デート・ア・ライブ17巻、(狂三ラグナロク)のあらすじ。ネタバレ注意!
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<精霊誕生!>
アイザック、エリオット、エレン、カレン(エレンの妹)。
この4人は『魔術師(メイガス)』の家系で、小さい頃から魔術を勉強をしていました。
魔術師とは、ある時は呪術師、占術師、魔女などとも呼ばれることがあり、常人には見えないものを扱うことのできる素養を持った人たちです。
まだこの4人が少年少女だった時、彼らの故郷は迫害され、家を焼かれてしまいました。
やがて4人は成長し、自分たちを迫害し、拒んだ世界を創り直そうと、4人は最初の精霊を作り出すことに成功したのでした。
<士道の過去の記憶!>
士道はラタトスクに回収され、一命を取り留めました。その後、士道は精霊たちを集め、皆に狂三のことを伝えました。(狂三が始原の精霊(崇宮 澪)に利用されていたこと、大量の人を殺めてきたのは過去をやり直すための力を補充するためだということ、士道の命を救っていたことなど)
士道の話を聞いて、精霊たちも『崇宮澪』の名前が気になった様子。名字が真那と同じ。崇宮はおそらく、記憶を失っている士道の旧姓だと思われます。
六喰の提案で、六喰天使<封解主(ミカエル)>の鍵で士道の記憶を開いてみることになりました。
小さな鍵の形になった<封解主>を、士道は自分の頭に突き刺し、記憶を開きました。
<士道の過去>
・まだ小さかった士道は生まれて初めて空間振の被害にあいました。大規模な爆発。爆心地を中心に全てが消滅していました。
士道はその爆心地に人影を発見。そこにいたのはあまりにも美しい少女でした。
(士道が連れてきた少女。妹の澪に見つかる……!)
士道は空間振に遭った幼い頃の記憶を見ていましたが、目を覚ますと何も覚えていませんでした。
・真那が、自分の頭にも<封解主(ミカエル)>を使ってくれと言って来ましたが、自分の身体をDEMインダストリーに改造された記憶などを思い出させるのは良くないと琴里が判断。士道もそれを察して真那に<封解主>を使うことはありませんでした。
・この時DEMインダストリーでは、士道を全戦力をもって殺害する話し合いがされ、それを狂三が傍聴していました。
<DEMが襲撃に来る?>
・士道は幼い頃、空間振の中心にいた全裸の少女を家に連れ帰り、面倒を見ていたことがあります。(今はその記憶は失われています)
士道が自分の部屋に裸の少女を連れ込んでいるのを、妹の真那に見られてしまいました。少女が光に包まれたかと思うと、少女は真那が着ていたセーラー服と同じ格好をしていました。この少女は只者ではないようです。
・士道が過去の夢を見てうなされ、琴里が強引にたたき起こすいつもの朝。二人の前に狂三が現れました!(分身体)
狂三:「――今から四日後の二月二〇日。DEMインダストリー社が、その奏力を以て士道さんを殺しに来ますわ」
この狂三の情報を受けて、真那や精霊たちは緊急招集。浮遊艦<フラクナシス>のメンバー、AIマリア、そして重鎮ウッドマン卿も話し合いに参加。
マリア(フラクナシスの人工知能。AI)は『もしかしたら<ニベルコル>を無力化できるかもしれない』と言いましたが、その方法を言おうとしたところで二亜が制止。ウェストコットには全知の書、魔王<神蝕篇帙(ベルゼバブ)>があり、この会議で言葉にした内容は、全て相手に伝わってしまいます!
マリアが「ニベルコルを無力化できるかもしれない」
折紙が「マリアが<ニベルコル>を無力化できるのなら、<バンダースナッチ>の対処法に関しては心当たりがある」
ウッドマン卿は「私も私で、出来うる限りのことをしよう。楽しみにしていてくれ。君たちに話せないのが残念だ」
という状態で、皆が具体的な策を言うことができないまま作戦会議は終了しました。
<開戦!>
空間振の警報が鳴り響き、天宮市のみんなはシェルターに避難。
DEMインダストリーが総力を挙げて攻め込んできました!
戦力的にはラタトスクの方が圧倒的に不利ですが、天宮市はこちらのテリトリー。天宮市の建物から砲台が現れ迎撃。銭湯の煙突がそのまま砲台になっていたり、士道の行くスーパーから大砲が生えたりと、士道もこの光景には戸惑いました。
DEMインダストリーの戦力の1つであるバンダースナッチは、アルテシミアの脳をトレースして作られた顕現装置(リアライザ)、<アシュクロフト-β>によって稼働しています。
このため、アルテシミアを捕獲してその脳を調べれば、<アシュクロフト-β>の動作をジャミングできます。
そのため、精霊たちはアルテシミアの捕獲を試みますが、彼女自身がDEMインダストリートップクラスの実力者のため、難航。
狂三も士道を助けるために来てくれました。この日のために大量の分身体を用意し、準備に抜かりはない様子。
<ニベルコル>は、二亜の天使から作られた精霊。そして二亜の士道への好感度は十分。このため、<ニベルコル>は士道がキスをすると消すことができます。(これがマリアの作戦)
この戦いは士道が殺されたら負けの勝負ですが、危険を冒して士道自らが出陣。<ニベルコル>が『キスをされた』と認識するだけで消えることが分かり、士道が1人にキスをすると周りの<ニベルコル>も同時に消滅。更に投げキッスによって士道は精霊無双!
<ニベルコル>の撃退に成功しました。
アルテシミアと折紙、四糸乃、六喰たちが戦っているところに、エレンがやってきます。
精霊たちはアルテシミアの相手だけで精一杯でしたが、エレンの前に(何故か)若返ったウッドマンが、黄金色のCR-ユニットを見に纏い現れました。
エリオット:「――よう、久しぶりだな、エレン。 俺のいない世界で最強を気取るのは楽しかったか?」
エレンはエリオットに特別な思い入れがあるようで、エレンは叫び声を上げ、怨嗟、憎悪、憤怒、そして僅かばかりの歓喜を込めて激しくぶつかりました。
<狂三を説得>
ニベルコルが士道から逃げ惑っている時、狂三が現れました。狂三は、守るべき士道が前線で戦っていることに怒りを覚えましたが、<ニベルコル>撃退のためだと分かってくれました。
士道は狂三の過去を見て、尚も狂三の精霊の力を封印したいと頼みました。狂三の過去を追体験した士道は、もう狂三が士道のことを好きなことを知っています。
士道は狂三の力を封印した上で、狂三の願いを叶えると言い出しました。
士道は狂三のことを大切に思っていて、狂三が過去を壊し、士道との出会いが無かったことになることを拒否。しかし、それでいて狂三の願いは叶えると無茶なことを言い出しました。
士道:「悪かったことだけやり直す! 展開を取捨選択し、歴史を理想の形に作り替える……!もしもそれが可能だとしたら、どうだ!?」
士道は狂三の力を自分に封印し、その力で自分が過去に戻り、士道と精霊たちは出会い、でも狂三が人殺しをしない。そんな理想の歴史を作り上げると宣言したのでした。
<崇宮澪>
(過去の話へ)
士道の家で澪は匿われていましたが、DEMインダストリーが澪を取り返すためにやってきました。
その際、士道が死んでしまいました。
澪は士道にキスをして、士道の亡骸を自分の胎内に取り込み、新しく少年士道の命を創り直しました。
澪:「――私が、もう一度産んであげる。 今度は絶対に死なないように。 今度は絶対に壊れないように」
澪は士道に自分の力を分け与えようとします。しかし人の身体は脆く、一度に力を与えては耐えきれずに自壊してしまいます。
澪は、幾つもの因子に分けて自分の力を士道に分け与える事にしました。
そのため、作り直された今の士道は、『力を吸収するための力』を持っています。
精霊と人間では寿命が違いますが、力を与えて士道を不死にし、澪の永遠の恋人にする計画が始まります。
澪:「――もう、絶対離さない。もう、絶対間違わない」
「だから……待っててね。――シン」
<狂三に異変?>
(狂三)
DEMと戦闘中。
狂三に士道が訴えかけている時、突如狂三の胸元が裂け、中から手が出てきました。
狂三は何が起こったのか分からない様子で苦しげな声を発し、狂三の中から何者かが現れます。
???「……時崎狂三。感謝するよ。君は最後まで、私の素晴らしい友人だった」
――『デート・ア・ライブ』17巻のあらすじ・ネタバレ。
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