角川スニーカー文庫の人気ライトノベル、「この素晴らしい世界に祝福を」6巻[六花の王女]のネタバレを書いていきます。
ネタバレが嫌な人は注意!
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アクアのねんどろいどがイイ感じ!詳細情報![この素晴らしい世界に祝福を!]
それでは以下、「このすば」6巻のネタバレです!
<王女様から食事のお誘い!>
カズマたちの普段の活躍を耳にした王女様から食事の誘いの手紙が届きました。ダクネスはこの話を断ろうと言いますが、他の3人はすっかりその気になってしまいました。
正しい礼儀作法なんて望めない3人に不安を覚えるダクネス。カズマは着物を着て行ってみようかと言い出し、ダクネスは「何でもするから、聞いたこともない奇抜な格好をするのは止めてくれ!」と言ってしまい、メイドの格好をして屋敷の家事をすることになりました。
カズマは「ライター」を作りだし、ウィズのお店に置いてもらいました。お礼として「バニル仮面」という謎の仮面を貰ったカズマ。これを付けると悪魔パワーで魔力上昇、血行促進、肌もツヤツヤ、絶好調になれるらしいです。(怪しい……)
<王女様と対面!>
いよいよ王女様との食事が始まりました。
アイリス王女はまだ12歳。カズマが欲しがっていた「妹枠」ポジションとしてピッタリの年齢です!
無礼の無いようダクネスが率先してカズマ達をコントロールしますが、カズマがいきなり偉そうな態度だった王女様に向かって「チェンジ」と言い出しました。
ダクネスは今回は冒険者としてではなく、貴族の格好をしているので髪型も三つ編みです。アクアとめぐみんは感触が気に入ったのか、ダクネスの三つ編みをにぎにぎしています……。
ダクネスの方も抵抗することなく、アクアとめぐみんはおとなしくしていました。
王女様は冒険者の冒険譚を聞きたかったようなので、カズマが誇張を交えつつ自分の活躍を話していました。
これによってアイリスはすっかりカズマの事を気に入ってしまいました!
別れ際。
アイリスの護衛のお姉さんが『テレポート』を唱える時、アイリスはカズマの腕を掴みます。
そのままカズマも城へとテレポートされてしまったのでした!
アイリス:「また私に、冒険話をしてくれるって言ったじゃない?」
<王城に残りたい!>
アイリス:「お兄ちゃんみたい」
王女アイリスのこの一言でカズマはあっさり陥落。アイリスの遊び相手として、話し相手として王城に居座り続けました。
この世界には学校というもの普通はがありません。(紅魔の里にはあります)魔王軍がいつやってくるか分かったもんじゃないこの世界では義務教育なんてものを実施する余裕が無いためです。
そのため、アイリスはカズマが地球にいたころの学校や、文化祭の話などに興味津々でした。
ボードゲームでアイリスに勝てないカズマは姑息な手でハンデを付けてもらったり、仲間とのいかがわしい話などをするので純真だったアイリスは少しづつ変わっていきました。(悪影響!)
やがてダクネスたちが王城までやってきてカズマを迎えに来ました。
夜。
ダクネスが貴族として晩餐会を開きました。貴族の男性たちから「ダスティネス卿」と呼ばれ、歯の浮くような賛辞を浴びるダクネス。モテモテです!
それを見たカズマが気分を悪くし、「ララティーナ、ララティーナ」と下の名前を連呼。
因縁のアルダープもやって来ましたが、ダクネスにはここの貴族よりも、カズマよりもピッタリの相手がいると言います。
――この国の第一王子、ジャティス。
魔王軍幹部の討伐に何度も貢献していて、大貴族でもあるダクネスには王子と結婚するのが相応しいだろうと言い出しました!
アルダープはダクネスのことを諦めたのでしょうか?謎です。
なんとか王城に居座る理由を作れないだろうか――。
ぜいたくな暮らしに魅了され、アイリスとも別れたくないカズマは考えます。
そこへとある情報を耳にしました。最近、貴族の家を狙った義賊が活躍しているそうです。
悪徳な貴族の屋敷に忍び込み、宝を盗んでは貧しい人々に金銭を分け与えているようです。
王都での活躍が欲しいカズマは、この義賊を捕まえて貴族たちに認めてもらうことにしました!
<アルダープの屋敷へ>
4人は普段から悪事に手を染めていそうな貴族、アルダープの屋敷にやってきました。義賊と出会うまでこの屋敷で張り込みです!(住み込みで)
迷惑がるアルダープですが、ダクネスだけは歓迎している様子です。
夜中。
暗視スキルを持っているカズマは暗闇の中をソロソロと移動する怪しい影を捕らえます。飛びかかってその賊の体を揉みくちゃにします!なんと義賊は盗賊のクリスでした!
クリスはどうやら『神器』を集めて回っているようです。ミツルギが持っている魔剣グラムみたいなチートアイテムですね。地球からこの世界に転生して来た人たちが持っているものです。(カズマはアクアを持ってきてしまいましたが……)
持ち主が死んだ後も神器は残ります。その強力で危険な能力を腐敗貴族たちが所持しているのは良くないということでクリスは神器を集めているようですが、なぜ彼女がそんなことを……?
なにはともあれ、クリスは神器が見つからない時にその場のノリで義賊の真似事をしていたら有名になってしまっていたようです。
結局、クリスに『バインド』をかけさせてカズマはロープで拘束され、カズマは義賊クリスを見逃してあげました。
後日の夜。
カズマが寝ているとクリスが部屋に侵入してきました。またしてもクリスは捕らえられ、身体をまさぐられます……!
クリスはカズマに、神器の回収を手伝ってほしいとお願いして来たのでした!
<またまたカズマの死!>
王都の夜明け。
魔王軍の襲撃警報が鳴り響きます。駆け出し冒険者たちの街、アクセルとは違って王都ではしょっちゅう魔王の手先たちが攻め込んできます!
カズマは王都で手柄を上げるため、この戦闘に参加しましたがコボルト(ザコ)に取り囲まれて殺され、またしてもエリス様と対面することになってしまいました。
<エリス様からのお願い>
エリス様から、クリスの神器集めを手伝ってほしいとお願いされます。
神器は本来の持ち主が使わないと、その本当の能力を発揮できず、効果が弱くなります。しかし、それでも危険な能力をもった神器が2つ、行方不明になっています。
1つは「ランダムにモンスターを呼び出し、使役する」ことができるようになる神器。これは本来の持ち主以外の人が使うと「ランダムにモンスターを呼び出し、使役するには対価や代償が必要になる」という効果になります。
もう1つは「他者と体を交換できる」という神器で、これは本来の持ち主以外が使うと体を入れ替えるのに時間制限がつくという物です。
どちらも既に持ち主はこの世におらず、神器は世に出回っています。どちらも悪用しようと思えばかなり危険な物なので、悪しき人が使うのを、なんとしてでも阻止する必要があります!
<生き返った後>
アクアに生き返らせられると、アクア、ダクネス、めぐみんの3人は大活躍していました!
ダクネスには魔王軍の攻撃が一切効かず、アクアは負傷者を悉く回復させ、めぐみんの爆裂魔法も敵軍の中心にヒット!
3人の功績が認められ、またしても宴が催されることになりました!
……すっかり王都に居場所が無くなってしまったカズマ。貴族たちは今回活躍した3人をミツルギのパーティーに入れようという話までしています。
声をかけてきたアイリスにも、素直に活躍できず、あっけなく殺されてしまったと話しました。
めぐみんがアイリスのネックレスに尋常じゃない魔力を感じ取りました。このネックレスはとある貴族からアイリスの兄(ジャティス王子)に献上された物のようです。
アイリスも使い方が分からないようですが、定められたキーワードを唱えれば発動する様で……。そこにはこの世界の人間には読めないはずの、日本語が書かれていました。
カズマ:「『お前の物は俺の物。俺の物はお前の物。お前になーれ!』……このキーワードを決めたヤツは誰だ、人をバカにしてんのか」
そしてネックレスが発光してしまい……!
なんと、カズマとアイリスの体が入れ替わってしまいました!
その後、カズマ(アイリスの姿)はダクネス,そして側近のお姉さんとお風呂に入ろうとしたところで元の体に戻ってしまいました。
アイリス(カズマの姿)はめぐみんの案内で外出していましたが、カズマが自分の体に戻ると目の前には人相の悪い3人の男が。
めぐみんは王女様にケンカの売り方を教えている最中でした……(汗)
夜の宴は、カズマの居場所が無かったので早めに切り上げてきました。そこへクリスがやってきます。そしてアイリスが身に付けている魔道具はもともと貴族に買われた物だったこと、体を入れ替えた後にどちらかが死ぬと入れ替わったままになること、それが何故か今は王族の元にあることを話してくれました。
つまり、王族と体を取り換えようとしている貴族がいる可能性があります!
ここへ来てアイリスの持つ神器の恐ろしさに気付いたカズマ。
クリス:「ねえ。キミって、王女様の遊び相手なんだよね? 今から王女様のところへ遊びに行かない?」
<神器を強奪!>
クリスと一緒に城の宝物庫へ向かいます。クリスは「結界殺し」という魔族が使う魔道具で結界を解き、侵入。
(この結界殺しは、シルビアが紅魔の里で使おうとした物です。巡り巡ってクリスの手に渡っていました)
お互いを「お頭(かしら)」、「助手くん」と呼び合いながら探索を進めます。宝を盗もうとすると警報がなることが分かっていたのにも関わらず、カズマはうっかり宝に手を出してしまい、冒険者たちが集まっている王城に警報が鳴り響いてしまいました!
バニル仮面を付けて絶好調のカズマは初級魔法などを使いこなして冒険者や騎士たちを出し抜いていきます。魔剣のミツルギすらも剣を抜かせることもなく瞬殺。2人はまだ神器の回収を諦めていませんでした!
最上階へ着くと、そこには王女アイリスとダクネス、めぐみん、アクアの姿が。
めぐみんはカズマ達をみて「かっこいい」と言い出し、戦意喪失。アクアは戦力にはならず。ダクネスにはすぐに2人の正体がバレてしまいました!
しかし、ダクネスはこちらの意図は分からないまでも、空気を読んで合わせてくれました。
カズマ・クリス:「「スティール!!」」
2人同時に『スティール』を掛け、神器の回収に成功。そして2人が逃げる前にアクアが神器の能力を封印しました。
(任務、成功!)
<アイリスとアルダープは……>
後日、ダクネスにアイアンクローを食らうカズマとクリス。
危険な神器を王女様から取り除くのが目的だったと事情を説明ししました。
王女様にはカズマとクリスが2人同時に『スティール』をし、クリスが神器を盗むことに成功。
カズマが盗んだのはなんと、王族が婚約するまで肌身離さず持ち続け、伴りょとなる相手に渡すことになっていた指輪でした!
ここでアイリスに指輪を返しに行くのもマズイので、そのまま指輪はカズマが持ち続けることになりました。
アイリス:「お兄ちゃん……。指輪、大事にしてくれるといいな」
この国では、魔王を倒した勇者は褒美として王女を妻とする権利を与えられます。もし、カズマが将来、魔王を倒し、アイリスとの結婚話が持ち上がることもあるのかもしれません!
その後。
アルダープは謎の悪魔と対談していました。
アルダープ:「ワシの願いはたった一つだ! ララティーナを連れて来い! アレは、ワシの物なのだ!」
――
以上、「この素晴らしい世界に祝福を!」6巻、[六花の王女]のネタバレでした。
アクアのねんどろいどがイイ感じ!詳細情報![この素晴らしい世界に祝福を!]
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