インドネシア・フロレス島の約70万年前の地層で見付かった化石が、小型人類として知られる「フロレス原人」の上腕骨の一部と確認されたと、東京大総合研究博物館海部陽介教授(人類進化学)らの国際チームが6日、英科学誌ネイチャーコミュニケ―ションズに発表した。
これまでに世界各地で見付かった人類化石の中で最小サイズと言う。
チームによると、上腕骨は長さ約9cm で2013年に発見。
全体では20cm 余りで身長は約100cm と推定した。
約6万年前の地層から既に見付かっていた別のフロレス原人より6cm 低い。
現代人と同程度の身長があったジャワ原人が100万年前頃島に渡り、その後30万年の間に体格が劇的に小さくなって70万年に亘って維持された進化のシナリオを描く事ができると言う。
チームは「謎に包まれていたフロレス原人の進化の過程や、アジアにおける人類多様化の様相が明確になってきた」としている。
電子顕微鏡で骨の組織や構造を分析し、成人の特徴を確認した。
フロレス原人は現生人類のホモ・サピエンスが出現した5万年前頃姿を消した。
愛媛新聞 記事から
使い分けの考え方について「新しい国語表記ハンドブック」(三省堂)は、「戦う」を「武力や知力などを使って争う。勝ち負けや優劣を競う」、
「闘う」を「困難や障害などに打ち勝とうとする。闘争する」とします。
共同通信の手引きは使い分けの例に、戦は「意見を戦わせる」「言論の戦い」、
闘は「基地返還の闘い」「病魔と闘う」などを示します。
手引きは「戦う」に武器を持ってする剣道、フェンシング、長刀、
「闘う」に格闘する柔道、相撲、テコンドー、ボクシング、レスリングを例示します。