2021年03月21日
新人研修 〜入社後〜
こんばんは。DIMNというものです。
以前、新人研修 〜入社前編〜という記事を書きましたが、
その続きをかきます。
無人島に行くとかよりはマシですが、ブラック度は非常に高かったです。
〜目次〜
宗教っぽい研修カリキュラム
細かく書くと特定されるので、ザックリ記載します。
期間:4月〜6月(3ヶ月)
内容:社訓暗記、大声を出す練習、ビジネスマナー、技術研修
勤務時間:9時〜18時(表向きは)
社訓暗記と大声を出す練習はセットで、
声が枯れるまでひたすら大声を出す内容でした。
社訓もですが、朝の挨拶も声が少しでも小さいと説教されました。
ある日、「今の5倍の声を出してください」と言われました。
当然5倍の声は出ません。せいぜい1.1倍くらいです。
ところが講師からは「君たちは5倍の声を出しなさいという業務指示に背きました」という名目で、2時間以上に渡る説教を受けました。
きっとこういうカリキュラムなんだろうなと思いこの時点で諦めました。
「教えてくれる」という概念はない
大声を出す以外の研修はもちろんありますが、
基本的に課題と、明らかに守れないような期限が課されるだけです。
技術研修だとJavaとかを教わるようなイメージだったのですが、
そういうのは全くありませんでした。
講師陣のレビューはあるのでズルとかはできませんでした。
レビューというのも、恐らくカリキュラム的に必ず一度は落とすようにできているみたいで、全員苦戦しました。
ただ、技術研修に関してだけはこういう進め方もありだと思いました。
家に帰らせてもらえない点を除けば・・・
退社時間は23時
研修課題も「これは納期と同等のものです。守れないと社内からもお客様からも信頼を失う」と散々脅されました。
また、「君たちがどうしても望むのなら研修室を特別に23時まで解放します」と講師陣が行ってきました。
これは、残ってでも終わらせろという意味と、自主的に会社にいるだけなので残業でなはいという、二つの意味がありました。
繰り返し「君たちは会社に貢献していないのにお金を貰ってるんですよ!」と
恩着せがましく言われました。
最初は定時で帰ろうとしましたが、講師に脅され帰れませんでした。
また、同期の女性が「どうしても病院に行きたい」と講師に頭を下げてた時も、
「それは仕事よりも大事なのか?」「今日行く必要があるのか?」と脅迫されていました。
結局諦めて23時まで毎日残って課題を進める日々になりました。
定時以降も、随時の報連相を講師陣に求められ、明らかに業務指示が飛び交っているのにとても理不尽でした。
後から知ったのですが、講師たちも残業代を貰わずにやってたそうです。
これを聞いた私の感想は「気持ち悪い」の一言だけでした。
ちなみに課題が終わらなかった人々は社長、部長の前に叩き出され、
3分間頭を下げ続けたそうです。
翌年は改善されたらしい
ちょうど働き方改革という言葉が流行り出しており、
流石に問題に感じたのか、翌年は定時で帰らされていたらしいです。
ただ大声を出す文化は健在で、
本当は23時くらいまで研修やって根性論をやりたいんだろうな〜と感じました。
最後に
私のエピソードは働き方改革が謳われるギリギリ前で、コロナ前でもありました。
コロナ時代ではこういう頭の悪い研修は通用せず、無くなっていくと思います。
私はリモートでの新人研修を経験した事ないので、
新世代の皆さんにはリモート研修のエピソードを世に広めて頂きたいです。
以上、ありがとうございました。
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