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2018年04月26日

IS(インフィニット・ストラトス)12巻のあらすじ・ネタバレ 一夏と千冬の正体は……。

IS(インフィニット・ストラトス)12巻のあらすじ・ネタバレ 一夏と千冬の正体は……。

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<冬休み!(お正月)>

一夏と千冬の家の敷地に侵入していたラウラ。二人を影から見守っていたラウラですが、千冬姉に見つかり家の中へ。
そのままラウラは一夏の家にお泊りし、一緒に年越ししたのでした。

箒のいる篠ノ野神社へ初詣。ラウラとシャルも一緒!
箒の奉納する神楽舞は、一部の隙もない見事な物でした。皆でおみくじを引き、シャルは中吉。一夏は大吉。ラウラは自分の引いた末吉がシャルよりも下だと分かると何度も引き直し、箒はそっと自分の引いた大凶を隠しました……。

その後もセシリアと鈴の羽子板対決、簪と楯無さんが一夏の家で副笑い(目隠し中のセクハラ)など、賑やかなお正月を過ごしたのでした。

<王女様の来日!>

特別留学生として、ルクーゼンブルク第七王女殿下、アイリス・トワイラト・ルクーゼンブルクがIS学園にやってきました。彼女はまだ14歳。しかし傲岸不遜な態度で気の強さは鈴以上かもしれません。

IS 12巻、アイリス、セブンス・プリンセス.JPG
(ルクーゼンブルクの第七王女、アイリス!)

アイリス:「おぬしが有名な織斑一夏じゃな」
     「ふふ。おぬしをわらわの召使いにしてやろうぞ。どうじゃ。光栄であろう?」
千冬:「では、織斑。王女殿下に失礼のないようにな」
こうして一夏の了承も、他ヒロインたちの納得も無いまま一夏はアイリスの召使いにさせられてしまいました。
そのまま一夏はアイリスに気に入られ、一緒に服を買いに行ったり、『アリス』と愛称で呼び捨てするまでの仲となりました!

ある日。アイリスが蕎麦を食べたがっていたので、一夏は一緒に食べることに。パスタのように蕎麦を撒いて食べる可愛らしいアイリスでしたが、一夏とアイリスの意識は薄れ、そのまま何者かに攫われてしまいました。
幸い、誘拐された後に一夏が助けに入り、アイリスは無事に救助されましたが、国際問題一歩手前の大きな事件となってしまいます。
(この一件でアイリスはますます一夏を気に入ってしまいました)

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<アイリスがIS学園に転入!>

アイリス:「織斑一夏を我がルクーゼンブルク国に招く。わらわの世話係として、一生をともにするのじゃ!」
その場にいた付き人のジブリルさん、そしてヒロインズ一同が驚きの声を上げます。
アイリス:「異議のあるものは名乗り出よ! さもなくば永遠に口を閉ざすがよい!」
鈴:「あるに決まってんでしょうが!!」
今までアイリスに一夏を預けていたヒロインズですが、そろそろ我慢の限界。
鈴&箒チームとアイリス&ジブリル(アイリス王女の付き人。ISも使える)チームで一夏を掛けた決戦が行われました!

結果はアイリスの敗北。アイリスは王女を守るために防御力に特化した厄介なISを使いました。アイリスのIS<セブンス・プリンセス>は防御に加え攻撃力も高く、そのかわり移動が遅いIS。ルクーゼンブルクが篠ノ之束の本拠地ということもあり、この<セブンス・プリンセス>は束博士から献上された第四世代ISです。
アイリスは束のいる国からやって来たということもあり、今回の王女訪問には束が一枚噛んでいる可能性が高いのでした。

アイリスが本気で一夏に惚れてしまい、正式にIS学園に転入してきました!
付き人のジブリルは教員としての役職に就くつもりでしたが、何故か山田先生の陰謀で学生服が渡され、生徒となってしまいました。
山田先生は昔からジブリルと交友があり、ジブリルをからかうのが楽しくて仕方ない様子。

<一夏と箒のIS……>

簪、楯無、山田先生:「「「うーん」」」

3人は一夏のIS、白式第三携帯『ホワイト・テイル』を見ていました。
第三形態になり、白式は随分と様変わりしてしまいました。更にシステムの殆どがブラックボックス(未知の状態)。このままではメンテナンスすらできません。
更に新たなワンオフ・アビリティーは『すべてのISを初期化する能力』。あまりにも危険すぎる能力です。
ISの方からの主張なのか、<白式第三形態『王理』>と情報ウィンドウに表示されています。ISが『そう呼んでくれ』とでも言っているのでしょうか?(王理は「おうり」と読む)

楯無:「一夏くん、ほかに追加された武装はある?」
一夏:「うーん、武装なのかわからないですけど、補助システムの項目に《コード・ホワイト》って記述があったような――って、あれ!?」
   「おっかしいなぁ……消えてる。あれ? 見間違いだったのか……」

謎の部分が多すぎる一夏のISを試すため、シャルの『リィン=カーネーション』と模擬戦。シャルのISは世界初、コアを2つ搭載した異様な機体です!

模擬戦後。シャルと一夏が良い空気になっているとナイフが飛来。
ラウラ:「いいか、外れたのではないぞ。外したのだ」
シャルとラウラが一夏の取り合い。なすすべなく食堂へ連行される一夏。二人のご機嫌を取ろうと特別にパフェを用意するも食べてもらえず、たまたま居合わせた鈴とセシリアに「あーん」してあげていたら二人の感情をあおる結果となり……。
一夏はラウラとシャルのダブルパンチに倒れるのでした。

夜。アイリスに頼まれ、IS関連の勉強を一夏が見てあげることになりました。
そのまま二人は一緒に寝て(!!!)翌日。
ジブリル:「おはようございます。アリス。迎えにきました……よ?」
     「お、おっ、織斑一夏ぁぁぁぁ! 貴様、貴様ぁっ!!」
一夏:「ぐぎゃっ」

アイリス:「ま、ま、待つのじゃ!」
ジブリル:「アリス? なぜ止めるのです! この男はあなたに狼藉を……!」
アイリス:「わ。わらわが許した!」
ジブリル:「……はい?」
アイリス:「つ、つまりはそういうことじゃ! こ、このことは、織斑千冬も公認しておる!」
ジブリル:「……ええ?」
アイリス:「わ、わらわは一夏と結婚する!!」
アイリスのこの言葉はIS学園中に広まり、やがてヒロインズ達の耳にも噂が届き、一夏は地獄を見たのでした。

IS 12巻、ジブリルとアイリス.JPG
(ジブリルとアイリス)

いきなり見たことも無い無人ISの群れが襲撃!篠ノ之箒が攫われてしまいました。一夏たちは箒を助けに向かいます。
箒の下へ一夏が向かうと、箒のIS『赤椿』が異形に変形した姿で登場。箒に似た謎の少女が操縦しています。その姿は箒の幼かった時に酷似していました。

少女は一夏に向けて言います。
少女:「私は世界で最初のIS,『赤月』。あのひとが初めて触れた、この世のすべてを凌駕する力。そして――」
   「あなたを代行者……!」
   「私はあなたを手に入れて、邪魔者を始末する……そのための存在!」

一夏はこの『赤月』を無事に倒し、箒と再会できました。
少女『赤月』の正体ですが、これは『赤椿』。一夏自身も前から感じていたことですが、ISには自我のようなものがあります。箒は一夏のことが好きなので、赤椿が箒のためを思って一夏を手に入れ、他の邪魔者(セシリア、鈴など〜)を排除しようと勝手に行動したようです。
(一夏も以前、白式の意志が具現化したものと思われる、白い少女と出会っています)

何にせよ、赤椿を倒して箒を連れ帰り、事件は解決。しかし、箒は自身の専用ISを失ってしまったのでした……。






<一夏と千冬姉の正体!>

大怪我を負ったはずの一夏の傷が、何故か完治していました。(アイリスが発見)
一夏:「俺は、どうも……ふつうの人間じゃないみたいなんだ」
   「俺が深手を負ってから、こうやって回復したことは初めてじゃないんだ」
アイリス:「! まさか、ISとの生体融合……」

別の場所で。
束(たばね)博士:「時は来たれり、だよ。ちーちゃん♪」
   「さあ、終わりの歌を!」
   「IS『群咲(むらさき)』、起動」
   「コード・ヴァイオレット、発令」

IS学園地下特別区画にて。
一夏は千冬姉に合いに来ました。自分の身体の異様な回復能力を見て、自分の正体を聞くためです。(一夏の両親は不明)
そこへ篠ノ野束が現れ、一夏と千冬の正体が明かしました。

昔、完璧な人間を作り出そうとする計画があり、その事業は篠ノ之束の登場により頓挫しました。篠ノ野束こそが理想の完璧なスペックを持った最高の人類だったため、最高の人類を作り出そうという計画に意味が無くなったからです。
一夏と千冬は、その計画中に作られた人工の超人でした。(だから一夏の傷がすぐに治った)

一夏は突如現れた織斑マドカ(一夏・千冬と同じく人造人間)に刺され、千冬が激昂。
千冬:「……ろす」
   「殺す、おまえたちは、なにがあっても私が必ず……殺してやる」
束:「やっとその覚悟ができたかな、ちーちゃん」
  「じゃあ、おいでよ。世界と戦う準備ができたのなら」
  「待ってるよ、ちーちゃん♪」
  『この世の果てで、また会おう』

――以上、『IS<インフィニット・ストラトス>』12巻のネタバレまとめでした。

IS12巻の詳細へ。

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