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2016年09月17日

ディアボーイズの続きが見てみたい101話  〜誰なんだよ。こいつ〜

次の青南の攻撃もまともにボールを運べないまま、ターンオーバー。


西村は全力で湯川のマークへ。


高階(3点だけじゃね〜って、見せちゃえ)


ダム。ダダムダム


高階がドリブルのリズムを変えた。


それに呼応するかのように、湯川がゴール下へ切れ込む


西村(はぇ〜〜。ついていけね〜)



会場
「おおおお」



高階ゴール付近へパスを上げる


シュッ


藤原「派手なやつだ」
哀川「トーヤもエンタテイナーだからね」


空中で受け取った湯川はそのままリングにボールを叩き込む


ドカン  ピーーーーー


会場
「おおおお。アリウープだ」



「バスケットカウントワンスロー」



「おおおお、更にバスカンつきじゃん」
「何だあいつ。誰だよ」
「しらね〜よ」
「誰なんだよ。こいつ。もうむちゃくちゃじゃん」
「バスカンってまた3点入るじゃん」
「ありえね〜ってあんなダンク」



この一連のプレーで会場からは、二度の歓声が起きていた。


二度目の歓声は、派手なアリウープ。観客達はそれに魅了され、思わず声が出た。


そして、初めの歓声はダンクをする前。高階がパスを出す寸前に会場から飛び交った歓声である。
こちらは記者席と、強豪校の偵察隊から出た声だった。


その声が出た理由は湯川のスピード、派手なダンクよりも、その過程に驚きの声が上がっていた。


派手なダンクで気付かぬものはいたが、西村を振り切った湯川のスピードは、日本の高校バスケット界ではトップクラス。NBAからスカウトが来るぐらいの凄まじいスピードは、誰が見ても一級品であった。


観客席で見ている湘南大相模のメンバーは、この時よりフザケる事なく、最後まで試合を真剣に見る事になる。



奥村「哀川クラスだ・・・」


榊原「はい。去年の哀川君のドライブ並です。いや、それ以上かも・・・」


奥村「さすがに哀川以上はないでしょう。ただ・・・」


榊原「ただ?」


奥村「高階のパス。あのタイミングは何とも言えないパスだった。藤原とも何か違う・・・」



榊原「哀川世代では、ゲームマスターとして沢登君がいました。どちらかというと『剛のパス』というイメージが強かった。自らがコントロールしたゲームをするためです。それに対して藤原君、パスそのものは剛速球ですが、受け手を導くパスだった『柔のパス』であったといえます」


奥村「そこにあの哀川和彦がドンピシャで突っ込むわけですからな・・・」


榊原「はい。高階君のパスはそのどちらでもない・・・」


奥村「・・・と言いますと・・・」


榊原「うまく言えませんが、ゲームマスターとしての「剛」のパスと、本来の彼の「柔」の性格が融合するような・・・更に、このチームは湯川君もゲームコントロールをできる。高階君だけがパスコースを考え導くのではなく、湯川君も半分それをする事ができる」


奥村「?? よくわかりませんが、高階と湯川が、半々の役割をできるという事ですかな・・・」


榊原「はい」
(ただ、この二人の連携はまだ日が浅い・・そこまでを求めるのは・・・でも、この二人は将来、とんでもないコンビになる予感がする)



コートではフリースローが決まり、
50対48


開始32秒だった。


DEARBOYS NEXT




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