どうも。ラノベ仙人という者です。
今回は変態王子と笑わない猫。3巻の紹介,感想です。
変態王子と笑わない猫。3巻 / さがら 総
(略称:変猫)
おススメ度☆☆☆
ハーレム度☆☆
お気に入り☆☆
<紹介>
女の子:「ふぁいやー!」
陽人:「な、なにごと!?」
体育祭が迫る9月の朝。月子と一緒に登校していた横寺陽人は突如現れた見知らぬツインテールのちっちゃな女の子にいきなりジャンピングキックをかまされます。
女の子:「にひー。だーれだ!」
陽人:「え?」
女の子:「よーとおにーちゃん、だいすき!」
陽人:「えええ!?」
月子:「どういうことですか」
陽人:「え?」
月子:「どういうことですかロリペドさん」
陽人:「えええ!? 」
そして平穏だった学校に『笑わない猫』の笑い声が響きます。
校舎はイタリア、制服は水着、横寺陽人はみんなの人気者!
みんなの様子がおかしい!……でも、この世界ってやけに僕にとって都合の良い世界なような……?
今回も『笑わない猫』のせいで大混乱です!
<感想>
笑わない猫像の力も世界規模になっちゃいました。
月子が「表情」を失って、陽人が「建前」を失って。
そんな風に人間としての欠陥を取り戻すべく協力し合い、そんな中で主人公の変態な思考の描写や、周りの人たちの心情の変化を描いていたのが好きだったんですけど……。
世界を丸ごと変えてしまう、メチャクチャな話になっちゃいましたねー。正直、そこはちょっと残念でした。
でも、主人公をはじめほとんどのキャラ(小豆梓以外)には変化が無いので会話文は相変わらず読んでて面白いですし、何より地の文の面白さは健在です。
新キャラが登場!イタリアから来たエマヌエーラ ポルラローラ、通称エミちゃんです。幼女です。かわいいです。
(エミ&陽人!)
あと、陸上部の副部長の発言が面白いです。以下は陽人とエミが一緒に学校に来ているのを見た副部長のセリフです。
「部長の次は抵抗できない年齢の子を選んだか。外人幼女に子作りプランとか警察プラス大使館沙汰。さすが変態の凌辱性欲は国境超えて無限大。早く死ね。とっとと死ね。死んで三日後に甦ってもういっぺん死ね」
……。まあ、主人公の陽人もこれを言われるだけの変態ではあるんですけどね。
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
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タグ:さがら 総 変態王子と笑わない猫。
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