新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2016年02月12日
ディアボーイズの続きが見てみたい40話 〜保科唯斗も緊張します〜
場所は栃木県。今日はダンク栃木と西宮キングスの公式試合
「次レイアップ行くぞぉ〜」
「うぃ〜〜」
パス パス パス
一発も外れずにレイアップシュートが決まっている。
ダンク栃木は元NBAプレイヤー「田沢竜太」が所属する人気チーム。日本人で初めてNBAプレイヤーとなった彼は有名人。バスケの人気がまだそれほどない日本でも彼の名前を知らない人間はいない。
ガンッ。
レイアップシュートを外す保科。
「あっ」
キャプテン「おい、何やってんだ。保科」
保科「すみません」
さすがの保科も緊張している。
高校時代の試合は勝ち負けではなく、ウィークポイントを発見できれば納得できる部分もあった。
ただ、ここはプロの世界。
試合ではチケットを購入して見に来てくれるお客さんに、良いプレーを見せる事を求められる。
そして「勝ち負けも」だ。
初めての空気に保科と薬師丸は空気に飲まれていた。
アップが終わり、チアガールが会場を盛り上げている。
保科(落ち着け・・・何やってんだ。せっかく一軍のチャンスがもらえらたんだ)
薬師丸「・・・・・」
二人はベンチスタート。
試合は始まった。
田沢を中心にアシストを連発され、1クオーターは19対12で終了。
それでもダンク栃木は余力を残していた。
2クオータースタートと同時の仕掛けた西宮キングス。スタート5分で22対22と追いつくが、前半の見せ場はここまで。
様子見を終わった田沢が一気に攻め込む。
独特のリズムのドリブルはNBAでも通用するレベル。
今の日本ではレベルが一つ抜けている。そう「今の日本のレベルでは」である。
4年後、このレベルに匹敵するルーキー達が各球団に入団していく。過去を振り返り、日本代表の平均年齢が最も低くなる時がやってくるのだ。
さて、田沢の猛攻を止める事ができず、2クオーター終了時35対24で終了する。
ハーフタイム
監督「うし、まだまだいけるぞ。前半を11点差で折り返した。安全圏には入っていない相手の方が焦っている。ここから盛り返すぞ」
一同「おお!!!」
監督「おい、後半スタートに保科、薬師丸行くぞ。思いっきり攻めろ」
保科「えっ、俺・・・は、はい」
薬師丸「はい」
監督「第3クオーターで一気に点差を詰める。心配するな。お前等の役目はそのオフェンス能力だ。4クオーターは先輩達に任せろ。全ての体力をここで使い果たすつもりでやるんだ」
保科・薬師丸「は、はい」
薬師丸「おぉ〜し、唯斗やるぞ。俺達の力を見せつけるんだ」
保科「あ、ああ」(ちょっと待て、俺緊張してね〜か。なんか、こんな気持ち初めてだ)
ハーフタイムも終わり、後半が始まる
チアガールによって、会場は盛り上がっていた。
「いけいけダンク!!おせおせダンク!!い〜け、お〜せ、だ〜ん〜く!!」
「こっからいっちゃって!!」
「たざわく〜ん。すごいの見せてぇ〜〜」
観客席の応援は言いたい放題。
薬師丸「悪者慣れしてる俺達にゃ、このアウェーの雰囲気の方がやりやすいな」
保科「あ、ああ」
薬師丸「どうした?唯斗。お前もしかして緊張してるのか?」
保科「い、いや。そんな事はないんだけど、何かこう、落ち着かなくてよ」
薬師丸「ははは。それを緊張してるって言うんだよ。監督も言ってたじゃね〜か。できる事を思いっきりやるだけでいいんだ。思いっきりやろうぜ」
保科「ああ」
後半が始まる。
キングスボール。ボールを回しながら、中の薬師丸に入った。
「お、でかいのかかってこいよ」
薬師丸「誰が、でかいのだ。デカイだけじゃね〜んだぜ」
パワードリブルで押し込む薬師丸
(おっ、こいつなかなかのパワーじゃね〜か)
薬師丸「こいつをくらえ!!」
スピンムーブでフロントターン。そこからシュートに向かう薬師丸
(おせ〜よ。そのスピードのターンなら、ブロックして下さいって言っているようなものだぜ)
バシッ!ブロックショット炸裂。
薬師丸「なに!!」
観客「すげ〜ブロックショット!速攻だぁ〜〜」
田沢にボールが渡り速攻。保科が追いついている。
監督(やっぱりスピードは早いな。ただ、田沢のレベルを止める事はできない。保科肌で覚えろ。お前はうちのエースになる男だと思っている。今はトップレベルを体感しろ)
保科「こい、止めてやる」
田沢「・・・・・」(こいつがあの悪ガキ軍団か・・・榊原さんから聞いてるよ)
薬師丸「ゆいとぉ〜〜止めてやれ」
田沢のドリブルをよく見ている保科。ドリブルのタイミングを見てスティールを狙っている。
保科(哀川よりおせ〜。何だ。哀川を見ていたおかげなのか?これぐらいなら止められる)
向かい合う二人。
タイミングを合わせてスティールをしようとしている保科。
保科(??いない・・どこいったんだ??)
薬師丸「何やってんだ。ゆいとぉ〜。もう抜かれてるぞ!!」
保科「・・?抜かれてる?え?どこ??田沢がいない」
保科は田沢を見失っていた。
パス。レイアップを決める田沢。
観客「うわぁぁぁぁ!!はぇ〜〜〜。さすが田沢。新人君、びびっちゃってんじゃね〜の」
後ろを見る保科(俺、いつ抜かれたんだ?さっきまでボールを見てたのに。取れると思ったのに)
観客席で冷静に見ている高階と杏崎がいた。
DEARBOYS NEXT
「次レイアップ行くぞぉ〜」
「うぃ〜〜」
パス パス パス
一発も外れずにレイアップシュートが決まっている。
ダンク栃木は元NBAプレイヤー「田沢竜太」が所属する人気チーム。日本人で初めてNBAプレイヤーとなった彼は有名人。バスケの人気がまだそれほどない日本でも彼の名前を知らない人間はいない。
ガンッ。
レイアップシュートを外す保科。
「あっ」
キャプテン「おい、何やってんだ。保科」
保科「すみません」
さすがの保科も緊張している。
高校時代の試合は勝ち負けではなく、ウィークポイントを発見できれば納得できる部分もあった。
ただ、ここはプロの世界。
試合ではチケットを購入して見に来てくれるお客さんに、良いプレーを見せる事を求められる。
そして「勝ち負けも」だ。
初めての空気に保科と薬師丸は空気に飲まれていた。
アップが終わり、チアガールが会場を盛り上げている。
保科(落ち着け・・・何やってんだ。せっかく一軍のチャンスがもらえらたんだ)
薬師丸「・・・・・」
二人はベンチスタート。
試合は始まった。
田沢を中心にアシストを連発され、1クオーターは19対12で終了。
それでもダンク栃木は余力を残していた。
2クオータースタートと同時の仕掛けた西宮キングス。スタート5分で22対22と追いつくが、前半の見せ場はここまで。
様子見を終わった田沢が一気に攻め込む。
独特のリズムのドリブルはNBAでも通用するレベル。
今の日本ではレベルが一つ抜けている。そう「今の日本のレベルでは」である。
4年後、このレベルに匹敵するルーキー達が各球団に入団していく。過去を振り返り、日本代表の平均年齢が最も低くなる時がやってくるのだ。
さて、田沢の猛攻を止める事ができず、2クオーター終了時35対24で終了する。
ハーフタイム
監督「うし、まだまだいけるぞ。前半を11点差で折り返した。安全圏には入っていない相手の方が焦っている。ここから盛り返すぞ」
一同「おお!!!」
監督「おい、後半スタートに保科、薬師丸行くぞ。思いっきり攻めろ」
保科「えっ、俺・・・は、はい」
薬師丸「はい」
監督「第3クオーターで一気に点差を詰める。心配するな。お前等の役目はそのオフェンス能力だ。4クオーターは先輩達に任せろ。全ての体力をここで使い果たすつもりでやるんだ」
保科・薬師丸「は、はい」
薬師丸「おぉ〜し、唯斗やるぞ。俺達の力を見せつけるんだ」
保科「あ、ああ」(ちょっと待て、俺緊張してね〜か。なんか、こんな気持ち初めてだ)
ハーフタイムも終わり、後半が始まる
チアガールによって、会場は盛り上がっていた。
「いけいけダンク!!おせおせダンク!!い〜け、お〜せ、だ〜ん〜く!!」
「こっからいっちゃって!!」
「たざわく〜ん。すごいの見せてぇ〜〜」
観客席の応援は言いたい放題。
薬師丸「悪者慣れしてる俺達にゃ、このアウェーの雰囲気の方がやりやすいな」
保科「あ、ああ」
薬師丸「どうした?唯斗。お前もしかして緊張してるのか?」
保科「い、いや。そんな事はないんだけど、何かこう、落ち着かなくてよ」
薬師丸「ははは。それを緊張してるって言うんだよ。監督も言ってたじゃね〜か。できる事を思いっきりやるだけでいいんだ。思いっきりやろうぜ」
保科「ああ」
後半が始まる。
キングスボール。ボールを回しながら、中の薬師丸に入った。
「お、でかいのかかってこいよ」
薬師丸「誰が、でかいのだ。デカイだけじゃね〜んだぜ」
パワードリブルで押し込む薬師丸
(おっ、こいつなかなかのパワーじゃね〜か)
薬師丸「こいつをくらえ!!」
スピンムーブでフロントターン。そこからシュートに向かう薬師丸
(おせ〜よ。そのスピードのターンなら、ブロックして下さいって言っているようなものだぜ)
バシッ!ブロックショット炸裂。
薬師丸「なに!!」
観客「すげ〜ブロックショット!速攻だぁ〜〜」
田沢にボールが渡り速攻。保科が追いついている。
監督(やっぱりスピードは早いな。ただ、田沢のレベルを止める事はできない。保科肌で覚えろ。お前はうちのエースになる男だと思っている。今はトップレベルを体感しろ)
保科「こい、止めてやる」
田沢「・・・・・」(こいつがあの悪ガキ軍団か・・・榊原さんから聞いてるよ)
薬師丸「ゆいとぉ〜〜止めてやれ」
田沢のドリブルをよく見ている保科。ドリブルのタイミングを見てスティールを狙っている。
保科(哀川よりおせ〜。何だ。哀川を見ていたおかげなのか?これぐらいなら止められる)
向かい合う二人。
タイミングを合わせてスティールをしようとしている保科。
保科(??いない・・どこいったんだ??)
薬師丸「何やってんだ。ゆいとぉ〜。もう抜かれてるぞ!!」
保科「・・?抜かれてる?え?どこ??田沢がいない」
保科は田沢を見失っていた。
パス。レイアップを決める田沢。
観客「うわぁぁぁぁ!!はぇ〜〜〜。さすが田沢。新人君、びびっちゃってんじゃね〜の」
後ろを見る保科(俺、いつ抜かれたんだ?さっきまでボールを見てたのに。取れると思ったのに)
観客席で冷静に見ている高階と杏崎がいた。
DEARBOYS NEXT
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image