『デート・ア・ライブ』18巻、[澪ゲームオーバー]のあらすじ。ネタバレ注意!
デアラ18巻の感想:デート・ア・ライブ18巻の感想・紹介(始原の精霊も登場!崇宮澪……)
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<崇宮 澪が現れた!>
狂三の腹を破り、始原の精霊、崇宮 澪が現れました。狂三に人を殺害させていた張本人です。
澪は強大な力を持ちますが、根は善人。しかし、かつて士道がウェストコットに殺され、その士道を復活させ力を分け与えるため、人間に精霊晶(セフィラ)を与えて精霊にし、士道にその力が宿るよう仕向けてきました。
ラタトスクの司令官、村雨令音は澪が分裂した存在で、ずっと澪は士道のことを見守り続けてきたのでした。
士道は現在戦闘中。澪は<万象聖堂(アイン・ソフ・オウル)>という巨大な球体の天使を顕現。その球体はやがて花を咲かすように開いてゆき、辺り一面に死をもたらしました。
士道に害をなすDEMインダストリーに向けて、澪が天使による制裁を下します。
『……! 謎の精霊から発せられた攻撃により、<バンダースナッチ>隊が全滅!』
『<ニベルコル>消失! 再生できません!』
『<ガルドラボーグ>! 船体を保てません!』
ウェストコット:「ついに現れたか――<デウス>。我が、愛しき精霊よ」
始原の精霊、澪(デウス)はかつて、ウェストコット達が生み出したものです。ウェストコット達(エレン、カレン、エリオット)は魔術師(メイガス)の家系で、一族の住む集落を人間に焼かれた過去を持っています。
その人間からの攻撃を受け、ウェストコット達はこの世界とは別の世界を新たに作り出そうとし、そうして始原の精霊<デウス>(澪)を生み出し、現在に至ります。
昔、澪は一度死んでしまった吸収し、新たに生み直しました。(生き返らせることはできなかったようです)
その生まれ変わった士道は「真士」という名前になり、これが令音さん(正体は澪だった)が、士道を『シン』と呼んでいた理由。
澪はその『シン』の記憶を、士道に思い出させ、士道と澪はかつて一緒に暮らしていたこと、真士(士道)は澪に恋していたことなどを思い出しました。
また、澪も士道のことが大好きで、士道を生き返らせ、もう死なないような力を分け与えるために、できることは何でもしてきたのでした。
今の士道には10体の精霊の力が宿っていますが、元の精霊の中に精霊晶(セフィラ)が残っている以上はまだ不十分。
澪は、士道の力を万全にするため、精霊たちを襲い始めました。精霊晶(セフィラ)を抜かれた精霊は死亡してしまいます。澪は精霊たちのことが好きですが、それでも士道のためならば何でもしてしまうのでした。
(崇宮澪と、士道からもらったぬいぐるみ。おっぱい……)
<崇宮 澪との戦い>
弓弦、耶俱矢、十香が澪と戦いますが、十香の全力の攻撃も澪には通用せず。耶俱矢と弓弦がやられ、二つに分かれていた精霊晶(セフィラ)が抜き取られ、澪の下で一つの結晶になります。
澪:「……これで、二つ」
士道は澪の力で空間振用のシェルターにワープさせられました。学校の皆が見ている前にも関わらず、士道は六喰の力を使ってシェルターの鍵を解除。
そのまま颶風騎士(ラファエル)の高速移動で士道は戦場へと駆けますが、道中、<颶風騎士>に奇妙な違和感を覚え、嫌な予感がよぎるのでした。
士道に<ニベルコル>が襲い掛かり、更にウェストコットまで登場。
お互いの大将同士の戦いが始まりました!
(クラスメイトの前で力を使ってしまう士道……)
<変化する戦況>
エリオット・ウッドマンはエレンを破り勝利!しかし、エリオットの脅威的な力は一時の物のようで、エリオットはもう戦うことができなくなりました。
エリオット、エレンは共に戦線離脱。
士道は澪から記憶を復元され、かつて自分がエリオットに殺された事も覚えています。
士道の周囲には冷気の壁が渦を巻き、風が舞い踊り、光を放つ幾つもの『羽』が現れます。
その手には《鏖殺公》(サンダルフォン)を持ち、軋む体に<破軍歌姫>(ガブリエル)の力を纏わせます。
澪:「――<輪廻楽園>(アイン・ソフ)」
澪は2つ目の天使を顕現。それは世界のルールそのものを書き換える天使でした。
六喰が<輪廻楽園>の力を封印しようとしますが、既に世界の法則で『<輪廻楽園>には攻撃が出来ない』ことになっており、六喰の鍵先は自分の首筋に刺さり、そのまま六喰が自分で自分を封印してしまうことになりました。
澪との戦いに四糸乃や折紙も駆けつけますが、折紙は天使<絶滅天使>を奪われ、その攻撃を四糸乃が氷の壁で受けることに。
澪:「……ふむ。ではそれも、禁止しよう」
澪がそう言うと四糸乃の<氷結傀儡(ザドキエル)>の氷の壁が無くなり、<絶滅天使(メタトロン)>の光が四糸乃を貫くのでした。(六喰、四糸乃、死亡)
その後、ラタトスクからの大規模攻撃も澪には通用せず、ラタトスクは墜落。折紙も十香も殺されてしまいます。
ラタトスクに乗っていた琴里も重症を負っていて、そのまま抵抗できずに澪に精霊晶(セフィラ)を抜き取られ、死亡してしまいました。
<ウェストコットと決着!>
精霊たちの力を多重に纏わせた士道と、ウェストコットの決戦。
士道側には七罪と美九が、ウェストコットには大量の<ニベルコル>が味方に付いています。
美九の能力でのサポートや、七罪の能力で士道がニベルコルに化けるなどして、善戦。
最後にはウェストコットも事前に知ることができなかったであろう士道自身の技、『瞬閃轟爆破』も炸裂し、見事ウェストコットを倒すことに成功しました!
一段落付いたと思いきや、突如白い光が七罪と美九を貫き、死亡。
澪が士道の下に現れます。
彼女は背に10の星を背負っており、それは10人の精霊たち全ての精霊晶(セフィラ)が抜かれた、つまりは死亡したことを意味しています。
<十香と狂三!>
美九や二亜などの精霊は人間がセフィラによって力を得て精霊となりました。しかし、十香は違います。
十香はセフィラ自体が自我を持った存在。いわば、澪の子供のような存在でした。(そのため、士道が初めて出会った時、十香には名前がありませんでした)
澪の持っていたセフィラの一つから十香が現れ、澪に襲い掛かります(死んでなかった!)また、狂三は自身が死ぬ直前、自分の分身体を未来に送っていました。その分身体も参戦して澪に襲い掛かります!
士道:「! 狂三、おまえ、一体何を――」
狂三の分身体:「先ほど申しましたでしょう。澪さんを倒しに来たのですわ。――ああ、でも、もう一つ」
「――士道さんとのキスの感触が、忘れられなかったのかもしれませんわね」
……十香も狂三の分身もやられてしまいましたが、士道は自分でも気づいていない力を持っていることに気づきました。
昔に狂三から奪った力、過去の自分に記憶を送る<刻々帝(ザフキエル)>、【六の弾(ヴァヴ)】。
士道は狂三の分身体からのメッセージを受け取り、今の自分の記憶を過去へと送ったのでした。
<やり直し!>
士道はウェストコットが襲ってくる前日に、未来の記憶を持って戻ってきました。この時点ではまだ精霊たちは殺されていません!
士道は覚悟を決めて令音さんに言いました。
士道:「令音さん。――明日、俺と、デートしませんか?」
―――――以上、『デート・ア・ライブ』18巻、[澪ゲームオーバー]の荒筋・ネタバレでした。
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