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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年07月28日

6歳までに発見・治療

 弱視と言う言葉をご存じでしょうか?
眼科で言う所の弱視は、子供の視機能が上手く発達せず、眼鏡などを使用しても、よく見えない状態です。
器質的異常による低視力とは、別の範疇になります。
子供は生まれ付きよく見えているわけではありません。
殆ど見えない様な状態から、段々と視力が発達していきます。
この発達には、目に入ってくる光の情報が眼底の網膜にきちんと像を結び、情報を脳に伝え、脳が認識する必要があります。
刺激の繰り返しで回路が形成され、見える様になりますが、この回路形成に障害があると、視力が上手く発達しなくなります。
視力は3歳頃までは急速に発達しますが、その後は発達のスピードは遅くなり、8歳頃には発達の程度はかなり低下します。
 松山市・みゆき眼科  林 美由紀  愛媛県医師会
                                    愛媛新聞 健康ファイルから
6歳頃までの治療が望まれるらしい。

経済の公共的意義訴え

 紙幣は金・銀の裏付けがあるから人々は辛うじてそれを受け取るのであって、裏付けが確実でなければ、単なる紙切れに過ぎない。
誰もそうとは意識していないが、今日でも、我々の生活は、中央銀行と政府の通貨管理能力や金融政策に対する信頼によって辛うじて成り立っている。
考えて見れば、通貨は、それ自体に価値があるのではない。
だから、渋沢栄一は、金融も含めて、経済活動は、私的な利益の増殖を目指すものではなく、公共的な意義を持つべきだと主張した。
「経済」の語源に戻れば「経世済民」である。
そしてその為には、経済活動は道徳と切り離せない、とも述べた。
 京大名誉教授  佐伯 啓思
                                      愛媛新聞 現論から
政府の金融政策に対する信頼は成り立っていない。
政権交代すべきだろう。

2024年07月27日

鱧漁 夜通し格闘

 愛媛大の鈴木聡名誉教授(環境微生物学)によると、宇和海は夏場、海底に「底入り潮」と言う低温で栄養豊富な太平洋の深層水が入る一方、表層は黒潮由来の「急潮」と言う暖かい海水が現れ混じり合う。
その事が豊かな漁場を生み出す基になっていると言う。
1m を超す丸々と太った鱧が揚がる中、漁師歴約10年の宇都宮裕也さん(40)は「あっさり食べたいなら夏。脂がのったのが食べたいなら秋冬。腹は白より黄色の方が旨い」と教えてくれた。
                                   愛媛新聞 ワイド愛媛から
鱧の水揚げが多いらしい。
鰻も腹が黄色い方が旨い。
腹の黒い人は危ない。

「二重の危機」決断促す

 「バイデン氏はとても善良で品行方正な人物であり、大統領として素晴らしい仕事をしてきた。
だから難しい判断なのだ」。
撤退の最終判断を促した背景には民主党が恐れる「二重の危機」があった。
一つ目の危機は、大統領選と同日の議会選で「バイデン氏と一緒に落選するのは真っ平御免」とする議員個人の生存本望に起因する。
もう一つの危機は、トランプ氏がホワイトハウスに返り咲くだけでなく、上下両院とも共和党が多数派になる「権力独裁」だ。
「このままでは権力へのチェック機能がなくなる。連邦最高裁が大統領の公務は免責されると判断したが、トランプ氏はこれを『大統領になれば何をしてもいい』と解釈している可能性がある」。
先の民主党有力者はこう語る。
これが拡大解釈されれば「トランプ独裁」に道を開きかねないとの切迫感が民主党内に充満している。
トランプ氏による三権支配を是が非でも阻止したい民主党は、現職大統領の撤退で極めて稀な政治劇の最初の幕を乗り切った。
然しそれは、目的成就に不可欠な最初のハードルを乗り越えた事を意味するに過ぎない。
                                     愛媛新聞 核心評論から
トランプ独裁は良くない。

2024年07月26日

守り

 「手を繋いでくれた人とが誰だったのか、私は小さかったので覚えてない。
でもその人が求めてくれたお守りを、母がランドセルに付けてくれて小学校へ行ったんです。
中学・高校では、部活のバッグに、括り付けてくれました。
仕事を始めてからは、定期券のカード入れに繋いでくれました」
「ある時、このお守りは誰がくれたの?と母に聞いたんです。すると母は、『あなたのお母さんよ』と。
私は吃驚して、お母さん? ここにいるじゃん、と言ったんです。私は、そんな冗談止めてと笑って。
けど、本当は怖くて、それ以上聞けなかった。母も、それ以上何にも言わなかった」
「それからも、母と私の2人の生活は変わりませんでした。毎年暑い夏が来て寒い冬が来て、何時も2人でした」
「ある時、母が祇園祭に誘ってくれました。私は珍しいなあ、祇園祭は人が多くて苦手って言っていたのにと思いました。」
「段々右の大文字が見えてきました。じっと見ていると、母が言ったんです。
『あなたのお母さんは私の姉。あなたを生んで、暫くして亡くなった。あのお守りは姉があなたの為に授かった物。私は姉が大好きで、姉に、あなたを守ると約束した。でも安心して。戸籍はそのまま、私は叔母』。
私は、ぎゅーッと、母の手を握りました」
「お母さんと母、2人の守りの中で、私は守られて生きてきたんだと涙が出た。私は母と養子縁組をし、これからは私が母を守ります」
京都の八坂神社には木槿があります。
「祇園守」と呼ばれるこの木槿、中心の蕊が十文字で、それが八坂神社の護符「祇園守」に似ている事から名付けられた様。
守りの中で、守られて生きている事を、全身で感じる夏である様に思います。
 射場 和子  弁護士
                                       愛媛新聞 四季録から
母が2人いるなんて、考えられない。
もう母は居ないけど、母は1人でいいと思う。

民主政治の後退象徴

 2022年に溌表された、カリフォルニア大デービス校のギャレン・ウィンテミュートらによる世論調査で、米国人の約10% が政治的目的を達成するのに暴力行為を容認していると言う驚くべき結果が出た。
この様に、米国社会で政治的暴力の増加と、それが民主政治を揺るがすのではないかとする懸念が高まっている事を念頭に置けば、今回の銃撃事件が発生した事は、(悲しむべき事に)特段驚きではなかった。
米国で政治的暴力を引き起こす原因は何なのか。
米政治学者のネイサン・カルモーとリリアナ・メイソンは共著において複数の要因を指摘している。
中でも、党派対立の高まりは、非倫理的行動の容認や暴力的態度・行動の形成に寄与しているとされる。
即ち、民主党や共和党に愛着を抱く人々は、対立する相手を邪悪な存在と見て、お互いに反感や憎悪を抱き、時に暴力的な行動を取る事さえ厭わなくなる。
カルモーとメイソンが指摘する様に、政治的暴力は、独立戦争、南北戦争など、米国の歴史において極めて重要な局面で発生してきた。
この様に、政治的暴力の発生は、多大な犠牲を伴いつつも、時に米国の民主主義を前進させる事もあった。
今年に限っても、スロバキア、ドイツ、デンマークなどで、政治家が襲撃される事件が相次いで起きた。
日本でさえも政治的暴力が民主政治を脅かしつつあるのではないか、と言う懸念が高まっている。
 津田塾大教授  西川 賢  1975年兵庫県生まれ。 専門は米国政治。 
 著書に「分極化するアメリカとその起源」「ビル・クリントン」など。
                                     愛媛新聞 寄稿から
政治的暴力が即座に悪だとは限らない事に注意するべきらしい。
ほんまかいな?。

生真面目な理想主義者:2

 織田信長に仕えた太田牛一が書いた伝記「信長公記」、千通を超える信長発給の手紙やその写し、同時代の公家の日記などを30年以上調てきた。
それを基にした信長像を聞いた。
<何故本能寺で?>
信長は敵味方を問わず、多くの人を裏切ったと思われがちですが、実際には信じた武将や家臣に裏切られ苦境に立たされる方が多かった。
妹を嫁がせた浅井長政、大名に取り立てた松永久秀、荒木村重らがそうです。
明智光秀は四国制覇を目指す長宗我部元親との交渉窓口でした。
信長は当初、四国切り取り次第と領土拡大を認めていたのに、同じ四国の三好氏が信長に下ると、領地を安堵せざるを得なくなります。
これに従わない元親への討伐軍が編成されました。
光秀は「任されていたのに裏切られた」との思いや、自分の将来への不安が重なって、犯行に及んだと言う説も、近年注目されています。
信長として見れば、昔は敵を滅ぼしその領地を家臣に分け与えて貢献に報いてきた。
それが難しくなってきて苦労している。
「光秀だったら我慢してくれる」と言う気持ちがあったのではないか。
家臣らの不満や心情を理解し切れなかった結果の様に思います。
<革命家だった?>
信長は生真面目、古いタイプの理想主義の人物だったと感じています。
大名家の出ではなく、尾張の有力な国衆の一人に過ぎない。
朝廷や幕府に対して、強い憧れを抱いていたのでしょう。
出している手紙を見ていても、紙の種類、折り方、名前を書く位置など当時のマナーを忠実に守っています。
悔られる事を恐れ、体裁をとても気にしている。
高級品の「鴈皮紙」が手に入らないと、コウゾを加工して雁皮に似せて使っています。
天下人となった豊臣秀吉が、紙とその用い方のルールの大転換を図ったのとは大違いです。
人気者故に、様々な憶測や願望で何重にも虚像が作られた人物。
それが信長なのではないでしょうか。
 滋賀県立安土城考古博物館  高木叙子学芸課主幹
                                   愛媛新聞 歴史を旅するから
信長は生真面目な理想主義者だったらしい。
俺は行動的な天才だったと思っている。