2016年02月16日
ディアボーイズの続きが見てみたい42話 〜挑発プレー〜
パス回しを行い、保科にボールが回ってきた。
田沢「俺がマークに行く。ちょっとルーキー君と遊んでくるわ」
表情は笑い、楽しんでいる。
トーヤ「さ〜て、杏崎パワーも注入したし、こっから面白くなるんじゃない?」
観客席では、杏崎の方を見ている客がいた。どうやら、保科の彼女と思われているようだ。
杏崎「もう、トーヤ君余計な事しないでよ・・」
トーヤ「ごめん」
ボールを受けた保科は高いドリブルを行う。いつでも取れそうなドリブルであった。
田沢(ん?どうしたんだ?このドリブル)
保科「あっ」
ドリブルのコントロールが出来ず、つま先に当たって、ルーズボールとなる。
右側にこぼれたルーズボールを取ろうと田沢が動くが、
ガシッ。
薬師丸がスクリーンに入っていた。
ルーズボールに自ら飛び込みボールを取る保科。
田沢が取ると思い、一瞬で速攻の準備に入ってるダンク栃木のメンバー。
その「一瞬」の陣形の乱れをついて、保科がゴール下に切り込む。
田沢「ちっ、スイッチ」
既にゴール下に切り込んでいる保科。
マークが間に合わず。
ガンッ!!ダンク炸裂
観客「おおおおお、なんかすげ〜じゃん。」
「一気に切れ込んじゃったよ」
「うち(ダンク栃木)相手にいきなりダンクってやるじゃん」
観客席で拳を握っている飯嶋先生
(よくやった保科。一発目をダンクで決めるなんて。さすが悪ガキ軍団のエースだ)
教え子のデビューを教えてもらい、こっそりと見に来ていた飯嶋であった。
トーヤ「ひゅ〜やる〜〜。ああいうプレーさせたら日本一だね」
杏崎「確かに。プレーそのものは挑発的なものですが、保科さんのあの動きで、ディフェンスのリズムが崩れました。また、ファールになるかもしれないドンピシャのタイミングでの薬師丸さんのスクリーン。信じ合っていないと出来ない二人ならではのトリックプレーだと思います」
観客席に手を振る保科
「さっとみちゃ〜ん!!見た俺の愛のダンク!次もすげ〜のブチ込むからね」
右手で顔を隠して恥ずかしそうな顔で下を向く杏崎
(あれさえなければな〜もう〜。恥ずかしい)
田沢「やるじゃん。ルーキー君。でも次はね〜ぜ」
保科「さとみちゃんが見に来てくれたんだ。次も決めなきゃなんね〜んだよ」
ダンク栃木の攻撃は田沢があっさりと決める
次の攻撃では、3ポイントラインの外で薬師丸がボールを受け取った。
下手くそなドリブルで中へ切れ込むが、すぐに止められる。
パスを出して、ボールを中に入れる。マークがキツくミドルの保科へ戻し、すぐに強引なショット。
不意なシュートに反応していない田沢
ガンっ。シュートは外れる。
「リバウンド〜〜」
と、コートで叫んでいる時に既に空中に巨体がいた。
センター薬師丸のランニングリバウンドだ。
保科「げ〜ん、短めに打ったんだから絶対決めろよ」
ランニングリバウンドだけでなかった。そのまま取ったボールを叩き込む。
ど〜か〜ん。リバウンドダンク炸裂
「おおおおお、ダンク2連発だ。やるじゃね〜か、あの若いの二人」
田沢(まさか、狙っていたのか?)
薬師丸「唯斗、ナイスぱぁ〜す」
ハイタッチする二人。
ど派手なプレーで観客を魅了する
杏崎「観客が一気に騒ぎましたね。これが保科唯斗の力ですね」
トーヤ「そうだね。本牧とやる時は常にやりにくかったっしょ。保科さんの派手なプレーは会場を盛り上げるんだよね」
しかし、次の攻撃であっさりとレイアップを決められる。
派手ではないが、確実に2点を返される。
杏崎「それでもまだ、実力の差が開いているようですね。会場を暖めても何も変わらない・・・」
トーヤ「プロか・・・」
その後、保科の挑発的かつ派手なプレーで得点は出来るが、そこまで。
第3クオーター終了で交代であった。
保科 得点6
薬師丸 得点4
一瞬だけど見せ場は作れた二人だが、試合は負けた。
派手で目立てたものの
二人のホロ苦いデビューとなった
DEARBOYS NEXT
田沢「俺がマークに行く。ちょっとルーキー君と遊んでくるわ」
表情は笑い、楽しんでいる。
トーヤ「さ〜て、杏崎パワーも注入したし、こっから面白くなるんじゃない?」
観客席では、杏崎の方を見ている客がいた。どうやら、保科の彼女と思われているようだ。
杏崎「もう、トーヤ君余計な事しないでよ・・」
トーヤ「ごめん」
ボールを受けた保科は高いドリブルを行う。いつでも取れそうなドリブルであった。
田沢(ん?どうしたんだ?このドリブル)
保科「あっ」
ドリブルのコントロールが出来ず、つま先に当たって、ルーズボールとなる。
右側にこぼれたルーズボールを取ろうと田沢が動くが、
ガシッ。
薬師丸がスクリーンに入っていた。
ルーズボールに自ら飛び込みボールを取る保科。
田沢が取ると思い、一瞬で速攻の準備に入ってるダンク栃木のメンバー。
その「一瞬」の陣形の乱れをついて、保科がゴール下に切り込む。
田沢「ちっ、スイッチ」
既にゴール下に切り込んでいる保科。
マークが間に合わず。
ガンッ!!ダンク炸裂
観客「おおおおお、なんかすげ〜じゃん。」
「一気に切れ込んじゃったよ」
「うち(ダンク栃木)相手にいきなりダンクってやるじゃん」
観客席で拳を握っている飯嶋先生
(よくやった保科。一発目をダンクで決めるなんて。さすが悪ガキ軍団のエースだ)
教え子のデビューを教えてもらい、こっそりと見に来ていた飯嶋であった。
トーヤ「ひゅ〜やる〜〜。ああいうプレーさせたら日本一だね」
杏崎「確かに。プレーそのものは挑発的なものですが、保科さんのあの動きで、ディフェンスのリズムが崩れました。また、ファールになるかもしれないドンピシャのタイミングでの薬師丸さんのスクリーン。信じ合っていないと出来ない二人ならではのトリックプレーだと思います」
観客席に手を振る保科
「さっとみちゃ〜ん!!見た俺の愛のダンク!次もすげ〜のブチ込むからね」
右手で顔を隠して恥ずかしそうな顔で下を向く杏崎
(あれさえなければな〜もう〜。恥ずかしい)
田沢「やるじゃん。ルーキー君。でも次はね〜ぜ」
保科「さとみちゃんが見に来てくれたんだ。次も決めなきゃなんね〜んだよ」
ダンク栃木の攻撃は田沢があっさりと決める
次の攻撃では、3ポイントラインの外で薬師丸がボールを受け取った。
下手くそなドリブルで中へ切れ込むが、すぐに止められる。
パスを出して、ボールを中に入れる。マークがキツくミドルの保科へ戻し、すぐに強引なショット。
不意なシュートに反応していない田沢
ガンっ。シュートは外れる。
「リバウンド〜〜」
と、コートで叫んでいる時に既に空中に巨体がいた。
センター薬師丸のランニングリバウンドだ。
保科「げ〜ん、短めに打ったんだから絶対決めろよ」
ランニングリバウンドだけでなかった。そのまま取ったボールを叩き込む。
ど〜か〜ん。リバウンドダンク炸裂
「おおおおお、ダンク2連発だ。やるじゃね〜か、あの若いの二人」
田沢(まさか、狙っていたのか?)
薬師丸「唯斗、ナイスぱぁ〜す」
ハイタッチする二人。
ど派手なプレーで観客を魅了する
杏崎「観客が一気に騒ぎましたね。これが保科唯斗の力ですね」
トーヤ「そうだね。本牧とやる時は常にやりにくかったっしょ。保科さんの派手なプレーは会場を盛り上げるんだよね」
しかし、次の攻撃であっさりとレイアップを決められる。
派手ではないが、確実に2点を返される。
杏崎「それでもまだ、実力の差が開いているようですね。会場を暖めても何も変わらない・・・」
トーヤ「プロか・・・」
その後、保科の挑発的かつ派手なプレーで得点は出来るが、そこまで。
第3クオーター終了で交代であった。
保科 得点6
薬師丸 得点4
一瞬だけど見せ場は作れた二人だが、試合は負けた。
派手で目立てたものの
二人のホロ苦いデビューとなった
DEARBOYS NEXT
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4740028
この記事へのトラックバック