ラノベぐらし！

　変態が許容される優しい世界に生まれたかった。

どうも。ラノベ仙人です。


今回は変態王子と笑わない猫。４巻です。

変態王子と笑わない猫 ４巻　/　さがら　総
（略称：変猫）
おススメ度☆☆☆
ハーレム度☆☆
お気に入り☆☆☆


＜紹介＞
笑わない猫を巡る、ちょっと不思議な物語（主人公は変態）。そんな変猫シリーズ第４巻。
今回は短編集です！

第１話：月光ロストワールド
１巻の発売前にモバイル立ち読みで公開された「第０話」の加筆修正版。
月子と陽人のちょっと昔のお話。

第２話：沖縄ハッピーエンド
小豆梓が横寺と行く気まんまんだった沖縄旅行。
しかし、横寺は小豆梓の前の学校の友人たちと仲直りしてもらうため、自分の代わりに小豆梓の友人二人を沖縄に送ってしまいます。
２巻では語られなかった、小豆梓サイドのお話。

第３話：教会シンドバッド
まだ中学生だった陽人がエミに初めて会った時のお話。
――天上に一番近い教会には、ちっこい悪魔がいたのです。――

第４話：陸上ダイヤモンド
陸上部でいつもギスギスしている陽人と副部長。
この二人を見かねた部長が二人を仲直りさせるべく、ゲームをやりだします。
事ある度に陽人に突っかかってくる副部長。まだ陽人には双子の弟がいると思っている部長。変態、陽人。不穏な面子でのすごろくゲームが始まります！

第５話：幻想メリーゴーランド
１〜３話まで過去のお話でしたが、ここで時間は現在に戻ります。
小豆梓と陽人が勇気を振り絞り、お互いに歩み寄っていくのですが……？
（笑わない猫像）

＜感想＞
まず、変猫３巻では陽人がエミのことを忘れていて、それがショックだったエミが大暴れしましたが、陽人はそんな約束を忘れてしまうような、いい加減な人間ではありません！――本来は。
その辺に関してはこの４巻ではまだ明かされないのでもうちょっとガマンして下さいね(汗)

この巻は今まで本編では触れられなかった部分についての補足をしている感じでした。
つまり、５巻以降へ向けての準備ですね。
短編集、番外ではあるんですが、この巻も読んでおいた方が５巻以降も楽しめると思います。

つんでるさん（副部長）最高！
副部長：「全身二百六本の骨を一本ずつ複雑骨折して死ね変態」

それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう！

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