勝ったら狂三は精霊の力を封印させ、狂三が勝ったら士道の持っている精霊10人分の力を引き渡す』という条件で、士道はこの勝負に受けて立ちました!(後で琴里に怒られました)
DEMインダストリーにて。
アルテミシアとエレンはアイザック・ウェストコットの部屋に呼ばれていました。
アイザック:「以前した話を覚えているかい、エレン。――イツカシドウに、『鍵』としての役割を果たしてもらおう」
アイザックは、アルテシミアとエレンの二人に加え、追加戦力を加えると言いました。ウェストコットがパチンと指を鳴らすと、何枚もの紙吹雪が現れ、灰色の髪、緑青の双眸の女性が何人も現れました。彼女たちは全員、同じ顔をしています。
アイザック:「紹介しよう。魔王の娘たち――<ニベルコル>だ」
学校にて。
士道はエレンとアルテシミアの強襲にあいましたが、狂三と真那が追い返しました。(士道は致命傷を負っていたため、狂三と真那が来たことは知らない様子。(士道は致命傷を負っても回復します))
<狂三と士道の勝負>
狂三は士道の家の前で待っていて、一緒に学校へ行きました。
士道もまけじと通学途中で狂三にノラ猫のたまり場を紹介。良い雰囲気に。
お昼休みでは狂三も士道もお互いにお弁当を作って来ていたので食べさせ合い。お互いデレさせる熱戦が繰り広げられ、折紙や十香たちも見ている事しかできませんでした。
狂三と士道は、今週の水曜日、バレンタインデーにデートをすることを約束。狂三はここで勝負を決めるつもりです。
<チョコレート作り!>
精霊たちが士道のためにチョコレートを作ります。ほとんどの精霊がチョコレートの作り方を知らなかったため、調理は難航。
狂三も一緒にチョコレートを作りました。(!)
折紙は自分の裸体の姿をそのままチョコレートにするため、3Dプリンターなどの機会を操作して何やらガシャコンガシャコン操作。
精力剤を混ぜようとする二亜。自分にチョコレートをかけて食べてもらおうとする美九。
最終的には皆チョコレート作りに成功。士道にチョコを受け取ってもらいました。
<狂三とバレンタインデート!>
バレンタインデー。士道は精霊たちからチョコを貰い、同級生の男子たちに呪いの儀式を施されます。
士道は以前、狂三の分身体とデートしたことがあったので、狂三とのデートはそれをなぞる形で行われました。
デートも終盤になり、どうして狂三が原初の精霊を殺そうとしているのかを聞きました。
士道は狂三の天使、〈刻々帝(ザフキエル)〉――【10の弾】(ユッド)を使い、士道に自分の過去の記憶を見せます。
昔、精霊となった狂三は始原の精霊、崇宮澪(たかみや みお)に力を貸し、バケモノ退治をしていました。ある日、いつものように狂三がバケモノを倒し、後は澪に任せて立ち去ろうとしました。
しかし、軽い気持ちでその後の予定に澪を誘おうと引き返すと、さっき倒したバケモノの場所には自分の親友が倒れていました。
狂三は、それまで倒してきたバケモノが全て元は人間だったことを知りました。
崇宮澪:「きっと君はもう気づいてしまったとは思うけれど、精霊っていうのは霊結晶(セフィラ)を得た人間のことなんだ。――いや、私の力を分け与えた、って言った方が正しいのかな? 本来は最初の精霊である私だけを指す言葉だったわけだし」
「――でも、本来の霊結晶(セフィラ)というのは、人間の属性とは相いれないものなのさ。そんなものを無理矢理与えられたら、溢れ出る力を抑えきれず、暴走してしまうだろう」
だから
「霊結晶を人間に適合させるには、精製が必要なんだ。精製した霊結晶を、適性のある人間に与えれば、きちんと自我を保ったまま精霊になってくれる――ちょうど、君みたいにね」
狂三:「……ッ、まさか、精製、って――」
崇宮澪:「うん。人間の身体を通すんだ。もちろんその人間は暴走してしまうけど、何度かそれを繰り返すと、その身体から回収した霊結晶は、綺麗に精製されてるんだよ。」
「でも、それを回収するのが大変でね。君がいてくれて本当に助かったんだ」
狂三は、崇宮澪に利用され、今まで霊結晶に侵された人間を殺してきたことを知りました。そして始原の精霊、崇宮澪を殺しやり直すため、過去へ戻る力を求めています。
<襲撃の失敗>
バレンタインの時も含め、士道は何度もDEMインダストリーからの襲撃にあっているのですが、全て狂三が防いでいたことが発覚!
狂三は、エレン,アルテミシア,<ニベルコル>達に士道が殺される度、自分の記憶を過去へ送って行動をやり直していました。
狂三は昔、炎の精霊(琴里)と戦い、その時に士道に助けられ、去り際に士道にキスをしていったことがありました。その際、狂三の〈刻々帝〉の【六の弾】(今の記憶を過去の自分に送る能力)を封印されていたのでした。
こうして士道が襲撃されては防ぎきれずに士道が死亡し、士道の亡骸にキスをして狂三の能力を取り戻して記憶を過去に送り――という繰り返しを、狂三は既に200回以上繰り返していました。
狂三は精神をかなり消耗していて、内心ボロボロの状態で士道とバレンタインデートをしていたのです。
<ファントムの正体!>
またしてもDEMからの襲撃に遭いましたが、今回は士道は死なずに済みました。
その時、突然狂三に〈ファントム〉が声を掛けてきました。〈ファントム〉は存在自体にモザイクが掛かっているような謎の精霊。
しかし、狂三はその〈ファントム〉を迎撃し、存在をぼかしていた「障壁」を取り去ることに成功!
中から出てきた〈ファントム〉の正体は、〈ラタトスク〉の機関員、村雨令音でした。
そのまま狂三は、令音を狂三の分身体たちの影に呑みこみました――。
『デート・ア・ライブ』16巻あらすじ・ネタバレ。
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